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これが俺の自慢の拳だ!BT13環境大門大ビート

お久しぶりです、KAIです。
国内決勝が終わり大型大会もひと段落ついたところで久々の全文無料公開記事です。良かったと思ったら投げ銭よろしくお願いします!

今回はBT12、EX4、BT13と連続で強化を貰った大門大デッキの紹介になります。
BT2、BT4環境では【シャイングレイモン】を使っていて愛着があり、【赤黄ハイブリッド】ではサンライズバスターに非常にお世話になっていたため何かとデジモンには縁のありましたが、個人的にはシャイングレイモンより大門大や声優の保志総一朗さんが好きで、BT12からパラレルを揃えルインモードとバーストモードを心待ちにしていました。
BT13のカードリストが公開された時に大門大関係ギミックがLv5以下で完結していると感じていた頃、チャンピオンシップ2022の国内決勝でさるるさんがクールボーイ採用のグレイ+ウェヌスモンデッキを使用して好成績を残されていました。

ジェットシルフィーモン規制以降進化元が貧弱になってしまったウェヌスモンを強く使うデッキを探していたこともあり、自分の大門大デッキはこのようなリストになりました。

リスト

動かし方としてはBT12.13ジオグレイモン、BT13ライズグレイモンやライズグレイモンX抗体で大門大を展開、セキュリティを詰めつつウェヌスモンで蓋し次のターンの勝ち筋を確実にしつつ相手の動きを止める、というのが大まかな流れになります。
今回は出たばかりのアーキタイプということもあり、各カードについて採用非採用問わず広く言及していきます。

大門大


このデッキの核となるカードです。名前が強くテキストが強くアニキのキャラ人気も高くというのは今更言うまでもありませんが、各サポートによる登場コスト踏み倒し、BT13アグモンによる0コスト打点変換や3コスト登場→打点変換による実質ハイブリッド体進化ムーブ、BT12.13ライズグレイモンによるリカバリーと、デッキ全体の挙動で考えた際、かのジェットシルフィーモンを超えた働きをします。採用されている全てのデジモンも【赤黄ハイブリッド】の頃より強力で、比較すると多少のコントロール性と引き換えに過剰なまでのコスト操作手段と打点を手に入れたことになります。制限にぶち込まれて使えなくなっていた好きなデッキの挙動を好きなキャラクターでより強力に行える、いい時代になりました。半年後には死んでるかもしれませんが……

デジタマ


2色を有するアグモンの特殊進化条件を満たすためにコロモンを採用するのは確定として、Lv3とメモリーブースト、ルインモードの有無で種類と枚数に分岐が生まれると考えています。
この構築ではウェヌスモンやルインモードをピックするためのイエロー・メモリーブースト!!を採用したいのでBT12コロモンを4、ルインモードの育成加速で一度デジタマ切れしたため保険にBT4コロモンを1採用しています。Lv3の配分にもよりますが、1枚だけであれば黄4:赤1のような配分でもいいかもしれません。
ウェヌスモンを採用せずにシャイン系列で染めるようであれば、レッド・メモリーブースト!!やBT9アグモンX抗体と共にBT5コロモン、BT9コロモンが採用されると思います。主流なのはこちらですね。
コロモンでさえあればなんでもいいので、例えばEX4コロモン、BT11アグモンX抗体と組み合わせ黒軸にすればチーム戦で8枚のアグモンX抗体を使用することができます。黒軸の場合メモリーブーストが使えないのでアナログの少年を採用する形になるかと思いますが、BT12大門大でBT13ライズグレイモンへと進化しながらBT13大門大を展開しつつリカバリーもしくは生存、ライズグレイモンも突っ込んで育成再装填、BT13アグモンを構えるようなアグレッシブな動きも強そうです。キルターンでないなら盤面のライズより育成のアグの方が強いので、敢えて強い相手に突撃するプレイングもありそうですね。

