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それはまるで奇跡であり、ファンの不滅の炎。完全燃焼の場を紹介!ープロメア特別音響マサラ上映体験レポートー

 どうも、福岡県久留米市のマッドバーニッシュの一人である貝Pです。今回は9月7日に塚口サンサン劇場で行われた世界初の特別音響プロメアマサラ上映のに参加した体験を書かせていただきます。
※体験レポートと言いながら私は興奮しすぎて写真を撮るのを忘れていました。なのでほどんどがTwitterに上がっている写真を使用します。

マサラ上映ってそもそも何ぞや

 私も今回のプロメアで初めて聞いた「マサラ上映」という言葉。まずはこのことについて説明します。
 マサラ上映とはもともとインドの上映スタイルらしく、日本では静かに映画鑑賞するのに対して、マサラ上映では映画に合わせて踊ったり歌ったり歓声や応援、クラッカーを鳴らしたり紙吹雪をまいたり、録画や録音は禁止されていますが、ある程度のルールの範囲内であれば何でもありという頭のネジがぶっとんd、失礼しました、頭の良い映画鑑賞のスタイルとなっています。
 それを今回、業界の方からは聖地と名高い塚口サンサン劇場さんにお邪魔してプロメアマサラ上映に参加いたしました。

 プロメアについてはこちらを参考にしてください。

 世界初のプロメアマサラ上映ということで、全国のプロメアファンの人がこの劇場に足を運んでいます。チケットもネット予約が直ぐに売り切れ、また窓口販売も直ぐに完売してしまう程の需要の数。マサラ上映の前に上映された特別音響上映も満席になるほど、全国のファンがプロメアのために集まってきました。何が言いたいかと言うと、全国のプロメアファンはまだまだプロメアが終わることを望んでいなく、ファンが長期的に、こんなにも情熱を持っているのだと再認識することができました。そのおかげで劇場オリジナルアニメでは10億円突破と言う偉業を成し遂げることが出来たと思います。

上映前から楽しいのがマサラ上映の醍醐味の一つ

 私はマサラ上映の前に上映されていた夕方の特別音響をまず観終って(今まで聞いたことが無かったセリフやSE音があって驚きでした)、余韻を楽しもうと思った矢先、劇場を出たらプロメアのコスプレをされている方が大勢いらっしゃいました。皆さん完成度が高く、愛が伝わりました。私は、ツナ缶食べたいさん(名前だしの許可頂いています)が作られた愛のあるオリジナルTシャツをペアルックで着ていた(下の画像)ので、記者さんから彼と写真を撮られたり、色んな方から声をかけていただいり、上映時間まで時間がそんなになかったので、購入した道具を準備をしたりと慌ただしく、しかし、とても賑やかで楽しい空間を味わうことが出来ました。ただ、その時私の心情は、全員いかにもプロと思われる方々ばかりだなと思い、自分はプロメアを10回以上観ているとはいえ、応援の足を引っ張ってしまうかもしれないという不安が多少ありました。それほど、皆さんの本気で楽しむという雰囲気が伝わったからです。

 ですが、そんな心配は杞憂でした。
何故ならマサラ上映は本当にプロメアが大好きな人しか集まっておらず、皆で楽しいひと時を一緒に楽しみましょうという気遣いが全員から溢れ出しているからです。準備の時に誰からでもなく、「今日はよろしくお願いいたします。」「みんなで楽しましょう!」という掛け声に、「応援グッズを作ったので全員に配布します!」と粋な計らいをする参加者やスタッフからは「歌詞カード配りますのでみんなで歌いましょう」と、参加者だけではなく、劇場スタッフもこの特別なひと時を待ち望んだと感じられました。いつの間にか私も、準備(折り畳みコンテナを組み立て膝に置き、その中に紙吹雪・ペンライト・クラッカー・頂いた応援グッズと歌詞カード)をしながら隣の方と話していて、すでに楽しむことしか頭になかったです。
 そして始まる前説の前説。九州では前説という環境がないのでとても新鮮でした。前説の前説では注意事項やマサラ上映の説明、その後ツナ缶食べたいさんが劇場に献上したTシャツを着て来られ前説が始まりました。

 非常に盛り上がり、立っていいという許可があったので立ち上がってコールしたり、紙吹雪の巻き方を見様見真似でやってみたりと最初の不安がどこにもなく、楽しく盛り上がることしか頭になかったです。
 この時点で私が最初あったクラッカーが20個のうち残りあと5つで、紙吹雪も1万枚セットで売ってあったものが多分半分は消えました。あれ?

