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瀬戸かほが花を好きな理由


はじめまして、こんにちは 瀬戸かほです。  

突然ですが、今回はわたしが花が好きな理由を人生を遡りながら書いてみようと思います。



中学生の職場見学アンケートのとき、幼い頃から人の「死」に興味があった私は「葬式場・火葬場」に丸をつけました。

ちょっと興奮していました。


正直、一人でもいいので行きたい!!!


どうしようかな、ついに私の夢が叶ってしまう〜!どきどきするなわくわくするnと思っていたところ、友人たちに「Kシュウマイ工場見学にしようよ!」「楽そうだし!」「シュウマイ食べられるよたぶん!」と熱く誘われて、「いいよ」と笑顔で答えてしまったんでした。

友達と一緒に何かを行うことの裏にある何か>自分の意志 です。

シュウマイにそんなに興味があるわけじゃないしなあ・・・と憂鬱気味だった私は見学当日に熱を出してしまい、シュウマイも食べられずシュウマイの作られる工程も知ることができずに終わりました。ちゃんちゃん。

後日K社で工場見学の際にもらったらしい醤油差しを男の子がくれて、少し好きになってしまいそうでした。




・・・・・。
どうでもよくない?
と思える上記の話はわたしの大学生時代につながっています。


ちょっと変わったアルバイトがしたい。

暇な大学生のあるある考えごと、ちょっと変わったアルバイトがしたい。という気持ちから、色々な検索を試していたときにふと中学生の頃の職場見学の一連の流れを思い出し、葬儀の派遣会社に登録しました。

1日だけ研修があって、そのあとはお通夜や告別式、お寺の掃除をする日々。やりがいがあって、自分にとって幼い頃から興味があったことをやれている・・・もしかしてこれは私就職してしまうのでは?と本気で思いました。

ちなみに、わたしの「死」についての興味はそこからものすごい勢いで膨れ上がって、卒業制作テーマは「西洋の喪服」にしました。  葬儀自体はいつから行われていたのか、喪服の定義とは、喪服が黒と決まったのはいつ?など。ドライフワラーのアレンジメントをモデルさんに持たせ、押し花を顔に貼ってメイクしたりで、もうわたしの趣味が爆発しました。




話を戻します。

葬儀のお仕事も慣れてきた頃、花屋さんに初めて派遣されました。

何をしたらいいのか全然わからないけど、
とにかく大量に仏花があることがうれしく、
お店の方がパパパっとものすごい速さで供花アレンジメントをしている姿にビビビッときて箒で床を掃きながら盗み見ていました。

「お花ってやっぱりいいな、想像していたよりかなりの力仕事だけど、こんなに綺麗なものに囲まれて仕事したら毎日幸せだな」 と思い、葬儀の仕事をパッと辞めてしまいました。


それからはお花屋さんのアルバイト募集を片っ端から見て、面接を受けて、無事働くことになりました。

見ること聞くこと自分にとってなんでも新鮮で、ワクワクしました。
バイトのお給料の半分が毎回そのお店のお花代で消えました。

お客さんと一緒にお花選ぶのって楽しいな、
リース作り楽しいな、
アレンジメント楽しいな、
お花が近いところにあるって心が潤うな
の毎日でした。



結局そこのお花屋さんはシフトの都合が合わなくなり、泣く泣くやめることとなりましたが、わたしのお花ラブはいまだにバシバシで、今では暇さえ色々な花屋に行ってます。それはまた別の記事で。

初回から脱線が多く長い文章になってしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。
それでは〜。

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