経済活動と農的暮らしをどう両立させるか?

【経済活動と農的暮らしをどう両立させるか?】

(脳内たれながし)

そんなようなことを、よく考える最近です。

この間、四万十町主催のチャレンジアワードというイベントでプレゼンしてきました。残念ながら大賞ならず。いろんな人に相談に乗ってもらって、かなり時間をかけて準備して臨んだんです。自分的には。なので正直なところ悔しい体験でした。でも、それでよかったんです。きっと。中学校の頃、先生に当てられた問題が答えられなくて恥ずかしい思いをすることとかあるじゃないですか。でもそういう問題の方がよく覚えてたりする。それと同じです。悔しい思いをしたからこそ、何がダメだったのかたくさん考えました。 

あ、関係ないけど、ジャッジされるってやっぱり痛いですね。「選ばれない」「評価されない」=「自分という存在は足りないものがある。だから俺はダメなんだ」が無意識下で自動的に発動しちゃって。こうなると表面上起きていること以上のダメージです。笑

数日経って落ち着いてから内側解剖。傷見て共感もらって処置完了。こういう小さな傷を溜め込むと膿んじゃうので一つ一つプロセスするのが大切ですね。NVCやっててよかった。ジャッジは悪ではないんだけど、過去の体験から自分の存在意義みたいなところと一緒に脳内回路が自動発火しちゃって痛い。この痛みを看るプロセスを踏めたからこそちゃんと収穫できた気がします。

それで本題に戻ると、経済資本主義というメインストリームの力を活かすことが大事だよねって話です。パーマカルチャーはカウンターカルチャーからの流れの文化です。農的暮らしをしている友人たちも、その流れを汲んでいる人が多かったりします。経済至上的な忙しい社会から離れて、スローに豊かに生きる生き方です。ど真ん中の源から生きれば不思議と必要なものは巡ってきて、豊かに生きられる世界が確実にあるということを僕はこの数年で身をもって体験して確信を持てています。でもその世界って、ある程度覚悟を持って色々手放せる人じゃないと飛び込めないと思うんですよね。で、それだとなかなか社会って変わらないんじゃないって思うんです。いや、正確には変わらないことはないしその道からでもいけると思ってるんですけどね。まぁそれは置いておいて。

プレゼンを見た友人から「航平は起業家魂あるもんなぁ」って言われました。いやいや、のんびり生きたいし大したことは成し遂げてないし起業家なんて畏れ多いですが、確かに僕は僕のどこかでこういうのが好きなんだと思います。

「いかしあうつながり」を社会と自分で当てはめたときに、経済資本主義という大きなエネルギーの流れを活かせるポジショニングで楽しみたいんです。パーマカルチャーにおける農と同じです。自然遷移に逆らって農業するんじゃなくて、自然遷移の流れを活かして作物を育てようよってやつです。相手の力を使う合気道みたいなやつです。だから、資本主義に中指立てるでもなく、離れるでもなく、依存するでもなく、この大きなエネルギーを自分が生きたい世界をつくるのに活かすことこそがパーマカルチャー的で美しいなぁと思うんです。

もちろん経済資本に依存した地球を消費する暮らし方は不健康だと思います。「経済成長し続けなければならない」という資本主義の前提に振り回されては本末転倒です。なので、豊かな生活を経済資本に依存することなく営める環境づくりは大切なんです。

ということで、最近は経済活動と農的暮らしを両立させるにはどうしたらいいかなーってことをよく考えております。

地球で美しく暮らすことが仕事になる世界です。雑にいうと「自給自足をすると楽しいし稼げる」みたいな社会です。

地球と共に暮らすのは、時間がかかります。最初のうちは特に。だから、暮らすことそのもの、もしくはその延長が経済がめぐることにつながるといいのかなぁと漠然と思っています。

「ここならニーズあるからお金かけてカフェつくっても全然ペイするよね」みたいなノリで、ペイできちゃうから暮らしづくりにリソースをかけられる環境がつくれるといいですよね。

暮らしの体験プログラム、いい線いってるとは思うんだけどなぁ。

ビジネスってほんと難しいですね。話聞いてくれる人とか、アドバイスくれる人とか、手伝ってくれる人とか、募集しております◎

以上、脳内垂れ流しでお送りしました。

プレゼンの様子は以下からどうぞ。

1:26:30くらいから発表してます。

https://www.youtube.com/watch?v=oLNjMeY-U2Y

写真は最近初めて行った秋田県の超巨大なまはげ。五城目町、素敵なまちでした

世界は見たものでできていく。参考になる事例を見にいくのは大事ですね

感想を聞かせてくれるのが一番のサポートです◎