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形にならないものを手渡されて~千子村正 蜻蛉切 双騎出陣感想~

※未完成です。また何か思い出したり書きたくなったりしたらその都度追記します。

ぜんぜん清書ではないですが、そしてまだまとめきれてないお出かけ記録がいろいろありますが、noteは!日付変更が!できない!(今更)三島noteを公開したあとで5月の福岡noteにとりかかる(※まだ未公開)ということになってしまった反省を活かしてとにかく今日の日付で村正派双騎の感想予定地をとっておくというための投稿です。᙭に投稿するには長すぎるなと思ったので。またそのうち(近いうちに……!)ちゃんと清書したものにします。たぶん。しないかもしれない(どっちだよ)。その状態でもよければ、以下からどうぞ。


ほんとになにもまとまってません(まがお)ていうか、あんまりまとめようという気がないのかも。
わたしは初日の初回を配信で見て以来の双騎で、現地では最初で最後の観劇でしたが、ただただ、圧倒されました。ただでさえレベルの高いあの2振りがますますレベルアップしてきている……。狂ったように遡行軍を斬りまくる村正の美しい狂気、ものすごく怖かったのに、一瞬たりとも目を離せなかった。すごかった。繭の中から村正に歌いかける蜻蛉切様の声、とても優しくてあたたかかった。すごかった。
今回はステージアラウンドというある意味特殊な会場での公演でしたが、現地で見れてよかった……!とめちゃくちゃ思いました。配信ではわからない感覚が付加されるので。とんぼさんの移動と一緒に回っていく客席、そして自分を感じた時、あ、わたしたち今、とんぼさんと一緒に旅をしているのだ……と感じました。村正と、とんぼさんとを取り囲むものを辿る旅。ずっと右回転だった移動が、一部ラストで左方向へ逆回転になるのもすごくよかった。あの時、繭を脱いで出てきた村正と一緒に歩いているようで嬉しかったし、それを後ろからすこし間をあけてついていくとんぼさんの姿や表情を見れたのも嬉しかった。あの時の2振りの絶妙な距離感がすごく好きです。
あと順番前後しますが肉弾戦する蜻蛉切さまがめちゃくちゃツボで……頭突きに拳に蹴り……あの肉体から繰り出される直接攻撃最高なんよ……槍の扱いが素晴らしいのはもちろんですが!
そして先に二部についてもちょっと記しておきますが、見に行った時は太鼓回でした(12月30日ソワレ)。蜻蛉切さまの息遣いまではっきり聴こえる、あの静寂と緊張感に包まれた空間、最高だった……!あと生でImpulseが聴けて涙が出そうなくらい嬉しかったです。そして新曲もどれもこれもすてきだった!一緒に歌うとこ、歌えるかな?!てドキドキしたけど、他の皆さんと一緒に声を合わせて歌うの、すごく楽しかったです。私はすえひろがりに参加してないので、声出し解禁になってからは初の刀ミュ現地だったんですよね。最初にみなさまの盛り上がりの歓声を聴いて、あっ、そうか、声出していいんだ……!となりました。やっと声出し応援のできる世界線に来たよ!

今回の公演で村正のことめちゃくちゃ大切にしたいなという気持ちが強くなって強くなってほんとにもう。俺が守る……(抱きしめギュッ)(byミュ巴ちゃん)て感じです。不安定で、いろんなものから逃れたくて、でもできず、狂い、暗闇を怖がり、そして蜻蛉切さまの優しく歌いかける声に、どこか戸惑うように応える。差し伸べられた手をおずおずととるように。そして一部ラストのあのシーンにつながっていく……
配信で見た時も、確か一部のラストで「優しい話だな」と思った記憶があります。で、今回現地で見て、一部のラストでめちゃくちゃ涙がこみ上げてきて泣いてしまったんですよね。優しいお話だと思ったのは配信でも現地でも変わりませんでしたが、現地で見た一部ラストでこみ上げてきたあの涙の理由は、はっきりと「こんな気持ちだった」と言うことが難しいなと思います。自分でもなんでこんなに涙が溢れるのかわからない、って思いながら泣いていたので。胸がいっぱいだった。とにかく。
でも、村正派双騎って、そういう舞台なのかなって思いました(あくまでも個人的に)。私は自分の感情や気持ちを言語化するのが得意じゃなくて、だからこそこうしてnoteや、ふだんつけてる日記や、いろんなSNSなんかで文字としていろんなことを書き綴る中で自分の感情や気持ちを整理している面があるんですよね。目に見える形で記録をするのは昔から好きだし、あとで読み返した時に当時の自分を振り返れるのも好きだし。
でもこの舞台に関しては、ほんとに文字にするのが難しい。いろんな考察を出されている方々のことを本当にすごいなと思います。たぶんわたしにはできない。ほんとにたくさんのことを感じたしできるならきちんと整理して文字化しておきたいけど、あの一部ラストの時に胸にこみ上げた「何か」と、溢れてくる自分の涙でなんかそれができなくなったというか……でもそれでもいいのかもって思えたというか……。
文字にすることはできないかもしれない、でも確かに、私はこの舞台から、あの2振りから、いろんなものをもらって、たとえ記録ができなくても、それらは私の心の中にしっかりと「ある」。きっと私はこれを大事に大事に抱えてこれからを生きていくんだって思える。そんな感じです、今は。いつか文字や言葉にできるなら、それはそれで嬉しいことだけど、とりあえず今は、そんな気持ちです。

観劇後、お友達(蜻蛉切さま最推し、双騎は現地で初見)と合流していちばんに、どうだったー?!とニコニコして聞いたのですが、お友達の涙を見たら胸がいっぱいになってしまって、もらい泣きしてしまい。べそべそしながらお友達の背中をさすって、よかったね、って言うので精一杯でした。私はこのお友達を無事に現地に連れてきてこの公演を堪能してもらうのが今年最後の大仕事だと……自分の中で(ほんと~~~~に勝手に!!!!)(すいません!!!!)思っていたので、幸せそうなお友達の様子が見れて、ほんとにほんとに嬉しかったです。一緒にここにこれてよかった。連れてきてくれた村正派の2振りにも、もっくんすぴさんにも、ありがとうございましたの気持ちでいっぱいです。最高の2023年年末でした。

ちなみにヘッダーの写真は会場まで向かう途中、あまりにきれいだったので橋の上から撮った夕暮れです。この景色もきっとずっと忘れないんだろうな。