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【Excel】排他的論理和【XOR】

Excelに比較的新しく追加されたワークシート関数を紹介する。
今回はXOR関数だが……いい使い方があればコメントでご教示いただきたい。

この関数は排他的論理和を計算する関数だが、ビット演算には利用できず、論理式を複数渡すと計算結果が返される。

具体例

論理式が1つ渡された場合

論理式が1つ渡された場合は、その論理式の結果を返す。
XOR(TRUE) は TRUEを返し、XOR(FALSE) は FALSEを返す。

論理式が2つ渡された場合

論理式が2つ渡された場合、排他的論理和を返す。
最も一般的な使われ方だと思われる。
XOR(TRUE, FALSE) および XOR(FALSE, TRUE) は TRUEを返し、XOR(TRUE, TRUE) および XOR(FALSE, FALSE) は FALSEを返す。

この性質を利用し、TRUE/FALSEの反転を行うことができる。
XOR(条件式, TRUE) は NOT(条件式) と同じ値が返される。

論理式が3つ以上渡された場合

論理式が3つ以上渡された場合、論理式1と論理式2の排他的論理和を求め、その計算結果と論理式3の排他的論理和を求め……を最終引数まで繰り返した結果と同じ値を返す。

一般化

渡された条件式のうちTRUEであるものの個数が奇数である場合にTRUE、偶数である場合はFALSEを返す。

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