Lv3


ウェヌスモンを除く全ての必要なカードにアクセスできる登場時、いくつあっても腐らないDPマイナスの進化元効果と共に強力なテキストを持つBT12黄赤アグモンと今回の動きの要であるBT13アグモンは共に4枚確定です。
残りはBT9アグモンX抗体、EX4赤黄アグモン、BT13クダモン、BT11ピヨモン辺りが候補になります。
Lv3登場→ジオグレイモン進化で育成を構えつつ大門大登場の動きが強力なので登場時の強いデジモンを採用するためにEX4アグモンの枚数を調整して登場時を重視するということもありそうです。とはいえEX4のコスト確保もドローも優秀なので色々試せそうな雰囲気はあります。
その他のカードであればBT9ピロモンはお勧めです。【ロイヤルナイツ】やベルフェモン下のBT13アスタモンに強く出ることができ、特に【ロイヤルナイツ】には粛清のロイヤルナイツから突破されるBT8サイケモン互換と違い除去に軽減テキストを吐かせることができるため強力です。赤と黄の妨害テキストは他にBT5ガオスモンやBT5キュートモンなどがいるため環境次第では候補にあがります。4月からはトレーニング系に直撃するので見る機会が増えるかもしれません。

Lv4


大門大に繋がるBT12,13ジオグレイモンを4ずつ、残った枠に育成構えや進化元効果が強力なEX4ジオグレイモンを採用しています。BT13ジオグレイモンでセキュリティを入れ替える特性上STジオグレイモンも多少使いやすくなっており、万が一捲れて生き残ってしまうと非常に強力ですが赤単色かつ進化時や進化元効果を持たないので外してあります。同型で捲られると死を覚悟するのでいつか試してみたいです。BT4ジオグレイモンは何もわからないので誰か教えてください。
大門大に接続しやすいのが売りですが、進化元効果で考えるとさるるさんのリストのように全てグレイモン系統に割り振った方が強力です。Lv3を恐竜型アグモンで染めなくてもよくなるので構築の幅も広がります。構築段階で大門大を強く使いたいというファンデッキの要素を強く意識していたことや、BT1高石タケルを外した上でのクールボーイ込みテイマー12枚構築はいかがなものかと考え自分はジオグレイモンに寄せていましたが、先日非公認大会でテイマー12枚採用型が結果を残して話題になっていましたね。BT11グレイモンX抗体に規制が掛かりましたが、スライド進化というシステムそのものとクールボーイのコスト操作ドロー加速は優秀なので、切り捨てるのは早い気もします。
BT13アグモンが不在だった時のためにBT4アグニモンやフェアリモンを1~2枚採用するのもいいと思います。純ハイブリッド体デッキ以外にタッチで入るハイブリッド体は不意の1点で相手が死ぬため非常に強力です。このデッキに限らず隙あらばリーサルを狙っていきましょう。

Lv5


BT13は進化時大門大登場と上下についたリカバリーテキスト、これぞ求めていた最強のライズグレイモンと言っても過言ではないでしょう。アグモンや大門大など、このカードに限らずBT13の新規パーツは軒並みカードパワーが高いです。
ライズグレイモンX抗体はスライド進化が特に強力ですが、BT12大門大の効果でLv4から雑に進化してもテイマー登場+同レベル帯を越える打点形成が可能なので進化ラインとしてもしっかり機能します。大門大を強く押し付けることを考えると4:3の7枠はほぼ固めていいのかと考えています。
Lv5を7枠として他のカードに譲るか、8枚目以降を投入するかがまた悩めるところです。進化時効果を重視するならライズグレイモンX抗体の4枚目、進化元リカバリーならBT12などありますが、最近試していて面白かったのはEX4ライズグレイモンでした。進化時と進化元でデジモンとセキュリティをマイナス4000するテキストで、完全体まででもかなり高DPのデジモンを狙うことができる様になります。ウェヌスモンの進化元で効果を発揮し実質16000打点として運用するのもなかなか楽しいです。とはいえ他のライズとは明確に仕事が違うため採用はやや難しいところ。自分でXスライド軸を組むならEX4とライズXで4:4とかも楽しそうで試してみたいです。
BT2ライズグレイモンは進化時に大門大の登場時が使えないことと大門大が突撃するため3枚並びにくいこと、BT4ライズグレイモンはBT13大門大に対応していないことから外してあります。BT4は薩摩廉太郎や八神太一&八神ヒカリを登場させながらBT13スレイプモンで進化元効果を2回起動させるのは楽しかったです。

