思い違い
‘見にくい’アヒルの子
アンデルセンの名作『みにくいアヒルの子』は,『‘見にくい’アヒルの子』だと思っていた。
1羽だけ色が違うと,目立ってよく見えるはずなのに,どうして‘見にくい’=見えにくい のだろうと,訳がわからなかった。それに気を取られていたので,感動的なストーリーがピンとこなかった。
追われて見た赤トンボ
『赤とんぼ』の歌詞は,「追われて見たのは いつの日か」だと思っていた(よくある誤解)。
「大昔の想像図」などで,恐竜と一緒に大きなトンボが飛んでいる絵を見たことがある。実際には,そのトンボ(メガネウラ)は,70cmぐらいらしいが,イメージとしては2~3mもあるように感じた。そんなに大きなトンボに追われたら,どんなに怖いことだろう。トンボは肉食だというから,食べられてしまうかもしれない…
しかし,その割には,『赤とんぼ』の曲はのんびりしていて,「追われている」という切迫感がなく,何かおかしいなぁとは思っていた。
カキ(柿)の花は赤くない!
「かき(垣)に 赤い花咲く …」(思い出)の歌詞を「カキ(柿)に 赤い花咲く …」だと思っていた。そして,カキ(柿)の花は赤くなくて,クリーム色っぽいのに,子どもにウソを教えるな,と憤っていた。
「しゅ わきませり」という呪文
クリスマスソングの『もろびと こぞりて』の歌詞「主は 来ませり」は,「しゅ わきませり」という呪文だと思っていた。「わきませり」は,何かが湧くのか,沸くのか? お湯が沸騰するときには「シュッ」という音がするので,それを連想していた。
また,「もろびと」も「こぞりて」も意味がわからず,外国語? と謎だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?