何かを主張するときに留意する3点

今日は朝からどっぷり医療経済学の講義を受けてきました。講師は研究者としてものすごく尊敬している先生(医師です)♡
印象に残っていることを忘れないよう、ちょっとメモしときます♪

(1)事実認識と「客観的」将来予測、自己の価値判断を峻別して主張する

授業の間に繰り返しおっしゃっていたのは、何かを話したり書いたりするにあたって、事実認識と「客観的」将来予測、そして自己の価値判断を峻別することの重要性でした。

例えば、私の専門領域の特定行為に係る看護師の研修制度について。【「診療看護師」と「特定看護師」は異なるとか、それはやっぱり違うんじゃないかと思う件】で書いたことは、事実認識なんですよね。今の法制度上はこういうことですよって話。
一方、「でもこれからの日本において”診療看護師”は必要だと思うんです」とか、「実際に役に立ってます」という主張は、自己の価値判断なり、将来予測(※客観的はあえて抜いてます)が入っているんですよね。こういうのをごちゃまぜにして話すから議論にならないんだなぁ…とすっきり頭の中が整理されました。

(2)先進的なことを熱心にやればやるほど、普遍性から遠のく

これって当たり前のことなんですが、改めて言われるとハッとしました。ほんとその通り。

これまた特定行為研修制度の話になるのですが、学会発表なんかを聞いていると、「いやいや、そんなことができるのは、あなたの施設が特殊すぎるんだよ」と思うことがよくあるんです。発表者としては「こんな取り組みをしています!」と広報したいんだろうけど、聞いてる方としては「へー」と思って終わりなんですよね。診療報酬つかなくても採算度外視でやってるとか、ほとんどの病院は真似できないから。

(3)補足:「ナース・プラクティショナー」のこと

ここでいう「ナース・プラクティショナー」は、アメリカの一部の州で行われているような、医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療などを行うことができる者のことです。

先生独自のネットワークを使っていろいろと調べてくださった結果をご教授いただき、「ナース・プラクティショナーの国家資格化は政治的に不可能、100%ない」とのこと。うん、まぁそうよなぁ…。

この件は、各団体の資料が公式に出てきた段階で改めてまとめたいなと思っていますが…この議論に労力かけるのは時間のムダとか言われてしまったのです。笑 時間のムダな研究をしないように頑張る!


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いつもありがとうございます(*^-^*)
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樋口佳耶

特定行為に係る看護師の研修制度

『特定行為に係る看護師の研修制度』に関するnote。 ご質問、ご意見大歓迎です(^^♪
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