■ベビーシッターはお嫌いですか?

先日更新させていただいた「■保育園じゃなきゃダメですか?」は、批判も誤解も多かったです。でも、おかげさまで、多くのみなさんにシェアいただき沢山の反響があったことが、何より感謝の気持ちで一杯です。シェアしてくださった方本当にありがとうございました。

「ベビーシッターさんに育児を手伝ってもらう」というのは、アメリカや諸外国では普通のことでも、日本では、まだまだ賛否両論があるようでした。

また、上記ブログで私は保育園を否定した訳ではなく、集団教育はある一定以上の年齢以上だと、子どもの成長にも運営効率的にも素晴らしいと思っています。ただ、この待った無しの待機児童問題を即解決するひとつの選択肢として、インフラの増設と保育士の確保はいずれも困難が予想されるので、シッター制度を提言してみました。新生児や待機児童が多い1歳2歳では、自治体の金銭的負担も大きいですし、(毎月1人当たり20万円以上かかるとも言われています)子どもも熱等が出る場合も、感染も多いですし、小さな赤ちゃんを電車で通わせるなども負担がかかります。なので、この待った無しの待機児童問題を解決するひとつの選択肢になるのでは、という提案でした。

「日本死ね」の余波は広がっており、経済学者の池田信夫先生も、以下のように。保育園頼みではなく、保育バウチャーにすべきと。

また、キッズラインのことも存じてくださっているようで、大変光栄でした。

私は保育園用地確保はすぐにできないこと、潜在保育士さんが、たとえ月額給与1万円増えたとしても現場に復帰するとは考えにくいことから、合理的な解決策のひとつかと思いましたが、

悲しかったのは、シッターさんに関する誤解が多かったことです。

その要因は、以前インターネット上でベビーシッター事件があったこと。このニュースが衝撃的だったのかもしれませんが、これは評価の仕組みも本人確認もない「匿名掲示板」の出来事。たった一人の悪質なベビーシッターさんで全部のベビーシッターが怖いと思われるのはとても残念です。アメリカでシッターさんが虐待する映像等がテレビで流れるので印象が悪い人も多いようですが、そんな人はほとんどいないからニュースになるのでしょう。

(また、キッズラインでは希望すれば、スマホから簡単に家の状況がわかるカメラも設置することが出来ます)

現在の日本は、シッターさんによる子どもの虐待事件よりも、親による幼児虐待事件の方が圧倒的に多いのですこちらの記事によると年間8万件の通報で年々増加と。それだけ育児で追い詰められている人がいるのでしょう。日本は核家族化が進行し、同居率はたったの8%です。ほとんどのママが孤独な育児を強いられています。

また、他人を家にあげる不安が多い方も沢山いらっしゃいました。貴重品の管理をしっかりすれば盗難は簡単に防げます。また、部屋が汚くても狭くてもいいんです。簡単な家事を手伝ってくれるシッターさんだって沢山います。(食事を作ってくれる人も)。家はいやという方は、近くの公民館や図書館でで遊ばせてほしいという親御さんもいます

また、自分が家にいるときに自宅で仕事がしたいから依頼される方もいらっしゃいます。一対一の育児が不安という方もいらっしゃいましたが、事前に面談もできますので、お子さんの相性をみつつ、お気に入りのシッターさんをみつけて、いざというときにすぐに活用できるようにしておくのもいいでしょう。

女子大生シッターさんも人気です。小学生になると英語の勉強や宿題を見てもらう等で、家庭教師のようにご活用されるご家庭は多いです。

何よりも、保育士の資格を持った方、幼稚園の先生の経験がある方など、育児経験が豊富だけれども、フルタイムでの保育士はできないという多くの方が活躍しています。

時給が1000円〜と書いたので、安すぎる、弊社が搾取していると誤解を招いたようですが、私たちは手数料として10%頂戴しています。時給はシッターさんがご自身で決めていて、1000円〜3000円と幅は様々です。資格保有者は主には1500円前後の方が多いです。

通常のベビーシッター会社は、入会金や年会費などがかかり時給も3000円くらいですが、登録しているシッターさんに支払われる時給は1200円程度とも伺っています。

キッズラインは毎回お客様の口コミも記載されますし、自分の働きぶりは徹底に可視化されているの毎回サービス向上に努めます。それぞれのシッターさんが自分のスキルを活かして育児を追求されています。