Lv6


俺が正義だウェヌスモン。ジャスピオンのもじりでしたが全く指摘されることはありませんでした。
進化するだけで盤面が止まり相手がビビります。なろう系の主人公みたいな奴です。なにってウェヌスモンに進化しただけだが?
ありとあらゆる順当進化や【ハンター】、ハイブリッド体に刺さるだけでなく、DP12000でBT13デュークモン圏外かつ進化した返しにはアタックされることはないので何故か【ロイヤルナイツ】まで止まります。
マイナスをBT13ドルグレモンで弾くことの出来る【アルファモン】も先出しでドルグレモンを止めるか後出しで進化の択を止めるかでショット以外には対応可能です。BT9アルファモンには勝てませんが採用率が下がっているのであまり気になりません。
レストさせておくことで突進もケアできます。ウォーグレイモンX抗体のアタック終了時効果には無力ですが、進化元にあるX抗体のアタック時は使えないのでかなりアクションを制限することができます。
禁止制限カード恒例のストレス枠代表としてこれかクオーツモン辺りに規制がかかってしまうかとヒヤヒヤしていましたが耐えたのでよかったです。半年後はどうなっているかな……
Lv6の構成としては3:1、4:1、3:1:1、3:2あたりを模索している段階で、残りの候補としてはBT2シャイングレイモン、BT12シャイングレイモン、BT13シャイングレイモン、ブラックセラフィモン、BT4ウォーグレイモン辺りが候補です。BT2シャイングレイモンの進化時効果で大門大をレストする動きは強力ですが、現時点ではマイナスでの処理と大門大の打点を強化できるBT12を採用しています。2点チェック楽しいですしね。大門大を強く使うというコンセプトにも合致します。

Lv7


ウェヌスモンで蓋をした次のターンに勝つためのバーストモード、ウェヌスモンで蓋した盤面をさらに継続できるルインモードと、役割は違いますが両方とも非常に強力です。ウェヌスモンを使う場合においてBT12大門大をどうやって起動するかの問題を解決してくれたBT13アグモンには本当に感謝しています。
どちらも大門大を強く使えるのと欲しい盤面がそれぞれ違うため1:1で散らしてありますが、今だと【シャイングレイモン】が少しずつ増えているように感じているので、相手の大門大を封殺できるルインモードを厚く取った方が環境には合っているような気がします。

オプション

メモリーブーストは手撃ちでも捲りでも強力なので4枚投入したいところ。Lv3.5.6あたりの枠を1削ることになりそうです。
除去枠のオプションを採用しようとするとサンライズバスター、シャイニングブラスト、ファイナルシャイニングバースト、ヘヴンズ・ジャッジメント辺りが候補に上がると思いますが、入れるならブレス・オブ・ワイバーンがオススメです。大門大の登場は他のカードでサポート出来ますし、手札や盤面の質に火力が左右されることなく、EX3エグザモンやBT13クレニアムモンが射程に入っています。捲りもメイン効果発揮で優秀です。
この中ではヘヴンズ・ジャッジメントも悪くありません。アグモン1枚で6000×3の火力を負けるので盤面のマイナスと合わせて多面処理が容易です。ただセキュリティでの捲りが今ひとつかと考えブレス・オブ・ワイバーンを推しました。
トレーニング系統ですが、ロスのないコストパフォーマンスやデジモンのみでなくテイマーも対象に拾える効果は優秀なものの、このカードをメモリーブーストの代わりとするにはデジモンの進化ラインが細いこのデッキで事故軽減としての運用は難しいと感じます。手札が揃っている時のしゃがみカードとしては非常に優秀なイメージです。上手いバランスを見つけたいところ。

いかがでしたでしょうか。随分ふわっとした内容になってしまったなぁと思いましたが、構築なんて固定してしまったらそこから先に行くことができなくなってしまいますし、5月末まで同じ環境でやるからこそ取れる選択肢は幅広く用意しておこうと思いました。いい感じに纏まったら改めてまとめ記事を書くかもしれません。
今期はマグナモンキャンペーンによる盛り上がりと群雄割拠な環境が合わさってテイマーバトルも楽しいですね。この調子で続いてくれればなぁと思います。
それではまた。

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