見出し画像

ありのままの自分が良かろうが、悪かろうが。

「私が他人の成長に興味を持つにはどうしたらいいか」について、このところ考えているのだけど、行き着いた答えは「自己受容」だった。他者貢献(行為)のない状態も良しとすることなのかなと。

「ありのままの自分を好きになる、認める」系の話を聞いてイマイチ乗れないなと思ってきたのだけど、判断の根拠なしに良し悪しを決めるところに違和感があったのだと思う。「自己受容」をもっと突き詰めると、「今ここにいる自分からはじめるしかない」という認知と決心なんだよね。良かろうが悪かろうが、この存在でいまここにいるということを認知する。そして、スタートはここにしかない。「ありのままの自分大好き」といった甘い話ではなく、なかなか厳しいよ、「自己受容」は。

そして、まず自分自身が、この存在でここからはじめる決心ができてなければ、他人のそれを受け入れられるはずもないのだなと思ったのです。自分自身に関しては、何度かその境地に立っているのだけど、日々の忙しさのなかで忘れちゃうんだな。

他者も、いまそこにいる存在からはじまるのだから、そう認知するしかない。そして、ここから何かをはじめるためには、その人を信頼しなければならないし、その先にようやく貢献がある。

貢献のない人を心で切り捨てがちな自分から変えていこう。まずは貢献のない状態の自分を、そういうものだと認知するところから。なかなか遠く厳しい道のりだけど、本当に取り組むべき課題は大体遠くて厳しいからしょうがない。小さなステップに分けて、少しずつ、すこしずつ◎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?