見出し画像

大学生になったけど「何をしたらいいか…」と迷う人が読むnote

どうも!かいとです!

私は去年3月まで高校教員をしていました。当時担任をしていた生徒が今年卒業し、4月から大学生となり、成人を迎えました。このnoteは、昨日入学式を迎えた彼らに込めたメッセージでもあります。
私を知らない大学生(大人も同じく)でも、このタイトルを見て読もうと思ったのであれば、ぜひ最後まで読み続けてください。

新成人おめでとうございます。

担任を持っていたみなさんが大学入学式を迎え、同時に新成人になるってとても不思議で、それ以上に感動しています。SNSでたまたま見かけたスーツ姿を見て、こんなにも成長することが嬉しいんだって思うと、改めて先生って大変だけど、やりがいのある仕事だなって思いました。(あ、私は元高校教員でして担任を持ってきた教え子が今年から大学生なんです。)


140年ぶりに民法が改正され、4月1日から18歳、19歳の人たちが一気に成人になりましたね。大学生と成人が一気にやってくる日本人史上初の出来事じゃないでしょうか。

ただ、成人になったからと言って、全部ができるようになるわけではない、という世にも奇妙なルールがあるので確認しておいてください。

18歳からできること、20歳になったらできること

お酒飲めたら「成人」ってイメージだったのになー。

「成人になると色々とトラブルに巻き込まれるから気を付けなさい!」と先生みたく説教じみたことを言いたいところですが、どうやら政府が東京リベンジャーズとコラボして情報発信しているので下記のリンクをご覧ください。

中身見ましたか??政府のみなさんめっちゃお尻叩かれていますよ。政府が自分達で世界情勢に合わせて、成人の年齢引き下げたのに、めっちゃ18歳煽っているなぁって思っちゃいました。
私は、中高生のお尻を叩くのではなく、背中を押すために株式会社すみかを立ち上げたので、今日は皆さんに一歩踏み出したくなるようなnoteを書きました。
やりたいことある人はどんどん「やりたいこと」「なりたいこと」に向かってチャレンジしてほしいと思っています。その想いには誰も邪魔できないし、周りから何を言われようとチャレンジしてみてほしいです。もうこのnoteを読み進めるのをやめて今すぐ「やってみよう」と思ったことを行動してみてください。
いつか悩むことがあったら、このnoteを見返してください。

「大学始まったけど、何をしたらいいんだ。。。」

私が今回届けたい人は、入学式が終わり、一息つく週末に

「大学始まったものの、何をしたらいいんだ。」
この虚しさって本当しんどい。

と悩むあなたです。

小2から高校3年生までサッカーをやってきて、当たり前のように大学生になっても4年間サッカー続けて、社会人でもサッカーをやるんだ。って思っていました。ただ大学生活始まって1〜2ヶ月くらいすると、「面白いものって、サッカーだけじゃないんだ」って気づきました。そして、大学1年生の夏にはサッカーを辞めてました。理由は、海外に行くから。その想いに駆り立てられた私の行動力は今振り返ってもすごかったなと。

ただ、サッカーによって作り上げられた自分にとってサッカーがなくなると、何をしてもどこか本気って感じがせずくすぶって、「自分は何なんだ?」と悩みまくりました。

大学生の頃の僕にとっては、高校生まで学校という檻に入れられて、大学生になった瞬間、草原に放たれて、「何をしてもいいんだよ!」と言われって酷でした。
「友達ってなに?」ってわからなくなる心の距離感。
「何したらいいかわからない。」という途方もなく感じる漠然とした不安。
「自分は何者なんだろう。」と急に訪れる虚無感。

あれって、しんどよね。

そんな想いを抱えながらも、「立ち止まっちゃいかん!!」と焦りながら、とにかく行動しました。「何をしたらいいか」わからない人の参考になればと思っております。
コロナ前だったからこそできたこともあります。
ただ、世界がどんな状況でも諦めるかどうかは自分自身です
私と同じことをやったほうがいいと言いたいのではなく、この先を読んで自分の内側から湧いてくる「やってみよう」を大事にして読んでください。