遂に始まったマサラ上映

 始まっていないのに既に手持ち無沙汰になりそう+前説で思いっきりコールし少し息が上がっている状態で前日譚・本編が始まりました。もう一度言います。今からが本番です。事前に紙吹雪はなくなったら足元にあるものを再利用することができると教えてもらっていたので、足元の紙吹雪をコンテナに集めては投げて盛り上がり、挿入歌を皆で歌い、パンチや必殺技、銃の発砲音に合わせ数少ないクラッカーを鳴らしました。一場面一場面では掛け声も新鮮でした。参加者の出身県と言いますか、そのひと地方ひと地方の掛け声が自分が今まで参加した久留米や博多の応炎上映では聞いたことがなかったので、とても新鮮な気持ちで、まるで初めてプロメアの応炎上映を体験したような感覚でした。しかし、キャラの言うセリフや叫ぶ場面では息ぴったりの発生。それに続いてクラッカーや紙吹雪の嵐。一人一人が魂を入れての発声だったので、これが面白くないわけがないじゃないですか。最初のほうは参加者全員で大きな声で発生だったので、キャラの声が全然聞こえませんでした。ですが、それに危機を持った劇場が急遽リアルタイムで音量を変更するという手腕もあり、大好きなモノを本気で大好きと謳っている方々と一緒に観られるのは、まさしく幸せなひと時でした。

 1回目の応炎上映ですので少々掛け声が古いですが、博多であった応炎上映はこのような形です。参考までに。

マサラ上映は片付けまでがマサラ上映

 映画本編も終わり、劇場が明るくなると足元はまるで花畑にいるような感覚。そう、カラフルな紙吹雪一面で地面が一切見えないのです。それがシアター全体に広がっています。皆さんがどれだけ紙吹雪を用意していたのか分かる状況でした。
そしてマサラ上映記念撮影。

 もう何がなんだがよくわからない写真だと思いますが、全員が下に落ちてある紙吹雪を手に取り真ん中に集まり、シャッターに合わせて紙吹雪を投げた瞬間ですね。この写真以外にも色んなパターンの写真も撮って、参加者にその場でプレゼントしたりととても粋な計らいをしてくださいました。
 さて、ここで疑問に思った方もいるかと思います。そう、「誰がこれを片付けるのか問題」足元が見えないくらい積もっている劇場内を誰が片付けるかと言うと参加した人自身です。劇場スタッフにゴミ袋を貰いながら、頭や洋服についた紙をお隣さん同士で、まるで背中流しごっこみたいに落とし、椅子の間に挟まった紙を落とし、持ってきた箒とちり取りも使い片付ける。皆でキレイにするまでがマサラ上映で、掃除している時も本当に楽しかったです。

まとめ

 改めて一言だけ言わせてもらうと、好きなモノを好きな人同士で集まって好きなことをしながら全力で楽しむ。これがマサラ上映の魅力ではないでしょうか。マサラ上映自体初めて参加しましたが、これほど楽しい参加型イベントはないと思いました。
 プロメアだけではなく、本当に好きなモノを本気で楽しむことが生きていく中で重要なことだと思いました。
 最後に、私の拙い文をここまで読まれた方でプロメアマサラ上映を参加していない方やマサラ上映に興味を持たれた方は一度SNSでプロメアマサラ上映と検索してください。全国から参加したマッドバーニッシュ(人)が終わり直後のリアルタイムでの熱をもった感想をたくさんあげています。是非そちらも覗いてみてください。

※ツナ缶食べたい/伝書鳩Pさんのマサラ上映記事も載せます。是非こちらもよろしくお願いいたします。


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