ASUS PRIME B550M-A WIFI II
マザーボードを購入したのでインプレッションです。

2024年3月6日に購入し18日に初めて火を入れました。
　cpu Ryzen5 5600G
　memory CFD 8G*2 2666MHz
　SSD WD_Black SN770
以上の最小構成のiGPUで動作確認中です。

製品概要＞＞
ベースは2022年に発売されたPRIME B550M-Aのようでwifiが付加された感じです。
新発売ですが中身は2年前のマザーでよく言えば安定しているでしょう。
BIOSはASUSの最新が3405（2024年3月19日時点）で製品は3404でした。
3405の内容は2023年末に少し話題になったLogoFAILという重度の脆弱性パッチなので気になる方は更新したほうが良いかもしれません。

組立＞＞
USB等ピンむき出しタイプのコネクタが多いので扱いは慎重に行ったほうが良いでしょう。
AMDのWraith STEALTHクーラーでAMDロゴの部分がメモリスロットA1に干渉するのでロゴ部分を逆向きに取り付けましょう。
内蔵グラフィックありのCPUとD-sub等余り物モニタを接続できて組む時に利便性が高いです。

ドライバー＞＞
マザーボードのsupportページからDLしたドライバを入れてみるとWifiとBluetoothがうまく入らず、付属のサポートDVDからインストールしてみるとうまく入りました。しかもなぜかsupportページよりverの新しいドライバが入っていたようです。これは不思議（勘違いかも？）なので付属ソフトを高評価にしておきます。

Wifi＞＞
Wifi6(11ax)です。付属のアンテナを付けると私の環境ではよく受信してくれます。自宅だけでなく近所の電波もリストに乗ります。今回wifiが欲しくてこのモデルを選択しましたが新規PCのLANケーブル取り回しは大変なので設置場所に自由度が出て嬉しいポイントです。

競合比較＞＞
価格帯と内容的にMSIのB550M PRO-VDH WIFIがライバルかと思います。
主な違い＞
　USB-Cコネクタ：ASUS無　MSI有
　PCIex16コネクタシールド：ASUS無　MSI有
　M.2ヒートシンクの有無：ASUS無　MSI有
　Wifi：ASUS Wifi6　MSI Wifi5
　出力コネクター：　ASUS　D-Sub　HDMI　DVI-D　
　　　　　　　　　　MSI　　D-Sub　HDMI　Displayport
　光モノ　ASUS：Addressable Gen 2 header　AURA RGB headers
　　　　　MSI：2x 4-pin RGB LED connectors
　　　　　　　　2x 3-pin RAINBOW LED connectors

色々MSIに負けている点もありますがwifi6が欲しい方ならこちらになるでしょう。

お勧め用途（印象）＞＞
ビジネス　★★★★★
開発　　　★★★★★
制作　　　★★★★
ゲーム　　★★★

低価格帯製品ですがPrimeは安定性を重視しているし VDDCR CPU Voltage や Precision Boost OverDrive の設定項目もありますのでCezanneコアを低電力運用して快適でちょっと遊び心のあるお仕事用PCに使えると思います。