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ドキドキするとき無敵でしょ!「プリパラフレンドシップ オータムライブ2021」昼&夜公演レポート


「さよならだけど、さよならじゃない!」


2021年8月18日

八十八ヶ所巡礼の新譜がタワレコに並んだ大安の夜

らぁらがゆい、そして全ての友達へ送った上の言葉はアイドルランド1話の放送を以て現実となった。

そして先日9月25日、「単独ライブ」で我々はプリパラと再会できる運びに!

会場規模の縮小に加え主要人物の大半が出演する非常に貴重/重要な機会となった今回の催しのチケットは文字通り神レアの様相を呈したそう。

神と時の精霊その他あらゆる八百万に願いを込めて応募をしたところなんと昼夜両方の当選という幸運に恵まれた為我々(友人と二人で)は遠方パチ王子までひとっ飛びして参りました。

久々のライブ、プリパラどころかアニメライブイベント参戦が初めてでいろいろドキドキしたんだけども予想以上の面白さ、楽しさに満ち満ちていてユメ幸せ!の気持ちが溢れかえって止まらない。

もう既に沢山のお友達がプレミアムで高レアリティなレポートを挙げているところに大変恐縮ではあるものの感動を抑えきれない為当日の記録を認めるに至った。

少しでもこれを読んでいる方に伝わればこんなに幸せな事はありません。


・現地入り〜マーチ購入

というわけでまずは今回のイベントにて販売されるマーチを手に入れんと熟睡している友人を置いて単独でパチ王子に乗り込んだ。

因みに宿泊地を中野に設定したこと+前日中央線が壊滅する悲劇で移動手段が絶たれそうになった事はこの特別な日の前には些細な事です(爆)。

既に駅前ジャックと言わんばかりの人だかり、さらにホール入り口にはグッズ交換に彷徨うお友達が犇めいていて時勢への逆行をこれでもかと表していた。そこを掻き分け購入まで急ぐとなんとホールから階段を登った後更なる行列が!プリパラの人気に慄きながら何とかモノを入手(因みにHMVでも買えるそうだけどもこのテンションでないとなんだかんだでお流ししそうなので勢いで欲しいヤツを全買いした)。

そして友人と合流、濃いめの恐らく自作だろうアイテムに身を包む集団に驚嘆を漏らし興奮の最中開演を待つ、そして...


・昼の部

暗転後、キャラクターとキャストの紹介映像が流れた瞬間割れんばかりの拍手が声援の代わりとなって乱れ飛ぶ。

オープナーは5年ぶり(らしい)の「オムオムライス」。あじみとコスモ両人の参戦をアピールするポップソングで少し遅めの中秋の名月見は幕を開けた。

更に前回病欠だったにのの復帰を祝わんと先輩シオンとのデュオ「快打洗心♡カッキンBUDDY」に続く。ビンビンのベースサウンドに会場のテンションも映像のジェット風船が如く上昇していく。

その後デュオ曲の応酬で場を盛り上げつつ「Twin mirror♥compact 」では本イベントのモチーフであるお月見の為にドロシー/レオナとのコール&レスポンスで団子を作る一幕も。

続いてはMy dreamが其々のソロ曲を披露。ゆいの映像(月が時計へ変わる)、みちるの和傘演出が特に印象的だった。

場が一度静まった後、一人の女性が見覚えのあるポーズとオーラを纏い立つ。螺子巻のSEで全てを察した観客の拍手がピークに達するのにそう時間は掛からなかった。

「0-week-old」

またまた貴重なファルルのソロ曲。ヴァースの歌詞がラブじゃなくゼロだった事でもしかして...となったところにひびきが登場!本編でもたった1度きり披露された特別なデュオの降臨は観る者を圧倒しまくっていく。実際に見るまで正直半信半疑だったんだけどマジでひびき役の斎賀さんの声は個性と魅力の塊だと思う。因みに自分の前の女性はこの時点でハンカチを手に取り号泣。

次曲「ブランニュー・ハピネス!」の後、MC a.k.a小芝居でらぁらとゆいが今回のイベントについて説明。このフレンドシップと題された単独も3回目だそうでめでたい限り。更に全ての文字に濁点がつくゆいの喋りが場を温める(個人的ツボは「な゛い゛っ゛!ゆ゛め゛な゛い゛っ゛!」という迫真の叫び)。

そしてなくなった(らしい)お団子を探す為出てきたのはドロシー/みかん。

そう、お馴染みプリパラポリスの登場である。110%元気一杯の微弱電波ポップ「ぱぴぷぺ☆POLICE!」で問題解決したところお決まりの流れでみかんが団子を食べてしまい腹痛に、ドロシーが助けを呼んだところ現れたのはプリパラナース...レオナ/そふぃ/ふわりの3人組。この時点で異常なざわめきが会場を覆う、会場中が抱いた期待は裏切られる事なく

「ぽわぽわ♡NURSE?」

待ちに待った、本当に待ちに待ったこの3人組での新曲がついに初披露と相成った。むしろなぜ今までなかったのかという疑念は置いといて優しい3人の気持ちが沢山詰まった珠玉のテクノナンバーにボルテージは最高潮へ。

ここでチルを入れる為「まさかライブより先に出てくるとは思わなかった」と自嘲的にマーチを紹介するWith。あまりの白々しい宣伝、コヨイ役の方の「こう言えと言われてるんです!」で笑いが起きる。

