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公務員で綴る Advent Calendar 2022 Day16

〇イントロダクション


 今回は、公務員仲間が企画してくれたイベント「公務員で綴る Advent Calendar 2022」について書こうと思います。 
 この「アドベントカレンダー」という企画は、12月1日からクリスマスまでの期間、みんなで1日ひとつ記事を投稿してカレンダーを作ろう!というイベントです。
 もともとのアドベントカレンダーはクリスマスまでの期間に日数を数えるために用いられたカレンダーで、19世紀初頭のドイツで始まり、一説にはドアに毎日チョークで印をつけたことが起源のようです。 
 今回のアドベントカレンダー、テーマは”2022年を振り返る”ということで、こんな仕事をした、こんな体験した、こんな人と出会った、こんな本を読んだ。一年を振り返って、いま、こんなことを考えている。
などなど、一口に公務員といっても全国各地でそれぞれの街をそれぞれの仕事で支えている仲間たちが、2022年を振り返るリレーブログとなっております。
 公務員の読者はもちろん、公務員以外のお仕事をされている方にもぜひ読んでほしいと思います!

↓公務員で綴る Advent Calendar 2022↓

https://adventar.org/calendars/8027

〇イントロダクション2


 本日私がこの12月16日をアドベントカレンダーで選んだのは、息子の誕生日であるとともに自分の誕生日まであと1か月であるからです。といっても、内容にはあまり関係ありませんが。

 ここ数年、今年を漢字1文字で表すと?というのがSNSフレンズ界隈ではやっているので、私も流れに乗って、昨年の文字は「貯」としました。
 今年は、貯めたものをいろんなところに種まき、をするはずだったのですが、そもそも種まきをしようにも、まくところをまずは耕さなければならないことに気が付き、今年はそれに専念したので、漢字は「耕」となります。    
 ということは、必然的に来年のテーマは、「種」になりますね!(ちなみに六星占術でも、来年は、水星人マイナスは「種子」の年でまさに機を得たりですね)

何を「耕」したか、3つの角度からまとめていきたいと思います。

① 本業について


 本業については、具体的な内容抜きの説明なのでわかりにくいかもしれませんが…。基本、3年で部署を異動する人だったので(除く産育休の前後)、今年4月の2年での異動は自分的に異例でした。現在の本業では結果はまだ出せていませんが、時間がかかる側面と、スピーディにやらなければならない側面があり、今年は、取り組んでいる業務について、耕して土づくりをまずは行う、でも、種をまけそうなところはまく、というイメージで取り組みました。
 本庁からはやや浦島太郎なところで勤務していますが、逆に、ゆっくり集中できるのはまあいいですね…駐車場とロッカーは広いですし。
 ストレングスファインダー=強みの活用の視点で説明すると、「アレンジ」×「目標思考」×「回復思考」で実行力資質をフルに生かした1年でした。もちろん1位の、「学習欲」は継続的に使用中です。

② プライベートその1 リアル活動


 他の人の活動に比べて、書くのが申し訳ないくらいちいさなちいさな活動しかしていないのですが、せっかくなのでご紹介します。こちらもまだ畑を耕しているところですね。
・オンラインでのABD(アクティブブックダイアログ)の学びをリアルにも生かしたい!、ということで、職場の後輩たちと月に1度のABD形式の読書会をしています。読書だけでなく、各種情報交換もできて有意義な場となっています。ちなみに、子育てに忙しい子も参加しやすいように、終わる時間はきっちりと、直前のドタキャンドタ参をオッケーの場にしています。
・小4から途中何度も中断しながら、細々と続けているクラリネットですが、ここ数年は、いろいろ忙しくてお休みしていました。今年は、娘が大学生になったのを機に、娘と一緒に吹奏楽団に復活しました。まだ、定期演奏会はできていませんが(来年夏予定)、イベントなどで久々に演奏して楽しくやっています。
・地元の本屋さんで実施している、中高生への本の寄付「ペイフォワード」企画に参加しました。中高生の時に読んでおきたかった、読んでよかった本を10冊寄付しました。ちなみに、配布開始から5日ですべての本が子供たちの手に渡ったとのことです。よかった~。
・ちょこっとしたコラムではありましたが、業界では有名なあの、『月刊ガバナンス』に2回書くことができました。いつか、本業関係で書ける日が…くるといいな!他にも、職場の若手向けに対話に関するコラム、地元文芸誌にエッセイを1本書くことができました。
対話に関するコラムはこちら↓


