毎日女子の個展を開催します

こんにちは!漫画家のかいちです!ただいま、1年間毎日女子のイラストを投稿する企画、#毎日女子 に挑戦中です。

今年の1月1日から始めたこの企画も、1年間の達成まで残すところ46日となりました。もしこのまま366日(今年は閏年なので)達成できた暁には、

毎日女子の個展を開催します!

今まで描いてきた366枚の女子たちを、会場に一気に並べます!描いてきた順番に、成長過程がわかるように、ズラッと並べた個展をやります!複製画やTシャツなど、毎日女子のグッズも販売します!

このまま12月31日まで毎日やり遂げることができたら、そんな個展を開催します。


いつも僕を応援してくださっている方に、今日はそのご報告です。


なぜ個展を開催するのか、疑問に思う方も多いかと思います。そのお話をする前にまずは、〝なぜ僕が毎日女子を始めたのか〟を少しだけ聴いてください。


なぜ毎日女子を始めたのか

僕は元々、継続ができない人でした。

〝何かの目標に向かって毎日コツコツ努力する〟ということができない人でした。


僕は20歳から漫画家を目指し、出版社に漫画を持ち込む日々を送りました。しかし、6年通っても一つの実績も残すことができませんでした。その事実が、僕のだらしなさをよく表しています。

初めての持ち込みで運良く、編集者さんが僕の担当についてくださいました。その担当編集さんから課題を言い渡されます。「絵が下手すぎて雑誌に載せられないから、まずは絵の練習をしよう」ということで、毎週20ページの漫画原稿を模写するよう言われました。

好きな漫画の1話分(約20ページ)の原稿を模写して、編集さん宛に毎週送るという課題です。

当時の僕はずいぶんと意気込んでいました。初めての持ち込みで担当編集さんがついて、課題までいただいて、夢に近づいている気がしていたからです。

しかし、2ヶ月と経たないうちに僕は課題をサボってしまいました。

叶えたくてしょうがなかった漫画家の夢。その夢に近づくための課題ですらこの程度の継続力でした。そんな僕に、他のことが続けられるわけがありません。

〝出版社に6年通って実績ゼロ〟という実績は、いま振り返ると納得のいく結果です。


自分は大して努力もできない、ダメなやつだということは重々承知していました。そんな努力のできないダメな僕でも、成功することだけは諦めきれずにいました。どれだけ周りから批判されようと、どれだけ自分を否定しようと、「自分はいつか必ず有名になるんだ」という漠然とした夢だけは、ずっと胸に握り締めていました。


「このまま出版社に通っていても僕は成功できない」

そう思った僕は出版社へ通うのをやめ、〝こんな自分でも成功できる可能性〟を探していました。


成功している人ってどんな人だろうと疑問に思った僕は、世間で成功者と呼ばれている人たちのことを調べていました。すると、成功者たちには共通点があることに気がつきます。

当時、僕が見ていた成功者はみんな〝凄まじい継続力〟を持っていました。

あるロケットを打ち上げたりしている実業家は、毎日欠かさずメルマガを送信していました。ある国内最大のオンラインサロンを運営しているお笑い芸人は、自身が運営するオンラインサロンに毎日欠かさず記事を投稿していました。ある国内チャンネル総登録者数No.1YouTuberは、毎日YouTubeに動画を投稿していました。

彼らが成功していた要因は数多くあったと思います。ビジネスの知識、人脈、個人の能力。様々あった要因の中で、僕の考えられる範囲で彼らを照らし合わせたとき、見えた共通点が〝凄まじい継続力〟でした。

もっと言うと、〝一定の質を保ったコンテンツを、毎日投稿できる力〟でした。

この共通点に気づいたとき、僕の中で〝継続力〟の重要性は跳ね上がりました。成功するために最も必要な能力は〝凄まじい継続力〟だと、そう思わずにはいられませんでした。

どれだけ才能があっても、知識があっても、素晴らしい人脈を持っていても、行動を起こす力と、その行動を継続する力がなかったら成功できない。しかし逆に、特別な才能がなくても、知識が多少足りなくても、人脈なんかなくても、行動力と継続力があれば成功できる。

