幼児性愛者を教職につけてはいけない/当たり前すぎるでしょ。



率直に言えば、幼児性愛者に教職員免許を与えてはダメだと思う。

ぼくは、小学生バスケットボールの運営に携わった事がある。その経験からいっても、まだ幼い異性に、性欲を覚えるのは、病気だと思う。
小学生の女の子のなかには、ビジュアルの素敵な子もいれば、わざと大人にエロい話をぶつけるおませさんもいる。
坂口安吾が『風と光と二十の私と』で書いたように、すでに「女らしさ」を発揮する子もいた。

でも、やはり彼女らは、子供だった。保護されるべき存在であると同時に、主体性を延ばしていくべき時期にある人間を、大人の性欲で支配し、人生に決定的な傷を植え付ける権利は誰にもない。保護する事と、支配することは同列ではなく、そして、年長者と年少者の恋愛は、しばしば支配/被支配の関係に陥りがちて、その傷を背負うのは被支配者の側だ。

間違ってジュニアアイドルの動画のサンプルを見た時、思わず目を背けた。いたいけな子供に、擬似的な性愛動作をさせる。犯罪行為でしかない。
彼女等の多くが、右も左も分からないうちに撮影されたそれらの動画が、いまだネット上に転がっていることがトラウマでメンタルを病むケースも多いそうだ。

幼い少女に、自分にはない聖性を感じたり、時にエロチックな要素をかぎ取る感性までは否定しない。共感はしないが理解はできる。
でも、教師という、一定の空間のなかでは権力を発揮しうる立場の人間に、小児性愛者は不向きだ。

幼児に感じる性愛を、いわゆる児童ポルノで消費することで、欲望を堪えている人は多いだろう。
何に性愛を感じるかは、自らチョイスできるものではないからだ。

だからこそ、強く言いたい。

幼児性愛者を教職につけてはいけない、と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?