第4回 #アシパオフ レポと構築記事(準優勝)とS15総括
初めましての人は初めまして!カルーアと申します。
S15はSVで対戦してきた中で、一番時間をかけたのにも関わらず、結果が伸び悩んだシーズンだったので記事等を書くつもりは有りませんでしたが、シーズン明けて3/2の第4回アシパオフにてS15の構築ほぼそのままで準優勝の成績を残せたので、S15の総括も兼ねて記事を書いてみようと思います。
拙い文章かもしれませんが、読んで頂けると嬉しいです!
(オフレポだけでも読んでアシパオフの雰囲気を少しでも感じていただけるだけでもありがたいです。
あ、やっぱり個体紹介のオオニューラの構成だけでも読んでください。。)
構築作成経緯
S14の末に推しポケであるオオニューラがイエッサンと組まれて暴れてるらしいという話を聞きつけ、使用することを決めました。
とは言え使用期間が短すぎた故に不完全燃焼だったので、S15はメタられる側になることは理解しつつオオニューラが輝ける道を1ヶ月考察する事にしました。シーズン中盤辺りから初手オオニューラが流行ってたことには触れない約束。
2月上旬の並びがこちら。
79人中ベスト8という好成績を取ったものの、結局重いポケモンの解決方法はまだ定まっておらず、芋煮杯後は初手枠兼補完枠として採用していた水ウーラオスとイーユイの2枠を模索し続けていました。
それでも、しっくり来る2体が決まらず結局とある事に気付きました。
「アカツキガチグマの枠を補完枠として使用した方が対応範囲を広げられるんじゃね?」
トリックルームガチグマはイエッサン♀を採用した理由のため、イエッサン♀を使用するという逆張りこだわりポイントの前提が崩れますが、一旦ガチグマから離れることにしました。
補完枠として初期の考察は合っていたと判断し、ウーラオス・イーユイは続投。結局構築単位で重いままだったランドロスを牽制できるパオジアンをガチグマの代わりに採用しました。
イエッサン♀のトリックルームを展開する役割は無くなったものの、場持ち性能の高さを評価して続投することにしました。
最終的な並びはこちら。
余談ですが、技配置とポケモンの配置に概ね共感出来る方、仲良くしましょう。
個体紹介
オオニューラ
171(124)-176(76+)-102(172)-x-102(12)-156(124)
調整参考元↓無許可のため問題があれば消します。
インファイト/フェイタルクロー/テラバースト/つるぎのまい
かるわざ
サイコシード
じめんテラス
エース枠①
シーズン序盤とは個人的な評価が変わり、この構築の圧倒的エースでした。
かるわざオオニューラの構成として、ひとつの答えだと思っています!
他に試したテラスとして、サーフゴーへの打点となるゴースト・ほのお・あく、ランドロスへの打点となるこおりも試しましたが、じめんに辿り着いてからは他の構成を試してもじめんしか無いんじゃないかと思えるほどでした。
具体的にはサーフゴーへの打点、素早さが奪われるでんじはの拒否がメインとなりますが、本構築が不利を取るサイクルパに組み込まれがちなタケルライコやテツノカイナを起点にできたり、ガチグマやディンルーのテラスとして採用されがちなどくテラスへの打点になるので、テラバーストから入る事によってテラス択を緩和できます。(HB毒テラ残飯欠伸月光ガチグマに1敗)今後もし、かるわざオオニューラをエース運用する方がいらっしゃったら、ぜひお勧めしたい構成です!
