“生活”が消えた6ヶ月間。
“生活”を難しいと思ったのは、はじめてだった。
生きづらさや馴染めなさを感じることはあったけど、それとも違う感覚だった。
この半年間は、私の人生から“生活”が消えて、私の人生も消えた。
平日は9時に家を出て、0時に自宅に戻る。そこから更に2時、3時まで仕事をして、パソコンをベッドに持ち込んだまま気絶する。5時には目が覚めて、残った作業を少しして、7時にシャワーを浴びる。身支度を整えたら、身体を引きずってオフィスへ向かう。
目を覚ましている時間の9割が仕事だった。1割は命