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自分の意見を持つことは大事だが人に押し付けるのは違う

先日、けんすうさんのXの投稿で、「何のために働いているのか?を上司に問われて、言葉に詰まり、上司の機嫌が悪くなる…どうすればいいですか?」という質問に対してけんすうさんが答えていたのですが、その内容が、自分自身気をつけなければいけないな、と強く感じた内容だったので、今回のnoteで取り上げてみたいと思います。

その投稿はこちら👇


●自分自身のこだわりは大事にすべき、でも…

誰もが、自分自身で大事にしていることってありますよね。「わたしはこう思う!」とか、「この考え方はとても大事だと思っている!」という自分自身のポリシーは人それぞれあると思います。しかしながら、「この考え方は相手も従うべき!」とか「相手も同じように考えるべき!」なんて思っていませんか?

●自分の考えを相手にも強要する人

実際に、「自分はこう思うから、相手も同じようにすべきだ!」という考え方の人、結構いますよね。そんな上司の元で働くことになると、非常に窮屈で、違う考えを排除するという雰囲気から、自分自身が認められていない感覚に陥り、心理的な安全性も得られることができなかったりします。
私自身も、普段はそうならないようにわきまえているつもりなのですが、知らぬ間に、相手に自分の考え方を押し付けている場面があるような気がして、今回のけんすうさんの投稿内容は、非常に考えさせられました。

●相手の意見を尊重しつつチームの目標を成し遂げる

そこで、難しいな、と思ったのが、仕事でのチームの目標と個人個人の考えとの折り合いです。チームとして共通する目標があって、みんながそれに向かって一丸となって進んでいく!なんていうと、非常に聞こえがいいですが、実際のところは、人それぞれで考え方も違ったりして、そんな簡単に一丸となって、とはならないケースもあったりします。

会社によっては、つべこべ言わずに、目標は決まっているんだから、嫌でも何でもやれ!行動あるのみ!というところもあると思いますが、ちょっと乱暴な感じがしますし、やらされ仕事になってしまうリスクが高いように思います。
基本的には、全体的な目標はきちんと認識し、その会社に属している以上、その目標に向かって頑張るしかないと思うのですが、腹落ちしていないところなどがあったら、なぜその目標なのか、それを達成したらどうメリットがあるのか、など、会社も社員も納得した形で目標に向かっていけるよう、しっかり意見を交わしていく必要があると思います。

ただし、中には、180度違う考えで、意見を擦り合わせる段階にない考えの人もいたりします。そこまでのレベルになると、そもそもなぜこの会社で働いているの?という話になって来てしまいます。会社も社員も向かう方法が間逆なのであれば、お互いが不利益となる関係になってしまうので、もっと自分自身の考えと、会社の考えが合致し、納得して勤められる会社に移るべきだと思います。

●自分自身のポリシーは独りよがりにならぬように

仕事をしていく上では、どうしても周りの人の協力が必要です。中には自分を押し殺して相手の要求のみ呑んでやりくりしている人もいますが、一時的にそのような行動が必要なことはあっても、常時そのやり方では気持ちの満たされた仕事にはたどり着けません。
かと言って、自分自身のポリシーを押し付けるだけなのもちょっと違うように思います。
大事なのは、自分自身のポリシーの意義、そう思う動機など、大事にしている中身の部分を相手に理解してもらう事。あとは、自分自身のポリシーが周りの人にも賛同を得られるような納得感のあるものである事。その考えならば是非賛同してついていきたい!と思えるようなポリシーを持って、同じベクトルで進んでいける仲間を増やしていくことが大事なんだな、なんて、けんすうさんのツイートから学ばせてもらった次第です。

ではでは。

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