いくら学んでも、それを生かさなければ何も学んでいないのと同じ
何かを勉強した時って、これまで知らなかったことを知る事ができ、その知識を得たことですごく達成感を感じたりしますよね。しかしながら、その学んだ知識、何かに生かしていますか?学んでそれで満足して、数日経ったら、その学んだことすら忘れてしまっていたり・・・。そんな事にならないように、ということで、今回は学んだ知識は生かさなければ何の意味もない、何も学んでいないのと同じ、ということに書いてみます。
●学んで終わりの頭でっかちになっている人
いろいろと知らないことを知ろうとする好奇心、とっても大事ですよね。しかしながら、知って終わっている人、学んで頭でっかちになって終わっている人、私の周りでもとても多いように感じます。せっかく学んだ知識、知って終わってしまうなんて非常に勿体ない!その知識、なんでもいいので生かして行くことが重要です!
●頭でっかちになっている人のよくない点
学んで終わりの頭でっかちになっている人の良くない点、それは、
「学ぶために使った時間が勿体ないこと」です。
1日24時間、誰でも平等に与えられた貴重な時間です。その時間でなにかの学びを得ようと率先して行動されている人は素晴らしいと思います。・・・ですが、せっかく学びに時間を使ったのに、実際にその得た知識を何も生かしていない人が多い!
「別に学んで知識を得るだけでもいいんじゃないの?」
なんて声が聞こえてきそうですが、実際のところ、知識を得ただけで1週間後・1ヶ月後、その知識、覚えていますか?
・・・結構な割合で忘れてしまっていないでしょうか?(汗)
有名な「エビングハウスの忘却曲線」で言えば、人って1時間経つと覚えたことの50%を忘れてしまい、1日経つと覚えたことの70%を忘れてしまうのです。
知ったこともそのまま放置してしまうと、なんか勉強したけど、なんだったっけ?なんてことになる・・・あるあるな話だと思います。1冊の本を読んだとしても、結局1ヶ月後にその本の中身で覚えていることって、何百ページの分厚い本の中のワンフレーズくらいだったりするものです。
であれば、極論で言うと、学んだつもりでも生かさなければ、何の意味もない、学んでいないのと同じ、と考えるべきです。
●重要なのは「学んだことから最低一つ実行することを決める→即実行する」こと!
では、学んだことを活かすためにどうすればいいか?それは・・・
「学んだことから最低一つ実行することを決める→即実行する」こと!
常にこのことを念頭に学んでいくことが重要です。
例えば読書をする場合、読む前に「本の内容の中から何か一つ即実行しよう!」と決めて、その上で本を読む事が重要です。何も考えずに本を読んでしまうと、なんとなく「いい内容だった」という感想で終わってしまいがちです。そして読んだ内容は時間が経つと忘れてしまっている・・・。
そんなことにならないように、何か一つ即実行することを決めた上で読んでいくようにしましょう。
これはすぐに実行できそう!とか、これは実用性がある話だな!といった具合に、自分事として読書が出来ます。さらに、即実行することで、読んだ内容も頭に残って行きやすくなり、読書に使った時間が次に生かされていることを実感出来ます!逆に、また時間があったらやってみよう、というぼんやりした気持ちのものについては、残念ながら大概実行されずに終わってしまうものです(そして何も無かったことになってしまう・・・)。
●学んだ知識は生かしてなんぼ
ということで、「学んだ知識は生かさなければ何も学んでいないのと同じ」というお話をさせてもらいました。かくいう私も、昔は学んで自己満足して終わり、そしてその知識も全く活かせていない、という、頭でっかちで過ごしていた時期がありました。周りの同僚はどんどん成長しているのに、自分はなんにも成長していない、なんて焦ってまた学んで・・・その繰り返しで何の前進もなく過ごしていましたが、学んだ知識を即実行することをコツコツ続けていくことで、うまく自分自身の成長について回りだしてきたように思います。
学んだ知識は生かしてなんぼ!
ですね!
ではでは。
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