「継続力さえあれば、こんな自分でも成功できるんだ」

そう強く思ったのを今も覚えています。僕は成功の可能性を、継続力に見出しました。

最初に始めたのは毎日漫画投稿です。

絶対成功者になってやると意気込んで始めた最初の継続企画は、わずか9日で終了しました。4ページフルカラーの漫画を、毎日投稿したのですが、2週間と持ちませんでした。

「そういえばおれは継続ができないやつだった」

そのことを思い出したのは、毎日漫画投稿に失敗した直後です。これまでの人生を振り返り、自分は継続できない人間だったという事実を思い返し、絶望しました。

「もしかして、〝継続力〟自体が才能なのか。だったらおれは、絶対に成功なんてできないじゃないか」

そう思い、酷く落ち込んだのを今でも覚えています。

しかし、ここで諦めないのが僕です(ただのアホです)。

僕は継続が得意な人からアドバイスを聴いたり、前回の挑戦を反省したりしながら、どうすれば継続できるかを考えました。結果、継続力を身につける前に、まずは継続自体に慣れる必要があると思ったのです。

なにかを継続するためには、まず継続ができる体になる必要あります。

ドラゴンボールで例えるなら、毎日カメハメ波を撃つためには、毎日氣をコントロールできる体を作らなければなりません。

僕が毎日カメハメ波を撃てないのは、氣をコントロールできる体になっていないからだと思ったんですね。

僕は継続できる体になるために、ハードルをとことん低く設定しました。前回は4ページフルカラーの漫画を毎日投稿していったのに対し、今度は〝とにかく投稿すればOK〟というルールで毎日漫画投稿を始めたのです。

この時は1ページでも、ラフ画でも、ジャンルがバラバラでも、1コマでも、とにかく投稿すればOKというルールにして、毎日漫画を投稿していきました。そうして取り組んだ2度目の挑戦は、なんと177日間も継続することができたのです。


この漫画投稿が2ヶ月続いたあたりで、僕は〝継続できる体〟になれたことを実感しました。そこで僕は、いよいよ本格的に〝継続力〟を身に着けるため企画に挑みます。


その企画が、いま挑んでいる #毎日女子 です。

毎日女子でも、2度目の毎日漫画投稿と一緒で、ハードルは低く設定しました。

顔だけの作画でもいい。最低限の着色でもいい。線画だけしっかり描いていればとりあえずはOKにしました。画力向上は二の次で、とにかく1年間やりきることを目標にしていたので、最初の頃の絵は拙いものです。

そんなふうに始めた毎日女子も、最近はそれなりのクオリティで毎日投稿することができています。最近では、投稿するイラストに対して「かわいい」と言っていただけることが増えました。とても嬉しく思います。


継続できなかった僕はいま、自分に継続力がついていることを実感しています。

〝一定の質を保ったコンテンツを、毎日投稿できる状態〟にはなれていると、感じています。

この企画を366日、しっかりと達成できたとき、僕は初めて、僕自身を認めることになると思います。継続ができない自分に対し、「ダメなやつだ」と思い込んで生きた日々を、初めて払拭することになると思います。


自分は成功できる人なんだと、胸を張ることができると思います。


毎日女子を達成したという証を残したい


僕にとって、毎日女子を達成するということには大きな意味があります。〝1年間、何か一つのことを毎日やり遂げた〟というのは、僕の29年の歴史のなかでも革命的な出来事になります。〝ダメな自分〟から〝成功できる自分〟へと変わる改革の出来事です。


そんな革命的な出来事を、しっかり達成したという証を残したい。


そんな想いで今回、毎日女子の個展を開催することに決めました。

いつも毎日女子をご覧になってくださっている方、いいねしてくださる方、僕の継続企画達成を祝ってくださる方、僕が無事に毎日女子をやり切った暁には、是非とも個展に足を運んでください。そして、いつも応援してくださっているお礼を、僕から直接伝えさせてください。


どうか、よろしくお願いします。


最後に

個展の開催時期や場所はまだ未定です。

昨今は特に、流行り病事情が世間を騒がせています。なるべく多くの人に足を運んでもらいたいと思っているので、開催時期は様子を見ながら慎重に決めようと思っています。詳細は決まり次第、順次報告していきますので、楽しみにしていてください!

毎日女子の個展を盛大に開催するためにも、まずは企画達成に向けて取り組まないといけません。僕は基本的にだらしない人なので、最後まで油断はできません。


とりあえず今日も、女子を描きます。


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