俺ら創る側だよな

4年前の6月、私と監督十川雅司は
1つのシーンについてしこたま悩んでいました。
その時にお互い確信したこと。

創る側にいたい

たくさんシーンについて話しているうちに
十川が、ぽつりと「俺ら、創る側だよな。」と言いました。

きっとこの言葉がずっとあったんだと思います。

私は今回、制作という裏方で短編映画

「各駅ミッドナイト」

という、監督十川雅司の作品に関わることができました。

女優として売れないから裏方に回ったわけでもなんでもなく、ただ純粋に十川の創る世界観が好きなんです。

4年前に演劇学校、アップスアカデミーで共に演劇を学んだ時からそこは変わっていません。
たっくさんの人に監督十川雅司の世界観が伝わればいいなーと思います。
私たち、ミッドナイトフィルムのメンバーの強みは
混沌とする時間の中、作品を作れたこと
1番の強みだと思います。
誰もが「何も出来ない」と思われた時期にリスクを追って撮影をしました。
コロナの影響がなかったか、というとそうでもありません。
バリバリありました。
本来なら撮影、初日から同行する予定だった私。
コロナの影響で参加することができず悶々としていました。
その中でも何か出来ないか必死に考え行動し、文化庁の申請を見つけ、今現在も申請に向けて書類を整えています。
絶望しようと思えば、立ち止まろうと思えばいつもより楽に立ち止まることができた年でした。
その中でも立ち止まることが無かった私たち。
1番立ち止まらなかったのは十川なんです。
そんな十川雅司を中心に集まった、俳優、仲間、スタッフ、全員の作品なんです。

各駅ミッドナイトって。

だから生々しいし、エモいし、心にグサグサくるし、苦しくなるし、泣くし、

当たり前なんです。

100年に一度の年に立ち止まらなかった。
そんな十川雅司の世界観が詰まった作品
各駅ミッドナイト

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ただ今、京都国際映画祭2020
クリエイターファクトリーズ部門
グランプリ候補としてオンライン上映中です。
18日、深夜0時までご視聴可能です。


『ONLINEチケットよしもと』より

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心がぐちゃぐちゃになってみて下さい。
生きてる、って。
思いを伝えなきゃって

感じてください。


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