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海外マンガRADIO 2024年2月第4週

2024年2月第4週は2月20日(火)に海外マンガRADIO第86回、2月22日(木)に海外マンガRADIO第87回を更新しました。2024年2月上旬~半ばのトピックや記事を取り上げています。


海外マンガRADIO第86回

海外マンガRADIO第86回
2024年2月20日(火)配信

◆身近な海外マンガニュース

アフリカマンガ展~2024年2月18日(日)終了

「アフリカマンガ展 -Comics in Francophone Africa-」展示会場ダイジェスト

台湾マンガ日本語ビブリオバトル~2023年11月25日

トニー・ヴァレント『ラディアン』第18巻(原正人訳、飛鳥新社、2024年2月15日発売)

◆取り上げたニュース

海外進出に成功したNAVERウェブトゥーン…IPOを控えて規模拡大

韓国のNAVERウェブトゥーンが世界で好調ということで、タイ、フランス、日本の、それぞれ異なる事例が紹介されています。

「LINEマンガ」オリジナルwebtoon作品『喧嘩独学』がTVアニメ化決定! 2024年4月よりフジテレビ「+Ultra」にて放送開始

日本でも世界でも人気のLINEマンガのウェブトゥーン『喧嘩独学』が、2024年4月からフジテレビ「+Ultra」で放送開始とのこと。

日本マンガ学会 海外マンガ交流部会 第16回公開研究会 「韓国漫画(マンファ)・ウェブトゥーンの現在」3/10(日)開催

毎年行われている日本マンガ学会の公開研究会、今年のテーマは「韓国漫画(マンファ)・ウェブトゥーンの現在」とのこと。「深掘り!韓国漫画の世界」でおなじみの飯田一史さん、宣政佑氏さん、イ・ヒョンソクさんが、さまざまな観点からウェブトゥーンを紹介してくれるそうです。申し込みは日本マンガ学会の申し込みページからどうぞ。

海外マンガ交流部会 第16回公開研究会 「韓国漫画(マンファ)・ウェブトゥーンの現在」~日本マンガ学会の申し込みページ

タテ読みマンガ…マンガ市場の新たな可能性【SENSORS】

テレビ番組を構成した記事のようです。「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontierの山下勝也さん、マンガの編集を手掛ける株式会社コルクの佐渡島庸平さん、制作・配信を手掛ける株式会社ソラジマ共同代表の前田儒郎さんという、タテ読みマンガ=ウェブトゥーンの現場でお仕事をされている3人が、その可能性についておしゃべりされています。

【国産webtoon作品 人気本格化】ナンバーナインが手掛けるwebtoon作品『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』2024年1月の月間販売金額が1.2億円突破!

株式会社ナンバーナインの制作スタジオ「Studio No.9」で企画したwebtoon第1弾作品『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』が、LINEマンガで、2024年1月の月間販売金額1.2億円を突破したとのこと。日本発の人気ウェブトゥーンはちらほらあるかと思いますが、グローバルヒットが出てきたら面白いですね。

海外マンガRADIO第87回

海外マンガRADIO第87回
2024年2月22日(木)配信

◆身近な海外マンガニュース

リトルサンダー『Kylooe』(野村麻里訳、リイド社、2024年2月22日発売)

パボ『ターラの夢見た家族生活 親子をまるごと支えるフランスの在宅教育支援』(安發明子訳、サウザンブックス社、2024年2月20日一般発売開始)

◆取り上げたニュース

台北国際コミック・アニメフェス閉幕 5日間で約12億円売り上げ=過去最高

今回で12回目を迎える台北国際コミック・アニメフェスティバル(台北国際動漫節)が2月1日~5日で開催。来場者数は合計48万人で、過去最高の2億5千万台湾元(約12億円)以上の売上を達成とのこと。

【北米エンタメニュースまとめ】早バレサイト更新停止、Funimationのアプリ終了とCrunchyroll値上げへ、「カグラバチ」海外ファンが単行本買って応援

北米エンタメ関連のいろいろなトピックが取り上げられています。とりわけ面白かったのが「「カグラバチ」海外ファンが単行本買って応援」というトピック。『週刊少年ジャンプ』本誌で連載中の「カグラバチ」単行本第1巻刊行に合わせて、北米のファンが日本語版の単行本を購入して作品を応援するというアクションをしているとのこと。「カグラバチ」が日本での連載と当時に北米でもサイマルで翻訳連載していたから起きたことですが、すごい時代になったなという感じです。

『隣の席に黒人が座った』日韓で共通する差別問題|日韓で起きている数値化できない差別について、漫画家のイェロンさんとお話します。|ゲスト:イェロン(2/3)


イェロン『地下鉄で隣に黒人が座ったら』(村中千廣訳、かもがわ出版、2024年2月2日発売)

無自覚な差別的言動「マイクロアグレッション」を扱った韓国のエッセイマンガ、イェロン『地下鉄で隣に黒人が座ったら』(村中千廣訳、かもがわ出版、2024年2月)の日本語版発売に合わせ、作者のイェロンさんに話を聞くという動画。

コメディ・フランセーズが『キュロテ』を舞台化/Avec « Culottées », la Comédie-Française s’ouvre à la BD et c’est un succès

日本語にも翻訳されているペネロープ・バジューのバンド・デシネ『キュロテ』が、フランスのコメディ・フランセーズで舞台化されたという話題。おそらくはコメディ・フランセーズ初のバンド・デシネ舞台化。公演期間は1月25日~3月3日。

ペネロープ・バジュー『キュロテ―世界の偉大な15人の女性たち』(関澄かおる訳、DU BOOKS、2017年)

https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK173

ペネロープ・バジュー『キュロテ・ドゥ―世界を変えた15人のスゴい女たち』(関澄かおる訳、DU BOOKS、2020年)

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