フィルムカメラがすき

中学校の修学旅行に連れて行ったカメラは、フィルムカメラでした。

そのカメラは、父親所有の富士フイルム製のコンパクトなカメラでした。
35mmフィルムも、当時はそれほど高価ではありませんでしたし、現像同時プリントも今ほど高くはない時代でした。

今、フィルムを購入し、現像と同時プリント(L判)をお願いすると、合わせて2千円くらいかかります。

※参考:現像代648円、同時プリント1枚38円×24枚=912円、フィルム代400円くらい

それでも、私はフィルムカメラが好きです。
なぜ好きなのかを書いてみたいと思いますが、うまく伝わるかどうか、自信は無いです。

昔の高いフィルムカメラが、今は安く手に入れられる

一眼レフカメラの世界に飛び込もうとした私は、いろいろ迷った結果、ニコンのD3000というデジタル機種を買いました。

その流れで、ニコンのレンズやボディを買うようになり、その流れでフィルムカメラもニコンのF100を中古で買いました。

発売当時は定価で20万近かったカメラが、今や中古で2万円以下で買えてしまいます。今の時代ならではという感じがします。

その後は、ペンタックスの645という中判フィルムのカメラを買ったり、ローライのXF35(このノートのカバー写真に写っているカメラです)を買ったりしました。

お気に入りのフィルム写真

フィルム写真が好きな理由の一つは、やっぱり撮れた写真が好きだからです。

というわけで、私がこれまでに撮影したフィルム写真の中でも気に入っているものを紹介したいと思います。

まずは大森山動物園で撮った写真から。

ネガフィルムは、カラーだけでなくモノクロもありますよ。

モノクロ写真は光の陰陽だけで画を表現するので、カラーとは全然違う楽しみがあります。
基本的には逆光が楽しいです。

この写真は、観覧車が逆光によって暗く写ることで、結果的にカラー写真なのにモノクロっぽくなっていて、でも空は青いという、手前味噌ですが面白い一枚だと思っています。

デジタルと違って、色がクッキリ出ていないというか、いわゆる軟らかい色合いになっているのが、フィルムの好きなところです。

これは秋田市雄和のダリア園です。

撮った後にフォーカスが合っていたかどうかすぐに確認できないので、ややソフトフォーカスな写真になっていたりすることもあります。

撮る時は「ちゃんと撮れているかな」というドキドキ感があり、現像後は「こうなってたかー」と答え合わせする楽しみがあります。デジタルで敢えてこういった体験をしたいと思う方はなかなかいないだろうと思います(デジタルは便利さが売りです)。

これは期限済みフィルム(使用期限を過ぎたフィルム)で撮影した岨谷峡。
色合いがちょっとおかしい(暗い?)のですが、これはこれで味があって私は好きです。

これは、秋の男鹿で撮れた、天使のはしごです。
デジタルだともっとクッキリと光の射し込みが表現できたのかもしれません。

またまた大森山動物園ですが、フィルムの1枚目(0枚目と言うべきか)はこんな感じになることがあります。白くなっている部分は、フィルムをカメラにセットする時点ですでに露光してしまっているのです。でも、これはこれでアーティスティックな感じがして面白くないですか?

赤いものを敢えてモノクロで撮ってみる、というのもまた楽しいです。
白いのはもちろん雪です。雪は当然ながら白く写ります。

これは、ペンタックスの645という中判カメラで撮りました。縦横比が35mmフィルムと違うのが面白いところです。そしてキョン(動物)かわいい。

これはロモグラフィーのベルエアというカメラで撮りました。
中判カメラなのですが、フォーマットが正方形なんですよ。インスタっぽいですよね。

そして、多重露出という面白いことをやっています。違う画をフィルムの同じ場所に撮ると、こういう感じになるんです。
デジタルカメラでもできないことはないんですが、アナログなフィルムカメラでやるからこそ意味があるように私は思ってしまいます。

これは、にかほ市の元滝伏流水を撮った写真です。
三脚を立てて、そーっとシャッターを操作したのを覚えています。
結局まともに撮れていたのはこれを含めて3枚程度で、撮っている最中も「これでちゃんと撮れたのかな〜」と不安になりながら何度も撮り直した記憶があります。

田沢湖の潟分校で撮った一枚です。
ローライのXF35で撮りました。古いものは古いカメラで撮ると、味が出る。そんな気がします。

フィルムはフィルムの楽しさがある

私の思うフィルムの楽しさの多くは「写真の柔らかさ」と「不便さ」です。

不便さというのは、その場で撮影の成否が解らなかったり、感度がフィルムで決まってしまったり(デジタルはカメラ側で調整できます)、といったところです。
不便であることを楽しむという行為は、もはや写真という結果ではなく、撮影という過程に重きを置いていることになります。かなりの道楽感がありますが、デジタルが当たり前になった今だからこその楽しみ方だと思っています。

柔らかさについては、デジタルカメラで撮った写真の色合いなどを調整すれば近いものを得られるとは思いますが、やはりどこか硬さが残ってしまうように思います。

いろいろ並べ立ててみたものの。
結局のところ、フィルムで撮ったという経過と、そのフィルムから生み出された写真、という組み合わせが好きなんだと思います。

理屈で語ってみたかったのですが、やっぱり無理でした。

ちなみに、私は、デジタルカメラももちろん好きです。

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かがやん

駆け出しです。旅の日記が中心になると思います。
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