長崎大学将棋部紹介

 いろんな人が各自の将棋部の紹介をしていたので私も書いてみました。深夜にこれを誰向けに書いているのかはわかりません。おそらく私の自己満足でしょう。私は長大経3年で2023年度まで主将を務めた海舟です。
 
 今ある長崎大学将棋部は私やK原(来年度主将)が協力して2年前に作ったものです。今まで長大将棋部はできたり無くなったりを繰り返していたらしく、県大会などに出ると昔のOBの方に出会うこともあります。現在の将棋部は新規のサークルという扱いになっており、大学からお金も下りず、部室もありません。我々は空き部屋の一室を借りて毎週火・金に活動しています(毎回予約必須)。道具も一から仕入れましたが、今では対局時計もあり、少しずつ環境は整いつつあります(道具の半分は伊ヶ崎氏からお借りしている)。他の大学の将棋部と比べれば実績も設備も何もありませんが、団体戦に出場できるまでには人数が揃いました。
 
 学生将棋の醍醐味といったらなんと言っても団体戦です。春には10人登録5人制、秋には14人登録7人制の団体戦があります。九州地区の特徴としては代表校を決めるのを総当たりで行うのと、春の大会が早い(GW)ということでしょうか。入ってくる強い一年生には春大会前までに将棋部と接触してほしいものです。現在の九州地区では九大が一強ですが、他地区と比べると全体的なレベルは低く、どの大学にもチャンスはあります。

今の九州地区の参加校を私のイメージでいうと
九大…旧帝。強い人が全国から集まる。せこい。
福大…九州最大の私立。強い人が集まる。せこい。
鹿大…部室が広い。せこい。
他にも古豪の熊本、再興の大分、新鋭の佐賀、消滅の西南、学祭優先の九工大など、参加校が増えて楽しいです。

九州のレベルなら初段あれば(会場まで来てくれたら)メンバー登録、三段あればレギュラー、五段あればエース級ですね。そのため強い新入生の出現は九州地区の勢力争いに多大な影響を与えます。長崎大学には医学部や水産学部などの強みがあるので、ぜひ全国から強い新入生に来てもらいたいものです。

 さて、ここからは私の目標ですが、私は団体戦で九州地区を勝ち抜き上位大会に出場したいと思っています。私が調べた限り歴代の長大将棋部が上位大会に進出したという記録は見つかりませんでした。これは長崎の悲願、私が在学中(あと一年、延長は今のところなし)に成し遂げたいです。現在は部内の棋力差やモチベの差も大きいですが、大会には積極的に出てくれるのでありがたいです。

 私はリーダーシップも協調性もない人間(※人外かも)ですが、将棋にだけは(まあまあ)真摯に向き合っているつもりです。だから、本気で強くなりたい新入生がいたら全力でサポートします。長崎大学にも将棋部があるっていうことを知ってもらい、検討の一つに加えていただけたら幸いです。

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