がんばれの一言に涙するこの頃
反応の変化を感じています。
今まで応援的でなかった方が応援してくださるようになりました。
ありがたいことに、ここ5〜6年で知り合った方々のほとんどは、私の挑戦を最初から応援してくださいます。しかし、それ以前から私のことを知ってくださってる方が、私の活動に否定的な態度を示すことは、決して珍しいことではありませんでした。
それはまぁ当然と言えば当然。
当時の私には何の実績もなかったので、そんな状態でアルバイトを延々としていた私に、例えば「漫画家になんてなれるわけない」とか、「早く就職しろ」といった言葉が飛んでくることは、ごくごく自然なことだったのでしょう。
最近、私の活動に否定的だった方から応援をいただきました。
私が昨年に初の漫画書籍を出版したことが大きかったのだと思います。
どのタイミングで何を感じてくださっての応援かは分かりませんが、お礼の電話をさせていただくと、
「がんばれ」
と、一言。
私はその一言に思わず涙を浮かべてしまいました。
ようやく認めてもらえたのだなと、まずまず。
20歳から漫画家を目指して、今年で33歳になります。
昨年、たくさんの方にお力添えをいただきながら初の漫画書籍を出版し、お陰様々でここに来てようやく、周りの見る目が少し変わってきたのかなと思います。
長いようで短かった。
と言いたいところですが、普通に長かった(笑)。
私は別に、小さい頃から夢に向かってガツガツ描いていたわけじゃないので、若いうちから画力が高かったわけでもないし、物語を作るのも全然上手じゃありませんでした。
多くの人が納得しうる技能も実績もないままに夢を追い続けていたので、周りの反応が冷ややかなのは当たり前。
それでもコツコツと日々を重ねていく中で、たくさんの方に出逢い、たくさんの経験を積ませていただき、こちらもお陰様々で、今は漫画家と名乗っても恥ずかしくない人間になりました。本当にお陰様です。
今日は、ここまで描き続けてきた自分に小さな拍手を。
そして、いつも支えてくださってる皆様に感謝を。
いつも応援、本当にありがとうございます。
文章を体よくまとめるのは全然得意なのですが、なんだか少し自分を飾りすぎている氣も。
こそばゆい。けれど、これでいいのかもしれません。難しい。
創作ではきちんと皆さんと手を繋げるように、
これからも日々コツコツと作品を作っていきます。
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【処女作】
『スポットライトを浴びたくて……』
【新作漫画】
『いいねなんかがあるせいで、』
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