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負けず嫌いでない私の悔しい瞬間



新作の感想をぼちぼちいただいてます。

面白かった、続きが氣になる、スッと入ってきた、絵がキレイ、などなど。

皆さんの応援のおかげもあり、これまで存じなかった方からのお声も届いています。

本当にありがたい。

日々の応援、本当にありがとうございます。

しかし、作家としては、現公開分はまだまだ「面白い」と判断できるような展開には至っておりません。先日公開した部分はいわば予告編。先の物語を楽しみにしていただける程度と自負してます。

本当はもう少し先までお見せしたかったのですが、私の筆が遅く、叶いませんでした。

その折、非常に悔しい思いをしました。

自分で決めた期限内に、お見せしたい部分まで描き上げられなかったことが、いつもより多分に悔しかったのです。

こんなに悔しいものなのかと、我ながら思います。

私は小さい頃から〝できない方〟の人間でした。

勉強ごとも運動ごとも、誰かと競うような勝負事では基本的に負けていました。

負けるのが当たり前。

なので、他人に負けてもあまり悔しいと思うことはありません。

けれど不思議なもので、自分に負けるのは非常に悔しいと感じます。

此度は、自分で決めた期限内に、お見せしたかった部分まで描けなかったことが多分に悔しかった。

自分の遅筆を悔いました。今までも何度も悔いてきたのですが、今回がいちばん悔しかったかもしれません。

きっと、今描いている漫画が心から描きたいものだからでしょう。

これがおそらく、誰かが決めた期限で、誰かからの指示で描いた漫画であったら、私は悔しいと感じていません。

今進んでる道はきっと間違いじゃないのだと思います。



私は本当にポンコツ人間でして、センスのない、能力の低い、頭も悪い、だらしがない、圧倒的愚者なのです。

この意識が抜けないのは、小さい頃から当たり前に負けてきたからだと思います。

そんな私ですが、日々コツコツやってます。

そんな私だから、日々コツコツやれているのかもしれません。


私は能力が低いですが、取り組んだことに対して成長しなかったことはありません。

能力値が低い私にとっては、成長が人生最大の娯楽だったりします。

この遅筆もコツコツ改善していきます。


いつまでも遅筆遅筆と、自分を蔑んでもいられません。

(その方が心地よいのですが)

日々たくさんの方に応援していただいてますから、ぼくももっと成長しないと。


早く、皆さんの心に刺さる描写まで描き進めたいです。

此度のお話、本当に面白いのはもっと先です。

いちばんのみどころは中盤以降。

そこを描くまでに、今のペースだと一年以上かかります。

けれどそのシーンは、日々悩みもがきながら生きている人に届くはずです。


早く読んでいただきたい。

感想をいただくたびに思います。

遮二無二描き進めます。

日々コツコツやっていきます。

必ずいいものを届けます。



応援、よろしくお願いします。


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【新作漫画】
『いいねなんかがあるせいで、』



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