③ プライベートその2 オンライン活動


 コロナ禍以降雨後のタケノコのように様々な種類のオンラインの勉強会や交流会が発生しました。なかなか家の事情や住んでいる地理的状況で、リアルが中心の業務外の学びがやりにくかった自分にはまさに機を得たり、と、令和2年~3年は、とりあえず少しでも気になったものには参加してみる!実践していました。しかし、今年令和4年はだんだんウィズコロナという状況になり、リアル活動も復活してきたので、昨年に比べてオンラインの活動への参加が相対的に減ってしまった1年でした。
 とくに、オンライン市役所については、3月以降は、各課の定例会が吹奏楽団の練習と重なることが多く、ほとんど顔を出すことができませんでした。また、ストレングスファインダーの勉強会も、吹奏楽団の練習と重なってなかなか出ることができなくなりました。
 人マネ(早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会)については、部会本体には顔を出せませんでしたが、マネ友(部会OB)の開催するスキルアップ講座には参加することができました。
 ホルグ(地方公務員オンラインサロン)も、講演会はアーカイブ視聴が多くなりました…とはいえこちらは、FBのスレッドでの記事紹介には時々突っ込みを入れて、よい示唆をいただいています。
 公務員仲間主催のオンラインABD講座のお手伝いは、引き続き参画しています。あとは、プロジェクト的な勉強会や読書会にちょこちょこ顔を出しています。
 一方で、コロナ禍以降のオンラインのつながりで知り合った方とリアルでお会いすることができた1年でもありました。自分が会いに行く、はなかなかできなかったのですが、こちらに来ていただいた方には積極的に場を持つことができました。
 お会いしたい方はまだまだいらっしゃいますし、今度は先方にお伺いしたい方もいらっしゃいますので、来年以降実現するように頑張ります!
 もちろん引き続き、オンラインを活用した自己研鑽はできる限りいろいろ参加していきたいと思います。(リアル開催もできれば!)
  なかなか自分ではこれをやる、と言い出しっぺにはなれませんが、せめて、「良き参加者(by加留部貴行さん)」となれるようにしたいですね。


④ 来年に向けて


 コロナ禍以降、オンラインのつながりで今までリアルではつながれなかったような人と知り合うことができる中で、自分が好きなもの、大切なもの、強みがはっきりしてきた気がします。
 特に、もともとやっていた吹奏楽、対してうまくもないし、と思っていたのですが、意外と、ここまで継続しているのって継続しているだけで強みなんじゃないか…と振り返る機会になりました。また、本を読んだり、つたない上に遅いですが、文章を考えるのも割と好きなのかもしれないと考えています。
 仕事についても、配属された部署に合わせてなんでも頑張ります!から、流石にそろそろ、向き不向きが出てきたような気がします。
 合わせて、公務員の定年が65歳に引き上げられ、60歳で役職定年を迎えることになり、60歳以降をどのように生きていくかも、考えていかなければなりません。
 こういう時には、自分の軸がしっかりしていないと、周りの動きに心がいつも振り回されるのは相変わらず…「自分株式会社」にどのような課や係を作るか、それにまつわるつながりをどうもっていくか、最後にたどり着きたい目標となる北極星は何か、を考えることが来年の課題になりそうです。
 「貯」「耕」から、来年の漢字はもう、「種」と決まっているようなので、1年後にまたそれに見合った振り返りができるようにしたいです。

 ここからは備忘録的に…ちなみに…私は余程のことがないかぎり、自分から相手との関係を「切る」ことはないです。長い人生、いつかまた、同じ階段上に登ることがあるかもしれないからです。
 また、これまでの経験上、条件が不利だな、とか、困難なことがあっても、むしろ、その時にはうんと工夫して考えて、より良いものが作られる、よりよいアイディアが浮かんできたなと思えるようになりました。来年も問題課題がたくさん出てくると予想されますが、その時は、この考えでいこうと思います。
 引き続き、座右の銘「積小為大」を胸に、来年もやっていきます。


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