見てくれている人がいる
諦めてない自分をときたま不思議に思います。
何故こうも描くことを続けられるのだろう。と。
20歳から漫画を描き始めて、今年で13年目。
ぼちぼち、5〜6年もやって結果の一つでも出せなかったら、自分に見切りをつけて諦めてもいいような氣もしますが、ぼくが初の漫画書籍を出版できたのは昨年のこと。
ちょっとした節目節目に思います。
「よく今日まで続けてきたな」
と。
昨日、Facebookの方で、お友達のひっつーがぼくを紹介してくれました。
たくさんの言葉の中に、「悩みながらも筆を止めないかいちくん」とあり、思わずハッと。
妙に的を得られているような感覚になり、
これがぼくなのだろう。と、腹落ちしました。
諦めるタイミングは何度もありました。
己の未熟さに、愚かさに、不甲斐なくなったり、絶望したり、
私は人一倍成長が遅い(と自負している)ので、周りと比べては落ち込む日がほとんどでした。
今でこそ、アドバイスを求められることも多いですが。そう考えると環境も随分と変わりましたね。
ぼくが今日まで描き続けているということを、見てくれている方はちゃんと見てくれている。
そのことが、ただただ嬉しい。
昨日はそんな夜でした。
一人黙々と描いていると、世界と断絶された氣持ちになることも多いですから、ときたまこうして想いを伝えていただけると、現世に戻ってこれた氣がして多分に嬉しいものなのです。
ひっつー、紹介してくれて本当にありがとう。
続けられている理由は全然サッパリわからないけど、
これだけ続けられているということは、
描くことがきっと、ぼくが社会のためにできることなのでしょう。
時間はかかるけど、感情が動いてもらえるような物語を、コツコツと描いてきます。
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【処女作】
『スポットライトを浴びたくて……』
【新作漫画】
『いいねなんかがあるせいで、』
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【制作支援の受付先】
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