2022年5月11日 シックスパッド遊び、ツイステ展、就労に向けて

シックスパッド

 ……ではないけれど、あの手のEMS腹筋トレーナーをリサイクルショップで購入。遊んでみたら結構良さそうだったのでメモ。購入したのは腹筋用だけど、原理的には腕や脚にも使える。その場合は固定するために包帯か何かを使う必要がありそう。
 電気信号で不随意に力が入って、包帯を巻いているというシチュエーションが物凄く『鎮まれ……俺の右腕……!』なのがとても面白い。
 筋トレとしての性能も、依然ふつうに筋トレをしていた自分でも納得できるような筋肉痛が起こっているのでたぶん効果がありそう。

ツイステ展

 GW中に大阪に帰省したので、そのついでに梅田のツイステ展も見てきた(面白いかなと思って実母といっしょに観てきた)。
 ツイステに対する前知識は、「ディズニーヴィランのやつ」「音ゲーらしい」「レオナっていう男らしい男がいる(※プリパラに登場するレオナは女装男子キャラだったので、そのギャップで記憶に残っていた)」「バグで勝手に課金させられる(らしい)」程度しかない。
 自分は8年前からすみっコぐらしを追っているくらいの雑貨好き人間なので、彼らをキャラクター雑貨として見るなら「すみっコぐらしの隣の隣にいるやつら」でもある。

展示を見た感想は、
・設定画や再現衣装など、二次創作者(イラストやコスプレ)向け資料の側面が強い。各キャラクターの紹介は皆無だったので、結局各キャラクターのことはよくわからず終い。
・会場が暗くて視力の悪い人に優しくない
・案の定女性ファンがほとんど。少しだけいた男性ファンは、開場時刻まで居心地悪そうに男子トイレ前に集まっていた。(すみっコぐらしみたいでかわいい習性じゃない?!)

母の反応
・そもそも存在すら知らなかった
・「(全キャラ集合イラストの)画像拡大していいい?」「いいけど、拡大しても誰ひとりとして知らないと思うよ」「本当だ……」
・「この人たち(ジェイドとフロイド)気持ち悪いから苦手」(うちの母の言う気持ち悪いは不気味とかゾッとするみたいなニュアンスであって、別に対象を悪く言うニュアンスではないんだ……)


 先述のとおり、自分はあくまでキャラクター雑貨愛好家なので、その視点で言えば、作品タイトルとキャラクター名・ビジュアルが全く一致していないのは作品を知らない人に説明しづらい、とてもキャッチ―ではない要素だ。
 リラックマやハローキティに代表されるように、キャラクター雑貨と言えば"名前と見た目だけ知ってる"くらいの薄い認知を広めていくことが基本だ。その過程で時として作品名と主役名がごっちゃになる(ポケモンをピカチュウと呼ぶお年寄りみたいな感じ)こともあるけれど、それはそれである種の成功とすら言っていい。原作がスマホのゲームというのはこんなにも大きな違いを生むんだなぁと思った。

 もう一つ思ったのは、ディズニーのIP活用のうまさだ。
 これは自分が推しているサンエックスの苦手分野だから目についたことでもあるんだけど、誰も見向きもしていなかったような映画『ヘラクレス』を引っ張り出してリメイクしたのがとても偉い。
 任天堂が今でもフォックスやC.ファルコンをスマブラに参戦させ続けているように、サンリオが今でもバッドばつ丸やポムポムプリンを現役でグッズ展開しているように、戦線に出し続けている限り作品は死なない。
 人気作品のリトル・マーメイドや不思議の国のアリスと抱き合わせで出せば無名だったヘラクレスにも価値が出てくるし、それ以外の作品だって価値を再付与できる。そのことに気づくなんてえらい……。

 うちのサンエックスなんて、90周年にしてたぶん初めてオールスターものをやるんだぜ……みなさんぜひ応援してくださいね。


就労に向けて

 半年前から生活保護でだらだら暮らしていたけど、(精神状態も非常に良好だし)そろそろ就労に向けて何かしてねとケースワーカーさんから言われたので、少しずつ取り組みが始まっている。
 ついGW前くらいから始まったのが、区役所内でキャリアカウンセラーさんとの面談(雑談半分、働くこと自体の紹介半分みたいな感じ)だ。

 自分はそもそも働く意欲がない――生活保護でも生きていけるならそれでいいし、死ぬしかなくてもそれはそれで検討するつもりだし、何より人より豊かになりたいわけではないのに労働を介して誰かに加害してしまうことに対して非常に乗り気でない。
 「お金が欲しくて銀行強盗をするとか相手が憎くて殺人をするとかならまだわかるけど、なんとなくとかみんなもやっているとかの理由で何かをするのは良くない。自分の行動が招いた結果に対して、真摯に向き合うことができないから」と自分はキャリアカウンセラーさんに説明したけれど、自分がなんとなく生きるため(?)にする営みが、実はバングラデシュの労働者からの搾取に加担していたとか、国内の多重下請け非正規雇用を犠牲にしていたとか、そういう側面を伴っていたらと思うと、そこまでして働いて生きたいかどうかは少なくともきちんと検討した後に決定したい。

 どのくらい一般的なことかはわからないけど、大学の就職支援やハローワークの職員とは違って生活保護経由のキャリアカウンセリングはそういう話を受け止めてくれるようなので、非常にありがたく思っている。

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