沢山のいいぜコールの後場が再度暗転し実力派、トリコロールの「Mon chouchou」としゅうかのソロ曲である「メイクマニー・メイクドリーム 」に続く。

ふと疑問に思うのは後半になるにつれフル尺でやるのには何か理由があるのだろうか。

次はDark nightmareの「DARKNESS SOUL」、Withの「オレーザービーム 」での男プリコーナー。ウシミツの力強いシャウトと観客の振り付けが非常に印象に残りますますWithとの関係性に期待がかかった。

続いてノンシュガー、マイドリ、ガァルマケドンのチーム曲が披露されたところでMC(コスモとあじみの掛け合い)が...「黒と白のコーデ」という言葉でピンときたのか一斉に湧き立ち上がる会場、そして紫に照らされたステージに響き渡る「お待たせちゃんこ!」で昂まりを抑えきれなかった観客の声が。

「愛ドルを取り戻せ!」

個性を極めたある種プリパラの味を一番楽しめるパフォーマンスは「インパクト太!」の一言である。ついでにラスサビ前のあじみスキャットが完全再現されていた事に演者の気合をひしひしと感じた。バックモニターの激しめ映像も◎!

ドレパの「CHANGE! MY WORLD」に続いてマイハイライトであるソラミ新曲/アイドルランドOPの「OPEN DREAM LAND!」がフル尺初披露!「ああ、これからもこの曲を筆頭にまだまだアニメとアプリでプリパラは続いていくんだ、みんなのあの生き生きとした表情/仕草/笑いがもっと見られるんだ」と胸がいっぱいになり落涙を堪えきれなかった。因みに周囲の泣き率は5割越えでした。

全員で歌う「Crew-Sing! Friend-Ship♡」で昼の部は終了。

殆どのメンツが揃った事による定番曲よりも寧ろレアな参加者/前回の欠場者をフィーチャーしたセットリストだったと思う。故に殆ど歌えていないみれぃなど活躍の場が少ないキャラもいたけどここは飲み込む他ないでしょうか。兎にも角にも非常に濃厚な2時間であった事に間違いはなくこんな幸せな時間がもう一度体験できる事実に震えながら会場を後にした。


・幕間

実はこの昼の部にて自分と友人はサイリウム/ペンライト未所持で参加をしており、「まあ持ってない人もちょくちょくいるだろうしヘーキヘーキ」とたかを括っていた。

しかし暗転するや否や夥しいサイリウムの枝垂れ花火がアリーナ〜3階全てを埋め尽くしており空いている穴を見事に目立たせ切っていた。

さらにライブ中気が付いた事に

・拳を上げる

・声を出す

・コール&レスポンスに応える

・何より場を盛り上げる一役を担う

これら全てがサイリウムを以って行われる、または代替される為持っていないと本当に「何もできない」のである。せいぜい横か縦に揺れるか小さくヘドバンするのが精々の文字通り無人権状態。

スタンディングと全く異なる文化、応援する手段が予想以上にない事に焦りを感じ慌てて八王子のアニメイトに飛び込み「すみません、サイリウムありますか...」と店員に懇願、なんとか入手の上急ぎホールへ戻った。勉強不足で失礼いたしました。


・夜の部

ここで今回の明確な不満点が。なんと昼と前半セットリストが丸かぶり、後半のチーム曲が変わったのみ...貴重な曲もあるのでどちらもやっておきたい見て欲しいという気持ちはわからないでもないけどもほぼオールスターが出演の上に配信で比較的多くの方が両公演を観られる環境なんだから変更点が微々たるもんじゃいかんのでは?とちょっと思っちゃった(通常がこんなもんなのかな)。

というわけでちょっと飛んでここからは夜の部後半からの感想。

販促がWithからマイドリに変わって(何故かゆいの声が緩めに聞こえた)

いきなりの「愛ドルを取り戻せ!」からしゅうかの「Miss.プリオネア」。メイクマネー〜でも感じたけどどちらもライブ映えする楽曲だわ。

男プリコーナーを経てマイハイライトPart2、ノンシュガーの「スパイシー♪ホット✳︎ケーキ」!!一部でのみ公開されていた映像がついに見られた!ここだけで夜も参加して良かったと思うに十分なモノだったね。曲も好きだし。

引き続きマイh(ry、マイドリの「Believe My DREAM!!」。この曲に関しては聴くだけで泣けてしまうのでイントロだけでもうブワッと弾けてしまった。50話の映像を使う辺り観客の泣きツボを心得ているよね。

ドレパの「ラン♪ for ジャンピン!」でまた盛り上がりクローザーの「OPEN DREAM LAND!」、「Crew-Sing! Friend-Ship♡」で終幕。「Make it!」のインストとバックモニターのクレジットが一時的な再開の終わりを告げていた。

両方参加して思ったのは「物足りない!」の一言につきる。演出やキャストのキャパの都合もあるとはいえど流石に前半丸かぶりはどうかと思ってしまう。OPEDはまだいいとしてもそれこそノンシュガーのアルバム曲やなかなか出演しないあじみやコスモのソロはやってくれても良かったのでは...これが限度、つーかアニメでも同じ曲擦ってるじゃねーかと言われてしまったらそれまでなんだけども。

それらが気にならなくなるほどにめっちゃ楽しかった。ますます自分の中でプリパラという作品が特別な物になった。次回参加する機会が有ればぜひ行きたい。ついでにavaxのそこそこ偉い人の発言がフカシでないならぜひぜひドレパは札幌にも来て欲しい。おそらくペニーレーンぐらいなら埋まるでしょ。

翌日秋葉原の特設ショップ、東京駅のプリズムストーンを満喫し満面の笑みと満身の創痍で帰還。

ありがとうプリパラ、ありがとうプリティーシリーズ...ワッチャも期待しております。

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