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本当にやりたいことをやり続けるために、会社員になった。

好きなことで生きていくとか、好きなことを仕事にするとか。もしくは、バカンスのために平日は頑張るんだとか。いろいろ言いますよね。

私は、それらのすべてに疑問を持っていました。

結局のところ本当にやりたいことを見つけるまで、かなりの時間と労力をかけて、それをどうしたら続けていけるのかを考えることにしました。

職業として待っていたのは会社員でした。今日はそんなお話を。


大学時代あれやこれやとたくさんのことにチャレンジさせていただいて、
たくさんの友達や仲間や同志や頼れる大人たちに出会いました。

その中でも私がずっとずっと考えてきたことは本当にやりたいことは何なのかということ。

それがわからないのに進路なんて決められないよなと、心のどこかでずっと思っていました。頑固ですね。

今やりたいことではなくて、好きなことでもなくて、もっと深い、私が生まれてきた意味に近い部分での、本当にやりたいことが知りたかった。追い求めてきました。欲張りですね。

ありがたいことに、私は就職活動をほぼすることなく、会社員になりました。リクルートスーツを持っていません。正確にいうと、就職活動のしかたがわからなかったし、当時の私はまだ就職のために活動する土壌ができていなかったのだと思います。
それよりも当時は、「私が本当にやりたいことは何なのか」ということの方が重要だった。それだけを追っていた結果という感じです。

でももし、いわゆる就職活動が始まる時期になっても自分が本当にやりたいことがわからなかったら、私はあらゆる手段で就職することを先延ばしにしていたと思う。
例えば休学とか。フリーターになるとか。
でも、毎日必死にその問いと向き合い続けていることをきっと神様は見ていてくれて、タイミングってしっかり合うようになっているんだなって思います。自分が心から頑張っていることから目を背けなければ。

私が本当にやりたいことは何なのか。その答えの前に、
その問いと向き合う上でやっていたことを3つ紹介します。

【1つめ、何がやりたいかなんてわからないから、誰と生きていたいかを探してみる。】この人の笑顔と一緒に生きていられたら幸せだなあ。単純にそう思わせてくれる笑顔に出会えるまで、私の場合は旅をしました。そしてマスヤゲストハウスに出会って、もうこの笑顔と生きていきたい!と思ったのです。理由はうまく言えないけれど、きっと間違いないと思えたのです。マスヤとの出会いは、その後ゲストハウスに夢中になる理由でもあります。


【2つめ、直観ポスターを作って見る。】大学時代にやってきたいろいろを、小さいカードに書き出しました。写真一枚と、200文字くらい。
そして、直観を使って選んできたものと、これをやったらこういうスキルが得られそう!と計算をして取り組んでいたものの二つに分けて、時系列に並べます。

ここでの直観は、五感をフルで活用して経験や認識したものから得る勘に近いもの。直感とは違うものなので要注意です。
コトバンクのURL載せておきます。
https://kotobank.jp/word/直観-98406

そして作ったものをポスターみたいにまとめました。こんな感じ。

これがめちゃくちゃすごいんです。
自分の直観が間違いなかったことを可視化する経験になりました。

直観って間違いないもののはずなのに、目に見えるまで不安になってしまう。不思議なものです。だからこれを作って本当に良かった。
今選ぶ全ての選択肢も、今書いていることも不安にならないのはこの直観を自分で信じられるようになったからだなと思います。

そして、こちらは、理性よりのほう。きっとこれをやったら、こんなスキルが身につくだろうと頑張っていたことたち。これもこれで、とても必要だった。

実は、これをA3サイズに印刷してエントリーシートがわりに使っていました。面接の自己紹介の時にこれを広げて、人事の人がどこの何から話してくるのかを聞いていました。
わたしは直観を重視しつつ、スキルもバランスよく見てくれる企業に行きたいと思っていたので、とても有効に使うことができました。時間があったら是非やってみてね。そして解像度が低めなので、PDFで欲しい人は連絡ください。。。笑

【そして3つめ、U理論。】

 ”U理論は、MITのオットー・シャーマーが、様々な分野における世界で最も著名なリーダーたちへのインタビューやイノベーターたちとの仕事を通じた経験を基に生み出した理論で、集団や組織が新たな未来を創造するために必要なリーダーシップ能力をいかにして開発するか、またその能力を活用して、どのようなプロセスで新たな現実を生み出すのかに関するセオリー(理論的枠組み)である。”
https://leadershipinsight.jp/explandict/u%E7%90%86%E8%AB%96より引用。

