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東都1週目新中継ぎエースになれるか!?

 こんばんは!海です。昨日ようやく開幕しました東都大学野球1部秋季リーグ戦でしたが、今日は雨のため中止に。さらに明日も荒天が予想されるため中止が発表され、第1カードからまさかの展開となっています。毎年毎年秋季リーグは天気選手が最強なので今年も天気選手との戦いは続きそうですね。

 さて。今週の1戦で気になった選手は東洋大学の大宮投手(鳥取城北卒)です。ドラフト候補の先輩・村上投手の後を受けて五回からマウンドに上がると、威勢よく雄叫びをあげる豪快な投球で3イニングを無失点で切り抜けました!本当に良い投球を見せていた大宮投手ですが、私が見ていた3年間のオープン戦での登板はさほど多くないです。正確に数えていませんが、おそらく5回ほどだと思います。さらに昨年までの登板ではサイドスローから勢いのある直球を投げ込むタイプということで制球が定まらず自爆。というパターンも見受けられましたが、大体の打者相手にまとまった球を投げながらも気持ちで負けない投球を披露していました。

 昨今の東洋大学は2018年ドラフトでプロ入りを果たしたあとから投手陣の争いが非常に激しくなっています。昨年度、中継ぎで大活躍をした2年生の松澤投手(帝京卒)や河北投手(浦和学院卒)などリーグ戦ですでに結果を残したメンバーのみならず、今後出てくるであろう投手が多く在籍中です。このようなブルペン事情の中での開幕戦。チャンスが巡ってきたところでしっかりと好投を見せた大宮投手の今後が楽しみです!個人的には千葉ロッテの益田投手のような投手になってほしいです。

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 一方苦しんだのは打撃陣。中大投手陣相手に好機を作るもあと1本が出ませんでした。個人的に気になったのは2年生の松本選手(龍谷大平安卒)です。打席前のルーティンが変わったことも気になりましたが、最も気になったのは打順の変化によるスタイルチェンジです。

 昨年度は持ち前の俊足を買われ、1番打者を見事に勤め上げた松本選手でしたが、今季は打線の繋がりを意識してか3番での起用です。この打順の情報は個人的に開幕前から耳にはしていました。当時はツボに嵌まると長打も出るタイプですが、個人的には多く打席に立ち粘り強い打撃で相手投手に球数を投げさせることの有用性の方が高いのでは?と感じていました。しかし、実際見てみると中軸では中軸のスイングになっていました。ここが松本選手のすごいところだと思います。野球偏差値が高いというんですかね。そのタイミングに求められるプレーができ、結果を残すという点においては現在の東洋大の中でもトップクラスだと思います。

 まだまだ1試合だけで新戦力の顔と名前とプレースタイルは一致せず…。ただ球場に足を運ぶと声をかけてくれる人もたくさんいて楽しかったです(笑)。次回はまた投打の選手紹介になる予定です!お楽しみに?

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