①異世界に飛び込む
②普通では会えない人に会う
③「怖いけど、やってみたい」をやってみる
というテーマに分けて紹介します。

異世界に飛び込む

①海外へ行く

私は1ヶ月留学でイギリスに行きました。

サッカーファンにはたまらない空間でした。

とても楽しかったし、勉強になりました。ただ、大学のプログラムに参加して行ったのですが、日本人40人で行ったから日本人同士で話す機会が多くて、楽しい方へ流れてしまっていました。

その反省を活かし、あまり日本人のいない、カナダのモントリオールへ行きました。フランス語と英語が公用語なのでみんなバイリンガル。

楽しかったなぁ。お父さん、お母さんありがとう。

モントリオールには、ワーキングホリデーという制度を使っていきました。

極論何をしに行ってもいいのがワーキングホリデーですが、語学を学べるし、働けるし、「留学じゃないんだよなー。けど、海外行きたいんだよなー。」と思っている人はオススメです。

②村・留学

自然・文化に触れて感性磨かれました。

海外に行ったのですが、何者にもなれなかった虚無感に襲われました。もっと自分を知りたい、日本を知りたいと思って、行ってきたのが村・留学でした。

村には何百年と続く文化があって、まさに持続可能な社会のヒントがあるんですよね。何かヒントを得たいと訪問してみました。
最近やたらSDGsで「持続可能な社会」が謳われるようになりましたが、そんな流行りとかじゃなく、持続可能の本質に出会えたのはいい経験でした。

村・留学じゃないけど、個人的には奥尻に学びに行ってほしい。奥尻ゲストハウスのゆうとくんが作る空間が最高に心地よい。

③本・YouTube・映画も異世界

普段から触れているものではなく、他の人がオススメしている学びがありそうなことにも触れてみる。そういった意味で、読書・YouTubeを観る・映画鑑賞も異世界に飛び込むと言えます。むしろ、一番ハードル低くできる異世界へのダイブです。1000円〜2000円で彼らが経験したことを疑似体験できて、人生の諸先輩方の経験から得た学びを得られると考えると格安です。

ここからはただの私のオススメです。

①勇気をくれるオススメ本厳選3冊
▶︎嫌われる勇気
「嫌われろ!」じゃなく「嫌われる勇気をもって自分の人生を生きよう」というメッセージを小説風に読める。この本のおかげで私は悩みが99%減りました。ただしっかりこの本の内容と自分と向き合わないといけず、めっちゃ気合いが必要です。

▶︎「また、必ず会おう」と誰もが言った
主人公が強がったことがきっかけで高校生が九州からディズニーランドまでヒッチハイクする物語。勇気をくれます。

▶︎夢をかなえるゾウ
やりたいことがないけど、漠然と何かを成し遂げたいと思っている。成功したいと思っている人は必見。まずは愚直にガネーシャの言うことをやってみましょう。

②オススメ映画

③オススメYouTube
YouTubeも暇つぶしに使うだけではなく、学びとしても活用してみてください。タダで今すぐ学べるからここから始めてみるのもいいかもしれません。

▶︎ノータイムポチり
考える前にやってみる」ことを200kmマラソンなどの経験から教えてくれる笑えるし、学びも深いのでオススメです。怠け者こそ見たほうがいいかも。

▶︎マコなり社長
プログラミングスクール社長兼YouTuberというマコなり社長はDJ社長とは違い本物の社長です。私はマコなり社長の動画を社会人から観てますが、大学生から観てたらもっとチャレンジしてただろうなーって思います。


普通では会えない人に会う

授業受けて、バイトして、遊んで、を繰り返すと、だんだん同じ人たちとだけ関わるようになっていることに気がつきました。「このままじゃダメだ」と思い切って、たまたまTwitterで見つけた学外イベントに参加することにしました。それがきっかけで学外の活動に参加し、気がつけば作る側になっていました。「ななめの関係」をつくると自分がイキイキしていることに気がつきました。

ななめの関係を作る

横の関係とは、「同級生・友人」を指し、縦の関係とは、「親・兄弟・大学の先輩/後輩・バイト先の先輩/後輩」を指します。普段の生活の中でよく出会う人たちを表します。一方、「ななめの関係」は年齢は異なるが、上司や部下ではない人たちと対等な立場として築く関係性を指します。年齢は違っても「人として」対等にコミュニケーションが取れるって尊いと気づきました。

