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アオサギがナマズを捕まえるのを見た。

 11月4日、今日も多摩川までウォーキング。いつもの時間より遅い午前7時に自宅を出た。
 多摩川に到着してから川面をしばらく見て、灌漑用水路沿いに戻る。
 用水路でアオサギを見つけ、写真を撮っていると、それが起きたのだ。

 アオサギが流れに首を突っ込み、羽をバタつかせ、何かを捕まえた。

 大きい。40センチはある獲物だ。

こんな灌漑用水路で事件が起きた。
じっと動かず、獲物を待ち構えているアオサギ。
川面に首を突っ込み、必死で何かを捕まえようとしているアオサギ。
大きな鯉?を意気揚々と持ち帰ろうとするアオサギ。

 最初、鯉を捕まえたのかと思った。アオサギにとっては大きすぎる獲物で、3度ほど逃がし、その都度、流れに首を突っ込む。よく見ていると、鯉ではない。長いヒゲが生えていて、腹部がボッテリしている。
 撮影した画像を見ると、大きなナマズだった。灌漑用水路にナマズが棲んでいたなんて、初めて知った。

画像をよく見ると、ナマズの背中にアオサギの嘴が突き刺さっている。

「アオサギよ、それは無理だよ。いくらなんでも、キミには大きすぎるし、飲み込めない」
 嘴で咥えて、川上のほうに持ってゆく。どうするのか見ようと、川沿いの歩道を追いかけるが、植え込みや雑草がじゃまをして見えない。

 最初にアオサギを見た場所に戻る。やっぱり、ナマズを飲み込むのをアオサギは諦めたらしく、「手ぶら」で戻ってきた。


マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。