私は、U理論は、自分のことを、深く知る手法の一つであると考えます。自分が心からチャレンジしたいと思うことに耳を傾ける方法の一つ。この方法を実践する過程で、自分を苦しめている過去の出来事、思い出したくない思い出、プライド、嫉妬、今まで蓋をしてきた見たくない色々に出会ってしまうかもしれません。でもきっと、あなたの心の声に一歩近づくことができるようになると思うのです。

気になった方は是非こちらをみてみてください。

https://leadershipinsight.jp/ 本もあります。😊

では、わたしが心からやりたいことは何なのか。

わたしが生涯かけてやりたいことは、やさしい愛の探求を続けること。旅人かなとか、起業家なのかなとか思ったこともあったけれど、どちらかというと探求者に近い気がします。オタクっぽいなと思います。

日本各地のゲストハウスを旅して、世界一周をして、追っていたものはいつも、やさしい愛でした。本当にそれだけでした。

目に見えないからこそ、たくさん言葉にして写真にして、その輪郭をたどってきました。 目に見えないからこそ不安になることがたくさんありました。でもマスヤゲストハウスに出会って、ポスターを作ったり、U理論に出会ったりする中で、この輪郭を追い続けて良いのだと、そしてそれは私にとっての幸せな生き方であると心から思えています。

やさしい愛の瞬間を集めている時間は、それをみている時間は、わたしにとって何よりも幸せなこと。グッときちゃうんです。これを集めていたい。そしてこうしてちょっとずつアウトプットしていたい。


さて、
今は会社員。ビジネスの世界でも、私はやさしい愛の探求をしています。忙しさや数字に追われて見えにくくなっているだけで、きっとこの世界にもあると信じています。私が入った企業のリーダーはとても優しそうに笑ったり泣いたりする人だからです。そう信じて見るものすべてから何を学ぶのか、今はとても楽しみです。

でもなぜビジネスのフィールドを選んだのかというと、大きく関わってくるのは、お金のこと。
お金がないと、やさしい愛の探求に、支障が出てしまうかもしれません。それではやりたいことができない。それはやりたいことではないと思ったのです。
学生時代過去には合計10以上のバイト経験したアルバイターであった私も、金欠を経験しています。金欠の時って不思議で、なんか心と頭がお金に支配されて、やさしいとか愛とかそういうことに集中できなかったりするんです。だから、わたしは必要な時に必要な分のお金を持っておきたいと思いました。

やさしい愛を探求し続ける姿は、わたしらしさそのものです。だから会社は、わたしらしさが生き生きとできる場所という軸で選んでいたと思います。具体的には、ルールが厳しすぎなかったり、成果主義だったりチャレンジすることが評価されたりする点で選びました。おかげさまで、かなりホワイトなのでわたしはやさしい愛の探求が続けられそうです。
入って1ヶ月しか立ちませんが、わたしらしくありつづけることはせめて、できそうです。できなくなったらまた次の道にしなやかに移行していこうかな。

好きなことを仕事にするとかお金にするとか、そういうことを聞きますが、わたしの場合はこんな感じ。



わたしが心からやりたいやさしい愛の探求には、わたしらしさが発揮できる心の土壌と、自由度が確保できるお金が必要。それがあってこそできる、好きなことだったんですね。

好きなことが仕事になることもあれば、仕事が好きなことな場合もあると思う。今はお金にならないけれど、一生かけてやりたいこと、やってみたいことがあるという人にはもしかしたら良いモデルになるかもしれないです。良いモデルになれるようにこれからも試行錯誤しながら頑張っていきたいな。

そういうわけで現在は、会社員をやりながら文章を書いたり、やさしい愛の世界を探求しています。その時間はとても満たされていて幸せで、この姿勢をなんらかの形で表現し続けたいと思っています。

だいぶ長い文章になってしまいましたが、やさしい愛の世界の探求という、人生かけてやりたいことを常に念頭に置いて、これからも毎日頑張っていきたいと思います。

いつもありがとう!😊

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