1泊2日で「そもそも働くとは?」を社会人と大学生が本気になって話し合い、働くの本質を考えるハタラクキャンプやお酒片手に1つのテーマについて語り合うgreen drinks Kyotoなどを企画運営する中で、素敵な社会人と出会い、働くことが楽しみで仕方なかったです。

コロナによってイベントがオンラインやハイブリットなどカタチを変えながらも今もいくつかあります。ぜひ参加したり、自分で作ったりしてみてください。


「怖いけど、やってみたい」をやってみる

どうやら、私は、何かにチャレンジしなくなると「自分はダメだ…」と自分を責めてしまう傾向にあるようです。行動主義の私が大学時代にやってみたことを載せます。同じ悩みを抱える人は、参考程度に読んでみてください。

・ヒッチハイク

コロナ禍がまだ続く中、ヒッチハイクはやりづらいですが、こういうリスクありまくり、かつ、やる意味がわからないことにやってみるのが大学生っぽくて楽しかったです。今でももう1回やりたいって思ってます。

2泊3日で計15台ほど乗り、小さく北海道を一周

・フリーハグ

カナダに1年間滞在していましたが、どこか「やり切った」と思い切れず、やってみたのが当時流行っていたフリーハグです。あの頃の私は何か爪痕を残さなきゃと必死でした。「日本人好きならハグして」と掲げて、80人くらいとフリーハグしました。気がつけばホームレスとだってフリーハグしていました。

おれ、イキイキしてるなー。

・サイコロの旅

道民として、やはり、水曜どうでしょうへの憧れはありまして、ついにやったのがサイコロが出た目のところへ出かける旅をしました。京都から始まっり、大阪→奈良→滋賀→京都みたいにぐるぐる回り、しまいにはご飯を何食べるかをサイコロで決めました。誰かとやって動画で撮っておくのオススメします。

最後に帰れるかどうかもサイコロで決めました。

・勝手に道案内

「英語力上げたい!」と思った国際関係学部の私は、「実践じゃあ!」と友達に呼びかけ、困っていそうな外国人がいたら声かけて道案内するって超お節介で面白かったです。でも、やはり皆さん気さくで楽しそうでした。

みんな優しく受け入れてくれたなー。

・マラソン

サッカーをずっとやってきた私としてはマラソンなんて余裕だろと思っていたら大間違いでした。いきなり早く走る魔法がないのがランニングで、日々コツコツ積み重ねられた結果、タイムとして現れるのでオススメです。

マラソン2回目の大阪マラソン

「今この瞬間から何者にでもなれる。」

長いこと自分が大学生活やってきたことを書きましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
『嫌われる勇気』を読んで出会った言葉が世に何も残せていない虚しさを抱えて生きていた私にすごく刺さりました。

「人はいまこの瞬間から変われるし、幸福になることができる」
『嫌われる勇気』

この言葉に出会い、「そうか。自分はこれから何者にでもなれるのか。」と今までの自分を受け入れることができ、何事にも素直にチャレンジできるようになりました。

「何もできていない」と虚しさを感じていた自分に最後にメッセージを送るとしたら、

虚しさを抱えて生きてゆけ。
「いま、ここ」に全力であれ。
どの自分も全て一人の自分である。

大学生活を過ごすと、時に他の人がまぶしくて、自分の影が大きく見えることがありました。「なのに俺は・・・」と意味もなく自分を責めることがありました。その虚しさはきっと誰もが多かれ少なかれ抱えていながら生きています。それはなかなか払拭できるものじゃありません。

自分の人生の正解は自分で創るものです。誰かに与えられた模範解答は「正しい」のかもしれませんが、自分が幸せになれるかどうかは別問題です。

自分が幸せになる。その溢れた幸せで誰かを幸せにする。

幸せがなんなのか。

大学生活を本気で過ごしてきた時間が教えてくれます。

それまでは「いま、ここ」に全力を注いでみましょう。


5000字にわたる文章を読んでいただいたかけがえのない時間をとっていただいたことに感謝致します。



この記事が参加している募集

振り返りnote

再現してみた

いただいたサポートは、オンライン進路相談会の活動費に使わせていただきます。