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芸人ねづっちさんから学ぶ「継続することの大切さ」

「ととのいました」

お客さんからお題を貰い、その場で謎かけをするスタイルは、漫談家ねづっちさんの唯一無二の芸だ。

一世を風靡したのは、今から約10年前の2010年。

YouTubeチャンネルを開設してから8年もの間、投稿してきた動画の数は約3,800本。動画の内容は日々の出来事で感じたことや思ったことをネタにしてなぞかけを披露するという内容だった。

しかし、当時は再生回数は100〜1,000回などずっと視聴回数が停滞していた。

しかし、突然転機が訪れる。

きっかけとなったのは、ショート動画アプリのTikTok。単独ライブで披露した即興謎かけを編集した動画を投稿したところ、600万回以上再生されるほどの大ヒット。きっかけとなった動画のタイトルは「毒リンゴ」。

お客さんから貰ったお題が「毒リンゴ」で、いつもなら数秒で閃くが、この時だけ10秒以上考えている。(それでも十分すごいが…)

すぐに整わない姿も珍しく、それがバズった要因にあるかもしれない。

その動画がこちら。

8年続けても再生されない苦悩

いくら投稿を続けてもまったく伸びなかった。その上、掲示板では悪口を書かれることもあったのだとか。

「動画が伸びなくても舞台で披露するネタができればそれでいい」と、メモ帳程度にしか思っていなかったようだ。

だが、それでも続けていると、TikTokが日本でリリースされてショート動画時代がやってきた。

ねづっちさんのショート動画がうまく時代に当てはまったのだ。まさに時代がねづっちさんに追いついたと言っても過言ではない。

まったく世間に評価されず、同じことを8年も続けることは、本当に難しいことだと思う。

それでも続けていたのは、ネットを通じて舞台に興味を持ってもらえる人が1人でも増えたらいいと思っていたからなのだとか。

お世話になった舞台の恩返しが8年越しにようやく叶ったのだ。

ねづっちさんから学ぶ続けることの大切さ

僕は飽き性で同じことは長く続いたことがない。仕事だって向いていないと思ったらすぐ辞めていたし、この先社会で働くことはできるのだろうかと悩んでいた。

でも、自分はこうなりたいと夢に向かって努力を続ければ、ねづっちさんのようにとは言わないが、少なからず結果は出るんだと思う。

僕はHSPで他人とコミュニケーションをうまくとることができないので、会社に頼らず個人で生きていきたいという夢がある。

ねづっちさんから、諦めず夢に向かって挑戦していこうと思える勇気をもらえた。

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