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熾火のような炎色に染まった朝焼けの空を見た。

 9月11日、午前4時に起きる。まだ空は暗い。

 朝食を摂ったり、パソコンを起動させ、今日の予定を考えながらのんびりしていたら、窓外が明るくなっていた。窓を開けて外を見て驚いた。

 燃えているようなオレンジ色が目に入る。

 東の空に浮かぶ雲が、炭の熾火(おきび)のような赤やオレンジに染まっていた。こんな鮮やかな「朝焼けの空」を見るのは数年ぶり、いや、数十年ぶりかも。時計を見ると5時10分。
 慌ててカメラで撮影。雲の色は、あっという間に変化して、見慣れた黄色みを帯びた朝空に変化してしまった。

早朝、東の空に浮かぶ雲。熾火のような炎色に染まっている。
朝焼けの空を撮影した画像を、Illustratorに配置して画像トレース。雰囲気が変わり、夕暮れの空になってしまった。

 次にこんな雲を見る機会はくるだろうか。一期一会かもしれない。


 一期一会ではではなかった。9月12日、早朝、誰かに起こされた感覚があり、目が覚めた。時計を見ると午前5時を過ぎている。
 「不思議な予感がして」慌てて起き上がり、サッシの窓に駆け寄って、窓を開けた。東の空が、昨日見た「朝焼けの空」より派手になっていた。

 東の空に浮かぶ雲が、一面、燃えている。

9月12日の朝焼けの空。もう少し早く起きていれば、もっと赤い空を見れたかも。

マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。