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ドラグスコーラー ループルート解説

改めて書き直しました。ご活用下さい。

◆基本形

下4枚のドラグスザーク、ザイコ3体をタップして闇市
ドラグスザークとザイコとバタイユ対象、山に6枚戻した後破壊、6ドロー

タップザイコを破壊する事でザイコの推移は 
3アンタップザイコ→2タップザイコ

山札が1枚の時、6戻し6ドローなので山枚数は変わらない

2タップザイコと墓地の魔導具2枚を条件に卍夜、下に4枚(※)仕込みながらドラグスザーク、ザイコ4体召喚

◆面の推移

一連の処理におけるザイコの推移は
3アンタップザイコ→2タップザイコ→4アンタップザイコ
となり、基本形では初期盤面をそのままにアンタップザイコが1増加する

◆バタイユの埋め方から見る、各ループ方法

使うカード+魔導具で埋める

基本形は
卍夜+闇市+魔導具2枚+残枠2枚

卍夜は面のザイコと墓地の魔導具2枚を対象とする為、実際に山札に還る魔導具枚数は2枚
卍夜でドルスザクの下に敷ける最大枚数は4なので、条件にした2枚は必ず下に敷くものと考えて、さらに2枚を仕込む事ができる
よってバタイユで戻すカードの内、魔導具2枚も使うカードとしてカウントできる

(※ボトムの札は魔導具で推移させるものと考えるのが一番わかりやすい)

また、ドラグスザークも使うカードとしてカウントできる
ドラグスザークも含める場合、ドラグスザークの推移は
バタイユ効果でB戻し→闇市で面のA破壊Bドロー→卍夜でB召喚、となる

よってドラグスザークを2枚使う場合は、
卍夜+闇市+ドラグスザーク+魔導具2枚+残枠1枚
を基本形と考える事ができる

これをこの形のまま利用するのが
「(最小1枚拾う事が可能な)回収ループ」である

バタイユの埋め方

また、前述のように卍夜×ドラグスザーク、は最後に闇市での破壊を介す事で、1枚で魔導具を余分に2枚埋められるカードと捉えられる

ここで、卍夜2枚で埋める事を考えてみる
余分に召喚したドラグスザークは、闇市条件と破壊対象に含める事で問題なく破壊可能である
卍夜2枚で埋める場合、余分な1枚はバタイユで埋める札の1枚分の笠増しが可能な札と捉えられる
1枚目の卍夜はバタイユ効果で戻す魔導具を2枚含める為に下に敷く魔導具枚数に空きがなくなるが、2枚目の卍夜はその必要がない為、魔導具を余分に2枚まで仕込む事が可能になる

(※闇市での破壊後、下4枚のドラグスザークが破壊される事で、卍夜を唱える際の墓地条件についても満たす事ができている

ただしバタイユ効果で闇市での破壊前に魔導具を2枚山札に返す必要がある為、その分も前もって墓地に落としておく必要から、基本はドラグス2体を破壊する際に下に敷いた魔導具を計6枚墓地に落とす形となる)

以上を利用するのが「肥やしループ」である

バタイユの埋め方

基本形は
卍夜2枚+闇市+ドラグスザーク+魔導具2枚
である

画像の拾い方ではドルスザクを3枚要求する
ここで、勘のいい人は既に気づいているかもしれないが、画像の拾い方で2枚まで魔導具を肥やせる為、ドラグスザークは必ずしも巻き込む必要がなく、同枠を魔導具枠で代替しても1サイクルにつき1枚、墓地に魔導具を増やすループが可能である

肥やしループでは、1サイクルにつき面のザイコが4体増加する

◆フィニッシュループ

ここまでの2種のループと、ループパーツであり山回復が可能な卍夜、破壊対象の条件を選ばないバタイユや闇市により、

・回収ループ
・魔導具肥やしループ

・GR召喚(GRクリーチャー増加)ループ(※基本のループを成立させるために、GRはあらかじめ一定枚数をザイコで埋める必要がある)
・任意破壊ループ
・卍夜の枚数に応じた山回復

これらができるようになる

理解すれば難しくないループであり、GR召喚の手間を省く事ができる為、著者はあらかじめ2種を証明してから、見えているカードに応じたcipループを証明している

メカーネンでLOさせる構築では
GR全出し(→卍夜で山回復)→闇市でメカーネン巻き込み→卍夜でGR→各種ループで初期盤面へ戻す
といった手順を取る

バタイユが2枚見えていると、バタイユでバタイユとメカを破壊する行為を用いて簡単に証明できる

また、メカーネン用の山回復は、メカーネンを召喚するドラグスザークを出す直前の卍夜で、山札から卍夜で仕込むカードを1枚減らす事のみで可能であり、わざわざ山回復目的で卍夜を別にうつ必要はない

しかしここまでの言及で示唆されている通り、最終的にバタイユや闇市を介すなら、卍夜×ドラグスザークはプレイ段階で実質的に魔導具枚数を増やす行為と考える事ができる
2種のループを覚えずとも、非公開領域からパーツの引き込みに失敗する場合以外、ループが止まるという事はそうそうないし、闇市と闇市条件さえ残しておけばバタイユを巻き込み引き直す事で大抵の場合は後から都合をつけられる

よって以下のようなフィニッシュルートを覚えておくだけであっても、フィニッシュに支障はない

場:バタイユ・メカーネン ザイコGR11 ドラグ2(下の魔導具合計7枚)
墓地 : 卍夜2・闇市・魔導具3枚
手札:闇市
山札:魔導具3枚

① ザイコ2ドラグ2タップ闇市、対象バタイユメカーネンドラグ2(バタイユ置換で魔導具 3・卍夜2•闇市を魔導具がボトムになるように送る)
8枚ドローし山1

②タップしたザイコ2破壊したドラグの下にあった魔導具2枚を山下に送り卍夜
引いた魔導具4枚を入れてドラグ、メカーネンが出るので1ドロー (山2)

③ザイコ2・破壊したドラグの下にあった魔導具2枚を山下に送り卍夜、闇市 で引いた魔導具の残り1枚とメカーネンで引いた魔導具と下に送った魔導具 から1枚を入れてドラグ (山魔導具3 ・ 墓地魔導具3)
ザイコが全部出て初期盤面

@ChamleeLotte様のルート(ドラグス2枚使用)


卍夜×ドラグスザークにバタイユ/闇市を採用したループ機構の有用性は、GRのメカ―ネンをフィニッシュ方法とする競技用の構築での使用に限ったものではなく、あくまで独立したものであるというのは、個人的に強調しておきたい

メカ―ネンは盾落ちケアの必要性がない事が採用の大きな利点だが、その気になれば面だけで3~40点作ってスコーラーや強いドルスザクで〆る方法や、ハデスザークでハンデス効果のある魔導具のcipループを行う方法をフィニッシュに据えたデッキ構築も可能である

◆派生形について


・肥やしループはドルスザク3枚、ドルスザク2枚の2パターンで行え、ドラグスザークは必ず1枚使用するものとして、残りのドルスザクは任意のもので埋める事ができる

展開に使うドラグスザークが1枚の場合、面のザイコの頭数は1サイクルで増減なしとなる
メラヴォルガルで埋めた場合、そのままcipループとなる


・ボトムは必ずしも魔導具で埋める必要がなく、バタイユで戻すカード種の内、ループに使わず余っている魔導具以外のもので埋めてもよい

具体的には卍夜、闇市、ドルスザクなど
魔導具以外で埋めた場合、使用する魔導具の総枚数が減る


・ベルやラガン等の無料蘇生札や、破壊札としてのバタイユ(2枚目)を絡める事もできる




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