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道民ヲタクが「NEW ERA SYNDICATE」Vol.4に参戦した感想

1/8 会場は代官山UNIT.
Ringwanderungさんのチッタ前日ということもあって前乗りついでに行って来ました。
situasionとRingwanderungのツーマンツアーも「NEW ERA TOUR」というタイトルだったしそれ周りが主催のイベントなのかな?よくわかっていないです。
ちなみに終わらないで、夜さんと誰もシラナイ。さんが出演キャンセルということで急遽SANDAL TELEPHONEさんと美味しい曖昧さんが代打出演。
なお当方、リンワンさんとシチュくらいしかまともにわからない為、ほぼ初見の感想ということでご了承願います。

fishbowl

実は10月のタイトル未定主催で北海道に来た時に3回くらい見たfishbowlさん。
そのときは4人だったのに今回は3人で何かあったのかと思ったら成人式で欠席だったようで。
成人メンバーを快く送り出す運営と、残ったメンバーでもこのイベントに出るという勝負に来ている感じがセトリからも感じました。
ローカルアイドル特有の牧歌的な雰囲気と踊らせてくるEDMな曲調が武器。
完全にフロアを暖めきったタイミングでゆるいMCで〆るところも都会に染まっていないアイドルの個性なのかもしれません。

開花−かいか−

名前だけは知っていて完全に初見だったのですがクオリティが高かった。
2曲目は曲調も万歳するような振りもなんかバーバパパのカラフルボンバーズを思い出しました。多分私だけですね。
聴かせるミドルテンポの曲も良かったのですが、個人的にはアップテンポな曲でメンバーが楽しそうだったのが印象的。
タイトル未定の阿部葉菜さんを幼くした感じのポニの子が可愛かったな。

SANDAL TELEPHONE

ここも初見。
割と前からいるグループですよね。
流石にのっけから会場の空気が一変したのがわかりました。
耳障りの良いシティポップを主軸として踊らせる楽曲陣は初聴でも体が揺れる。
最後はスタンドマイクでパフォーマンスをしていたのが目に焼き付いています。

美味しい曖昧

リンワンと対バンしていたので気になっていた美味しい曖昧さん。
曲だけは聴いていてMVとかライブ映像を見るくらいには気になっていたのだけれどやっぱり良かった。
良かった、というと何か語弊がある気すらしてくるめちゃくちゃで自由なステージング。
それが爽快感のあるギターロックに乗って、しっかりと曲として成立しているのだから不思議な感覚に陥ります。
前の方で見た、というのもあると思うけどメンバーみんなが楽しそうにしているし雰囲気も良さそう。
それぞれの個性が打ち出せていてメンバーそれぞれに楽曲、ステージにおける役割がしっかりしているのも好印象。
金髪の宝塚みたいな風貌の子が声もよく出ていて強かったな。
個人的には甘さもビターさもあってあざとさと人間味を感じる彩負屋ねむりさん好きになったので今後もウォッチしていきたいと思います。

tipToe.

去年の4月にも北海道で見たはずなのですが、その時とは印象がまるで違いました。
その時はたまたまアイドルアイドルしている楽曲ばかりだったのかもしれないけど、ここまでエモいグループだったかと。
爽やかな制服衣装とは裏腹の全身全霊のパフォーマンス。そしてそれに全力で応えるファンの熱量。
「アイドルを応援する」という原点に近い感覚を今一度教えてもらいました。

Ringwanderung

本命グループです。
今日はドセンやや中央寄りにポジショニング。いつも下手に寄ってたのですが真ん中だと全体を見れて良いな。
セトリは夜彩始まりがやや意外で、ユレルナがあったりと旧曲から定番、沸き曲も交えた安定感。
ユレ↓ル↑ナ→の左右に揺れるフリが好きだな。
また見慣れたはずの燃える火曜日でもあきなちゃんの表情など新たな発見があり見ていて飽きないな。
ラスサマのラストで全力クラップするみょんさん
パルスでひとしきり沸いた後にササルがなかったのは物足りない感がありましたが、流石にそれは詰め込みすぎか。これは次の日のワンマンへの楽しみにとっておきました。

代代代

初見。
激しくて難解なイメージがあったのですが意外とわかりやすかった。
繋ぎでひたすら魅せる感じとか重低音でトランスする展開はMIGMA SHELTEにも通づる物があるなと思ったけど個人的にはこちらの方が好み。
黒髪ポニテの子の見た目が目を引いたので注視していたけど歌声も良いですね。
MCでは関西弁で話しているのも印象的でやっぱり関西のアイドルは轟音で4人組なのが主流なのかと思いました。

situasion

インストアイドルかと思うほどの構成。
クセが強いミニアルバムからの曲と新曲が中心で圧巻の世界観を見せつける。
歌詞はほぼ意味不明、アンビエントな楽曲を笑顔で表現するメンバーには相変わらず狂気を感じるし地鳴りのように響く重低音には身が震える。
最後は無言でステージを後にするメンバー。ここまで徹底しているともう何も言えないな。
やっぱり1988、正せよ状況、ジャパホラなどは見たかったというのが本音だけど。



所謂「楽曲派」と呼ばれるグループが集まったイベント。
しかし一口に楽曲派と言ってもEDM、シティポップ、ギターロック、ピアノロック、トランス…と多種多様な音楽ジャンルがそこにはありました。
初見のグループでも1曲は好みの曲があったし、何となく気になるメンバーも出来た。
特に美味しい曖昧は、ここ最近ずっと曲を聴いているくらい完全に見つけてしまった感があります。
主現場が出る対バンからまた新たな現場を発見する、というのもライブアイドルの醍醐味の1つだと改めて思い知らされたイベントでした。

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