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働くことが幸せに思える3つのプロセス

どうも!今日20km走って腰を痛め、座っている時も辛いかいとです!

さて、先週ようやくcanauで進路相談に乗っていただく大人の方々(通称:サポーター)の研修が終了しました。

まだcanauを知らない方はこちら↑

総勢50名を超える大人がサポーターになりました。
起業家・大学広報・飲食店・建設業・税理士法人・弁護士・エンジニア・フリーランス・リサイクル・メディア・職人など他業種かつさまざまな年代の方がいます。

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彼らには、すぐに進路相談をしてもらうのではなく、安心して、かつ自信を持って、進路相談に乗ってもらえるように事前研修を受けていただきました。

サポーターにとって安心して進路相談にのってもらえるように。

事前研修は大きく2種類。どちらも中高生の進路相談を受ける上で、大切な考え方や必要なスキルを学んでいただきます。

①価値観引き出し研修
今取り組んでいる仕事などを「どうしてやっているのか」という問いから過去を振り返っていきます。ペアワークでお互いの過去を掘り下げることができ、一人では気づくことのできない過去の出来事と今の仕事のモチベーションとの因果関係に気付くことができます。そして、中高時代と幼少期を振り返ることで中高生との目線を揃える効果もあります。

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②コーチング・ファシリテーション研修
中高生との進路相談の際は、中高生が今考えていること、そして、これから実現したいことをできるだけ、効率的効果的に引き出していく必要があります。この手法として、必要なスキルがコーチングファシリテーションになります。

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どちらも、企業ごとに実施するのではなく、各企業のサポーターが都合の研修日に参加していただきます。そして、ここでしか出会えないサポーター同士でペアワークやグループワークを行います。両研修の合計6時間あるのですが、そのうち4時間30分は参加者同士が対話をする時間です。

研修に参加したサポーターが気づいたことを一部紹介いたします。

研修を通して、気づいたこと(学んだこと)があれば教えてください。
「原体験に対する見方が変わりました。単純に背中を押してもらいたかったのではなくて、話を聞いてほしかった、一緒に悩んでほしかったんだなということに気がつきました。」
「好きな言葉を書きましたが肯定して頂けてうれしかった。対話でお客さんとの信頼関係がとても大事なことを再認識出来ました。」
自分が苦手としていたことに少し自信を持てた。中高生に伝えたいことが少しまとめることができた気がしました」
「新しい自分というより、本来の自分で自分自身が気づいていない部分を再確認、再発見しようと思う場となりました。」

アウトプットの時間が多いので、相手に話しているようで、対話を通して、内省が行われ、サポーター1人1人にさまざまな気づきが生まれているようです。この研修を踏まえて、サポーターはこの夏休み(7月21日〜)に初めて出会う全国の高校生に進路相談に乗っていただきます。

研修を通して学んだ「仕事」を誇りに思うことが幸せ

研修には、19歳〜40代の方までさまざまな立場の方がいらっしゃいます。研修をやっていく中で、働くことが幸せになるために大きく3つのプロセスがあるんじゃないかって気づきました。

働くことが幸せに思える3つのプロセス
・仕事を誇りに思う
・自分以外を主語にして仕事する
・「貢献できた」と堂々と思える

ステップ①:仕事を誇りに思う
どんな仕事であっても、今自分が取り組んでいることに誇りを持つことが1つ1つの細かい作業やプロセスにおいて、生産性に影響することがわかりました。(ここは今後、数値化をしていきたい。)

ステップ②:自分以外を主語にして仕事する
仕事を誇りに思っているかどうかは次の問いで決まってきます。「何のために仕事しているのか」という問いに対して、「自分のためだけ」を考えて仕事する場合は誇りを持てません。誇りを持つ場合は、今の自分が取り組んでいることが顧客、社会、世界にどのような影響を及ぼしているかを実感できているかで決まってきます。自己満足ではなく、会社(組織)として実現したいことの手段として、仕事があることを認識し、会社が成し遂げたいことが達成されるつつある過程を一緒に喜べることが「会社」を主語にすることの真意です。

ステップ③:「貢献できた」と堂々と思える
自分が取り組んできた仕事を実際に行って、会社と顧客(内部であれば同僚など)に対して、「貢献できた」と実感できることでさらに「頑張ろう」と思えるようになると思うんです。「堂々と」がポイントで、周りからの評価は一旦分けて考えるべきなんです。評価ばかり気にしていると顔色を伺って仕事することになるので、

誇りを持てない→生産性の高い仕事ができない→会社のことではなく、とりあえず仕事を終わらせようと思う→質の高い成果物にはならない

という負のスパイラルが生まれます。「褒めらないから、感謝されないから頑張れない」は言い訳にしかすぎません。自分がこの会社に貢献できていると心の底から堂々と思えることが大事です。そう思えるまで全力で会社のために取り組むことが大事だと思いました。

仕事への誇り+会社への貢献感=自己満足

この3つが達成されたとき、ものすごくパフォーマンスの高いビジネスパーソンになっていると思っています。

今、このnoteを書いていて思ったのですが、この考え方ってまさにアドラー心理学の考え方だなって気づきました。

それはさておき、

仕事への誇り+会社への貢献感=自己満足

という、公式がビジネスパーソンにとっての働くことが幸せのヒントなんじゃないかって研修を通して思いました。


最後まで読んでくれてありがとうございました。



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