どうか、シッター利用の心理的ハードルがあったとしても、シッターさんのことは嫌いにならないでください。素晴らしい方がほんとうに沢山います。

全てのシッターさんの一覧と愛の溢れる利用者のレビューはこちら

仕組みについての動画はこちら

安倍総理が国会で「待機児童をなくす」と公約してくださいましたが、保育園の増設では現実的にはすぐには難しいのではないでしょうか。用地取得も難しいでしょうし、たとえ、それが出来たとしても、潜在保育士さんが現場に復帰するには難しいです。待遇だけの問題ではありません。保育士さんも育児と仕事の両立ができないのです。フレキシブルに働きやすい仕組み、ベビーシェアリングの設計が必要だと思います。選択肢の多い社会は豊かな社会ではないでしょうか?

待機児問題の解消は、ハコモノの増設ではなく、心のある熱心な育児支援者を増やすことではないでしょうか?

以下のよう声が、自治体や国会に届きますように。もちろん、私自身も自ら届けるように活動したいと思います。

待機児童の早期解決のために、一人でも多くの方が声をだし、いろいろな提案をご検討くださいますよう、心より願います。引き続き頑張って活動していきたいと思います。



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経沢香保子

ao*27 の『これは知って欲しい!』『役に立った!』記事選

他の方の記事を読ませていただいて、私、ao*27 が『それは知って欲しい!』『役に立った!』記事を紹介しています!

コメント6件

選択肢の多い社会は豊かな社会、本当にそう思います。私は3人子どものいるシングルマザーなのでシッターさんにはとってもお世話になってきました。保育園にもお世話になってきましたが集団とは違う家庭的な良さがありますし、時間や曜日、子どもの体調や習い事の送迎など、個々の様々な事情に対応できる小回りの良さもあります。キッズラインのような素晴らしいサービスがますます広まりますようにと願います。
昨日、友人の家にお邪魔して友人の高校生の娘ちゃんに将来何になりたいの?と聞いたら、保育士だと言いました。私は正直嬉しかったです。経沢さんの夢のパズルの1ピースのようで。ぜひなって欲しい!叶えられるよ!と伝えました。次回会った時はベビーシッターのことをお話ししてこようと思います。
子供の発達を脳の発達を軸に考えるとき「社会性の獲得」は不可欠だと思います。子供は生まれた段階で母親を認識します。(母親も子供を認識します。)ゆえに子は母により最初の愛着を獲得します。父親はこの段階では他人ですが一番初めの母子のコミュニティの外にいる信頼できる他者として二番目の愛着を築き社会性を与えます。この愛着を心の中でシンボル化して人は他者とかかわりを持てるようになります。

このように子供は段階的に社会性を獲得しますが、子供同士の集まる場がないと社会性を十分に築くことができず、共感を育てにくく信頼すべき人間と信頼すべきでない人間の区別がつかないあるいは適切な人間関係の距離感というものを把握できなくなります。この点から考えると保育園や幼稚園のほうが優れている点もあると思います。
これはDSM-Ⅴにある愛着障害、ミラーニューロン、あるいは北山修先生の共視論という考えから説明できると思いますし、児童養護施設で7年ほどボランティアをしている体験からも実感しています。子供の成長を全般的に考えて養育を考えるべきで、好き嫌いという次元で考えるべき問題ではないと思いますし、海外でやっていて日本でやっていないから古いダメな手法というのは行き過ぎではないでしょうか。特に脳神経学に基づくアプローチは海外でもまだ十分なされていないと考えます。

お母さんのためにというお気持ちが素晴らしいと思います。ただそのことを前提にしたうえで、あえて提案をさせていただきたいのですが、ベビーシッターという養育の一つの方法に社会性の獲得という視点も含めることはできないでしょうか。

例えば、有限な社会資源のことを考え週に何日かベビーシッターさんにお願いし何日かは提携した保育園に参加する、あるいはベビシッターさんが集まり子供同士で遊べるスペースを開放するという形もありうると思うのですがいかがでしょうか。
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