パオジアン対面がこちら目線択になってしまうのと、水ウーラオスの持ち物や倒す方法が確定してない時にテラスを切ると大惨事になるので注意です。
ランクマで発生したミラー対戦で、初手何か・テツノカシラ・オオニューラという、こちらがイエッサンを出す前提の選出を相手にされ、何とかオオニューラの同速勝負に勝って事なきを得る対戦があったので、元の調整からBを1削って、Sを1上昇させました。マジで許さん。
水ウーラオス
177(12)-195(220+)-148(220)-x-82(12)-123(44)
調整参考元↓無許可のため問題があれば消します。
すいりゅうれんだ/かみなりパンチ/れいとうパンチ/アクアジェット
ふかしのこぶし
パンチグローブ
でんきテラス
初手枠①
元々はランドロスやディンルーを牽制する為に採用したポケモンでしたが、Bに厚く振りこの技構成にすることで初手にアイススピナーを覚えたポケモン(カイリュー・水ウーラオス・パオジアン)を投げれば対策になると思っている人達も返り討ちに出来る(出来ていた)事に気付き、採用を続投しました。
素早さに関して、スケイルショットカイリューの下を取るために最低限の素早さとしました。
持ち物は、他に初手対面しやすいハバタクカミやイーユイに対して行動保証のあるきあいのタスキも候補の一つでしたが、ゴツゴツメットっぽいカイリューを後投げされる事が多くあったので、持ち物は変えられませんでした。
イエッサン♀
177(252)-x-128(252+)-115-126(4)-105
耐久を確保したいため、HB振り切り
サイコショック/みわくのボイス/いやしのねがい/リフレクター
サイコメイカー
グランドコート
みずテラス
本構築の要。
構築作成経緯に記載の通り、元はガチグマを活かす為の耐久力を買ってのイエッサン♀でした。ガチグマを解雇した際に、イエッサン♂にするか悩みましたが、削れた初手要員をいやしのねがいで回復させる動きとグランドコートによるサイコフィールドの延長を両立させたかったため、イエッサン♀を続投しました。(スカーフのイエッサン♂でもいやしのねがいをする動きをし易くできると考えたが、サイコフィールドターンが短くなることを懸念した。)
トリックルームに代わり、天候パや積み展開に対して1ターン貰えた時に有効に働くリフレクターを採用しました。
上位の方の構築記事を見たところ、サイコフィールド展開構築のイエッサン♀の採用は無かったように見え、またポケモンHOMEでは圏外でした。
確かに火力不足は否めませんが、イエッサン♂一択なのは勿体無い。そう思える使用感でした。
パオジアン
155-189(252+)-101(4)-x-85-187(252)
AS振り切り
つららおとし/テラバースト/せいなるつるぎ/こおりのつぶて
わざわいのつるぎ
きあいのタスキ
どくテラス
初手枠②
つよくてかっこいいポケモン。
S15はオボンのみのでんきテラスで使用していましたが、役割対象であった水ウーラオスにはとんぼがえりで逃げられる等、役割を果たせない事が多かったので、アシパオフ前日に別の役割対象であったアシレーヌに弱点の付けるどくテラスに変更し、構築単位で重かったアローラキュウコン展開に対しても抗えるようにしました。
また、どくテラスにする事で、2番手に出て来がちなハバタクカミにムーンフォースを撃たれないため、イエッサン♀が安全に着地出来るようになるという副産物もありました。
あくタイプの技を切るのは惜しかったですが、確実に先制技として使用できるこおりのつぶて、ブリジュラスやはがねテラスしたポケモンへの打点となるせいなるつるぎを優先しました。
イーユイ
143(100)-x-101(4)-187(252)-141(4)-152(148+)
最速ブリジュラス抜き抜き(準速100族と同速)
Cぶっぱ
余り耐久
(指摘を頂いて気付きましたが、性格をひかえめにすると実数値を4伸ばせるので調整ミスです…)
143(100)-x-101(4)-187(116+)-141(4)-152(252)
余り32
あくのはどう/かえんほうしゃ/テラバースト/バークアウト
わざわいのたま
とつげきチョッキ
こおりテラス
初手枠③
とつげきチョッキを持たせる事によって、がんじょうブリジュラスやハバタクカミとの撃ち合い性能を向上させました。
こだわりアイテム持ち前提で動かれる事が多いので、わざと技選択に時間を掛けるのがミソだったりします。
こおりテラバーストで数々のランドロスとカイリューを吹き飛ばしました。やっぱり4倍テラバーストは強い。
ブリジュラスに対してバークアウトから入る事で、火力を下げつつイバンのみ発動圏外に収めるのが偉すぎると思いきや、じきゅうりょくボディプレスをガン切りしているので実は諸説。
テツノカシラ
175(76)-x-121(4)-164(172)-129(4)-165(252+)
最速
ブーストエナジーでSが上がるようにC調整
余り耐久
タキオンカッター/ワイドフォース/みがわり/めいそう
クォークチャージ
ブーストエナジー
みずテラス
エース枠②
サイコフィールド下でのワイドフォースの火力は光るものがありました。半減であっても、とつげきチョッキを持ってなかったり、Dがアップしていなければ押し切れる火力を持っています。
Sの高さから対水ウーラオスが安定するのが本当に偉いです。
テラスは弱点が一貫しないかつ耐性の優秀なみずで大安定でしたが、テラスが残っている時にカイリューにげきりんやスケイルショットを押される場面が多く、フェアリーも候補でした。
基本選出
1.初手枠+イエッサン♀+エース枠
シーズン後半になるにつれて、ほとんどこの構成でしか投げなかったと思います。
シーズン序盤はイエッサン♀+エース2体の選出もありましたが、その場合だとやっぱりイエッサン♀の火力不足が否めず、イエッサン♀である事の強みが無くなるどころか弱みしか出てこなかったので、上記に落ち着きました。
重いポケモン
鋼テラスチョッキランド
イエッサン+エース枠2体の選出かつ、先にカシラを通さないとほぼ勝てないため鋼テラスカイリュー
エース枠がカシラの場合割と詰み、オオニューラだった場合、カイリューと対面する前に剣舞を積めていないとフェイクロに鋼テラスを合わせられて詰む初手の飛行テラバカイリュー
パオで牽制出来てると思い込んでるので切り気味
初手パオを合わせられてなかった場合、イエッサンまで倒されて不利ディンカイサーフ
カシラではディンルーを倒せない、オオニューラはカイリューにアンコを撃たれて裏サーフで詰み受けループ
切っているため
まとめ
とある方の言葉を借りると、この構築は“デデデ”側の構築だと思います。なので、選出画面でこれ無理じゃね?となったり、一手で崩壊する事も多々ありました。
ですが、1ヶ月通して使用して今までで一番楽しかった構築であったことは間違いないです。
耐性優秀なフェアリーテラスが強いというイメージが頭の中で強く、構築の性質上切られた方がむしろありがたいのだけは最後まで慣れませんでした(笑)
対策が薄い構築には無類の強さを発揮できるので、レギュレーション次第ですがどこかのシーズンでリベンジしたいなーとも思ったり。。
続いて軽めですがオフレポ!
