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過去最高の大きさに育った「とちおとめ」を食べたヤツは誰だ。

 苦節2年。ベランダで育てている「とちおとめ」が、やっと人並みの大きさの実をつけた。
 2022年の3月、スーパーで買ってきた「とちおとめ」の種を集めて、プラスチックの大きなバケツを利用して栽培。そのとちおとめが3年目に突入した2024年、これまでで最高に大きな実をつけた。形はちょっと歪だが、大きさはスーパーで販売されているものと同じくらい。
 毎日、毎日、観察し、4月になれば、真っ赤になった「とちおとめ」が食べられる、と楽しみにしていたのに。

3月16日、撮影した「とちおとめ」。まさか、この元気な姿の画像が翌日には遺影になるとは、思いもしなかった。

 ところが、今日3月17日、午前8時。多摩川のウォーキングを終えて帰宅後、ベランダに出て、驚いた。
「とちおとめ」が食われていた。下の画像のように、3分の1を残して、食べられている。

2月17日、撮影。まさか、この残された実が、さらに1時間後に消えるとは思いもしなかった。
「とちおとめ」を食べた犯人は、その場を去らず、私の隙をついて来襲。完食した。

 犯人は、カラスかハトか、ムクドリか、ヒヨドリ? 濃厚なのは「カラス」である。
 しかし、カラスは「とちおとめ」というイチゴを知っているのだろうか。ほんのり赤みがついた、少し酸っぱいだろうと思われる「とちおとめ」を食べたのだろうか。「とちおとめ」の鉢の隣には「四季なりイチゴ」が赤い実を3、4個つけているのに、それは食べていない。

 私は、朝から花粉症で鼻水が出っ放しで苦しんでいるのに、情けない。仕事をするにも元気がでず、動画配信サービスの韓国ドラマを1時間ばかりぼんやり見て、再度、ベランダに出たら、なんと、食べかけの「とちおとめ」までが消えていた。

 いつの間にか、犯人が再訪し、完食したのだ。そんなに「とちおとめ」が美味しかったのだろうか、そう考えると悔しいーッ。絶対犯人を突き止めてやるーッ!!

マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。