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F2種の「とちおとめ」をやっと収穫できました。

「F1種」とは遺伝的に異なる二つの親から生まれた品種を指します。親のよい特性を組み合わせて、より優れた特性を持つ新しい品種を作り出しているのです。
 今、スーパーで販売されている野菜も果物もほとんど「F1種」です。

 しかし、F1種から得られた種子(F2種)を育てると、形質がさまざまに分離して揃いが悪く、同じものができないという欠点があります。そのため、農家は種苗会社から毎年F1種やF1苗を購入し続けることになるのです。

 F2種の「とちおとめ」では、美味しい実はならないのか、とベランダ菜園を始めたのが2年前。そして、3年目に突入した2024年、これまでで最高に大きな実をつけたのに、収穫前に鳥に食べられた!! それが3月17日のこと。

 それから2週間ほど経って、新たに2つの大きな実がなったのに、これも鳥に食べられてしまった。悲しい。

 諦めかけていたとき、さらに2つの大きな実がなり、4月15日にやっと収穫できたのが画像の「とちおとめ」。スーパーの「とちおとめ」に比べちょっと小ぶりだが、満足できる味でした。

 F2種でも、ベランダ菜園で食べられるイチゴを収穫できるのだ。

スーパーで購入したイチゴからタネを採取して育てた「とちおとめ」。諦めなくてよかった。
最初の株から伸びた「ランナー」を摘み取りドンドン増やして、今は5株の「とちおとめ」を育てている。そちらも大きな実が…。
画像をアップすると見かけは少し悪いが、味は立派な「とちおとめ」です。鳥に食べられる前に収穫して念願の「とちおとめ」を食べました。

マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。