オフレポ
まずアシパオフといえば申請レースが定番になりつつあります。
アシパオフの申請開始時間の直前はランクマに潜ってましたが、まあ間に合うだろうと思ってました。
しかし、トリル下のアカツキガチグマで相手のランドロスとハッサムのサイクルに対して撃つ技の択を必死に考えていたところ、時間が過ぎてました…。(なお択には勝ちその対戦は勝利)
キャン待ちが通るのを祈りつつ時は無情に過ぎ3月突入。
念の為予定は空けたままでいましたが、S15のランクマの結果が振るわなかったというのもあり、オフは諦めて一日みっちり構築でも考えるか〜くらいに思ってました。
すると開催前日
こうなれば参加するしかないでしょ!って事で参加決定!しかし新しい構築もなくS15で使ってた構築を少し調整して臨む事にしました。
早くも暗雲が立ち込めてました。本当に大丈夫か?
そしてオフ当日
電車とバスを乗り継ぎいざ会場へ!
オフらしからぬ(?)こんな庭園を眺めることのできる会場にて開催されました。
昼前に会場へ到着し、すぐに使用する構築を念の為に改めて確認していました。
パオジアンが王冠未使用でした…。セーフ!
そうこうしてるうちに開催時間になり全員での自己紹介タイム。この規模のオフならではです。
自分はしっかりと前日に参加が決まったことをアピールしました(笑)
そして、予選がスタート!
開幕2連敗を喫し、もう構築の賞味期限が切れたかな…と思いつつ、3連勝して3-2で予選終了。
周りの結果次第で予選突破無くはないか?といざ結果が出揃ってみると…
3-2で3人並んで、尚且つ3-2の他のお二方には勝利していたため、まさかの1位抜け!
決勝トナメは12人のトーナメントでした。
予選の成績でシードが割り振られたため、初戦からのスタートとなりました。
オオニューラパオジアン対面でサイコファングを選んでいたパオジアンに対して非テラスフェイタルクローで眠らせるという爆運も引きつつ準優勝までコマを進めていました。
なんかっていう書き方しちゃってたのだけ反省…でもそれだけ実感がなさ過ぎました。
続いて準決勝も勝利!初めての決勝進出となりました!
もうちょい書き方あるだろと思いつつも、本当にこんな感じの感情でした(笑)
そして、決勝は何と予選で対戦してたyomaさんと再戦でした!予選では勝利しましたが結果は…
↓対戦内容はこちらから
リベンジされて負け…。
正直悔しいですが、準優勝!
yomaさん、優勝おめでとうございます!
アシレーヌの処理方法がバレている以上、キツかったと思いつつも、初手オオニューラなら状況は違っていたのかなと対戦後に大反省でした。
でも1ヶ月通して考えてきた分が結果として出たんだって思えば、S15での悔しかった気持ちも救われました!
続いて2次会へ…
せっかくカルーアミルク飲んだのに写真撮ってない!
疲労からか思いの外酔いが早く回ってしまって、射命丸さんにしきりに心配されてたのと、手が滑ってグラスを割っちゃった記憶だけ鮮明に残ってます…すみませんでした…。あとから揚げは美味しい。
主催のめーぜんさんを始め運営の方々、対戦してくださった方々、声を掛けてくださった方々、全ての方に感謝です!ありがとうございました!
後日振り返りをしたり、オフレポを詳細に書くためにも、ノート的なものは持っていこうと心に誓ったのでした。。。
今後の目標として、
オフでは大型予選突破。
ランクマでは最終3桁。
もちろん、
第2回アシパオフ3位第3回アシパオフ予選落ち第4回アシパオフ2位
と来ているので、アシパオフ優勝も目標のひとつとして掲げておきます!
果たしていつになることやら…(笑)
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