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ラボ日記(令和6年2月14日)生活分野のWGを実施しました。

令和6年2月14日(月)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約30名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

 本日は、かがわDX Labにおける生活分野の研究項目「マイナンバーカードを活用した官民共創引越し手続きのワンストップ化WG」を開催しました。
本日のWGでは、幹事団体から、1月下旬に開始した実証実験の進捗確認と、一部再実証が必要になった部分ついての報告がありました。

(各検証項目の進捗状況等)
検証①:転出者、転入者にとって最適な導線
 モニターからの事前アンケート結果の速報値の報告があり、追加のモニターのアンケート結果をあわせて、成果報告会において発表する旨の報告がありました。
 また、システムトラブルによりモニターの多くが実証実験に参加できなかった事案が発生したため、期間を別に設けて再実証を行う報告があり、再実証にあわせて、実証参加事業者や自治体の協力を得て、実証可能な参加日の拡大を図ることとしました。

検証②:受け手事業者データ受領の機能性向上
 各事業者への共通データ項目ヒアリング結果にもとづく方向性案の報告がありました。
 その中で、「共通項目入力画面を挿入する案」及び「取得済の項目を再入力させないという考えにもとづく入力項目の動的制御を行う案」が示され、利用者にとって負担が少ない方法を引き続き検討していくこととなりました。
 今後はシステム実証後のヒアリングを行い、既存の申請方式との合流方法や事業者にとっては、自治体への引越申請とあわせて、早期に申請を受領する機会となる本取り組みにおける効果等の検討・具体的化を図ることとしました。

検証④:地域活性化に資する官民連携において、あるべきサービス提供体制
引越しワンストップサービスの社会実装に向けた官民・民間連携でのサービスモデル構築についてアンケート、ヒアリングの実施結果について報告がありました。
 参加者からは、まずは引越し手続きのサービスをメインとして、多くの方に本サービスを使用していただくとともに、ビジネスモデルとして成立させるためのマネタイズの仕組みが必要という意見があり、引き続き引越しワンストップサービスに関連して発生する周辺手続きのワンストップ化や、官民連携・民間連携によりさらに便利になることが見込まれるサービスを提供する仕組みについて検討を進めることになりました。

 実証実験の結果及びこれまでのワーキンググループにおける議論の内容を踏まえて、質の高い住民サービスにつなげられるよう検討を重ねていきます。

 今後もかがわDX Labの活動は、noteで引き続き情報発信をしていきます。


※かがわDX Labの役割、施設の概要、施設利用料金などについては、かがわDX Labのホームページをご覧ください。
https://kagawadxlab.pref.kagawa.lg.jp/

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