外国人から見た日本のアクセサリーの印象をまとめてみた~~

今日紹介するのは、先日12月25日にNHKBS1の「COOL JAPAN」で放映された番組内容 タイトルは「アクセサリー」。特に工芸やハンドメイド作家さんに海外進出して欲しい私、そして私自身が現在海外進出を支援している作家さんが実際にこの番組に出てくれたという大興奮の回だった!その中で作家さんに参考になりそうな事をピックアップしてみました~

外国人から見た日本のアクセサリー その1

「日本人は小さく控えめなアクセサリーが好きな人が多い」という事
これは日本人のそもそもアクセサリーに対する概念が海外の人とは全然違うのかな?という気がした。
外国人の方たち一般的に言える事はアクセサリーとは「自己表現」であるという事。思い切り大きく目立つもの、そして自分が好きな動物をそのままブレスレットにしたりとか!似合う似合わないは、まずおいておいて、「周りからどう見えるか?」より「私はこれが好きだから!」という事にアクセサリーを使っている感じがした。

そして、日本人はどちらかと言うと「さりげなさ」に気を遣っているという事。自己アピールするために身に付けるというより、他人にどう見えるか?TPOに合っているのか?をまずは優先する。という視点が、そもそも海外と違うのかもしれない

こう言うとなんだか日本のアクセサリーが海外で売れないみたいに感じるかもしれないけど、逆をいうと「小さなそして、さりげないアクセサリーは海外ではあまり存在していない」という事なので日本のアクセサリー作家さんで小さいアクセサリーを作っている人は、そのまま自分の得意分野で海外で勝負して欲しいなって思う。さりげないアクセサリーが好きな人も必ずいるはずだから…

外国人から見た日本のアクセサリー その2

外国ではヘアアクセサリーを付ける人が珍しい
この話は以前からよく聞いていた「髪飾りなんて子供っぽい」という話。
欧米では髪飾りは付けないのに、日本ではヘアアクセサリーの種類はめちゃくちゃ多いし、年代層も広い。外国の人からすると日本では普通よく見かけるヘアアクセであるシュシュなんかも、子供っぽいと見えるよう。


外国人から見た日本のアクセサリー その3

おもちゃのようなアクセサリーも海外ではファンがいる

「カラフル、ポップ、キラキラアクセが好き」そんなファンも海外ではいてる。例えばキャンディーリボンなど、これ、日本でも子供っぽいと思われるだろう。欧米ではさらにそう思われるだろうけど、明らかにコアなファンもいるという事。そう、おもちゃのようなでかいアクセサリー

やはり、総じて言えるのは 海外の人にとってアクセサリーは「自己表現のモノ」であるという事 自分が中心だから自分が身に付けていて元気が湧けばそれでいいのだ!という事

番組内で出ていた方々の話では、イヤリングは左右同じはつまらない、大きく派手なものが好き、もっともっと大きく 自分に注目して欲しい!例えば小さくいならピカピカがいい。 明るい物が好き。こんなキーワードがたくさん出ていた~!

ひとつすごく印象に残った言葉がオーストラリアの女性の言葉で
「自国の手作り作品は既製品よりレベルが低いのだけど、日本では違う」という事。そして、「自分だけのオリジナルは誰ともかぶらないという点が良い」という事。とにかく日本人の器用さや精密なアクセサリーを作れる人がたくさんいる事にはみなさん驚いていた感じがあった。このへんはハンドメイドされる方にはすごく心強い言葉になったのでは~?

今後、海外販売を目指している作家さんたち、ぜひぜひ参考に~!

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