【全て教えます】フィジーク大会でのポージング『各ポーズのポイントと注意点』その他の意識している事。

東京でパーソナルトレーナーをしている澤原魁門(kaito)です。@kaito.sawahara

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このnoteは現役フィジーク選手であり、日本代表として世界大会にも出場した僕が、大会でのポージングで意識している事・注意している事、その他舞台で意識している事や細かな部分まで書いたnoteとなっております。

・フィジーク大会に初めて出場する
・フィジークのポージングがわからない
・ポージングをのコツを知りたい
・ポージングをもっと上手くなりたい

という方に参考にしていただける内容となっています。

【目次】

【フィジーク大会の基本のポージング】
1 フィジークとは?
2 フィジークの基本ポージング4つ
3 フィジークのポージング基本の4つのやり方
4 ポージング:Lウォーク編

【サイドポーズ】

1 フィジーク大会:サイドポーズの基本
2 サイドポーズのポイント
3 ポージングで意識している事

【フロントポーズ】
1 ポージングについて
2 フロントポーズの基本
3 フロントポーズで審査員が見るポイント
【ここまで無料で読めます】
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4 フロントポーズ:審査員に見せる事が重要
【バックポーズ】
1バックポーズの基本
2バックポーズで審査員が見るポイント
(視線の位置・リアの出し方・腹筋の意識の仕方etc...)
3バックポーズの練習方法

【その他意識している事】
1笑顔の作り方・会場で意識する事
2リードフット
3テンポ・タイミングについて
etc...

最後にお礼と僕からのアドバイス

まずはフィジークの大会に出た事のない初心者の方のために、「フィジークの基本のポージング4つと、Lウォーク」についてお話します。

【フィジークとは?】

簡単に「フィジークの審査基準」についてお話します。

フィジークとは、ボディビルとは違いサーフパンツをはいて審査を行います。

そして、フィジークの主な審査基準はこのような感じになります。

フィジークの主な審査基準
肩幅が広く、ウエストが細い「逆三角形の体」
逞しさ
堂々とした態度
オーラ
髪型
サーフパンツのセンス

これらの項目が、審査基準になります。

1番重要なのは「逆三角形の体」です。

海にいて誰もがかっこいいといわれるシルエットが大事になります。

詳しくは【フィジークとは?ボディビルとの違いは?】をご覧ください。

【フィジークの基本ポージング4つ】

フィジークの基本のポージングには、4つのポーズがあります。

フィジーク基本ポーズ

・フロントポーズ
・サイドポーズ(右)
・サイドポーズ(左)
・バックポーズ

この4つが基本のポージングです。

そして、準決勝や決勝で行われる「Lウォーク」というものがあります。

【フィジークのポージング基本の4つのやり方】

基本のポージングを1つずつ説明していきます。

フロントポーズ

これがまずフロントポーズです。

フロントポーズでは、胸を張り、左右どちらかの腰に手を当てて、片方の足を横に長します。

しっかり正面を向いて、小指と薬指は軽く握っておきます。

人差し指と中指を伸ばしているこの形をツーフィンガーと呼びます。

サイドポーズ(左足軸)

フロントポーズから、まずは時計周りに回って、左足を軸にサイドポーズをとります。

反対側の足は後ろに流しておきます。。

そして、左手を腰に添えます。

この時、親指以外の4つの指は揃えておきましょう。

バックポーズ

バックポーズの構えとしてはフロントポーズの反対になります。

ここで少し変わるのが、しっかり背中を広げる事です。

サイドポーズ(右足軸)

もう一度、サイドポーズです。

バックポーズからサイドポーズになる時は、右足が軸足になります。

そして左足を後ろに流します。

最後にもう一度、フロントポーズをとり審査を受けます。

【一連の流れ】
フロントポーズ
⬇︎
サイドポーズ(左足軸)
⬇︎
バックポーズ
⬇︎
サイドポーズ(右足軸)
⬇︎
フロント

この5つのポーズを行うのが、フィジーク大会での基本の流れになります。

【ポージング:Lウォーク編】

準決勝・決勝にコマを進めた人だけが、Lウォークを行う事ができます。

動画では、再生するとすぐにLウォークが始まります。

https://youtu.be/W19FUOJsefg
※余談ですが、12分00秒〜僕のLウォークが見れます。

客席からみて舞台の左袖から出てきます。

そして中央で止まり、ワンポーズ取ります。

ここでのワンポーズは、軽く挨拶程度のポーズです。

そして、客席側に歩き一定の場所で止まります。

【Lウォークで行うポージング】

・フロントポーズ
・バックポーズ
の2種類のみになります。

最後に審査員や客席に一礼やガッツポーズなど好きなポーズをしてゼッケン番号順に舞台後ろに並びます。

以上が「フィジークの基本のポージング4つと、Lウォーク」についてでした。


ここからは、各ポーズのポイントと注意点・そして大会で意識している事や練習方法などを書いていきます。

【ポージングについて】

まず初めに少しポージングの重要性についてお話します。

ポージングは大会にでるにあたって非常に重要なものになります。

体を鍛えて筋肉を大きくする事はもちろん大事ですが、その鍛えた筋肉もポージングが上手く決まっていなければ、良さを最大限に引き出す事ができません。

筋肉は凄くいいのにポージングで損をしている」といった選手がたくさんいます。

僕は周りの選手と比べて筋肉は大きくありませんし、実際に写真や動画で隣の選手と比べても筋肉の大きさは負けています。

ですが、ポージングで自分を大きく見せたり弱い部分を隠す事で、他の大きな選手より順位を上げる事ができています。

なので、これから大会に出ようと考えている人や、今ポージングが上手くいっていない人は、ポージングを練習して順位を上げられるように頑張ってみてください。

ポージング【サイドポーズ編】

まずはサイドポーズからです。

JBBFのフィジーク競技に参加する場合は必須ですので、JBBFに参加する人はしっかり練習しましょう。NPCJに出場する人は飛ばしてもらって結構です。

【フィジーク大会:サイドポーズの基本】

サイドポーズはまず、右足が軸の場合は右手の親指を除いた4本指を揃えて腰に当てます。そして右足を後ろに流します。

これがサイドポーズになります。

【サイドポーズのポイント】

サイドポーズで審査員が見ているポイントはこんな所です。

ポイント
ウエストの細さ
腹斜筋
広背筋の広がり
肩の張り出し
胸の丸み
トータルバランス

【腹斜筋を見せる】

腹斜筋を見せるためには、まず絞れている事が条件ですが以下の事を意識して行ってください。

【腹斜筋の出し方】
・肩と胸を張る
・息を吐き切る
・吐ききったところでキープ
・その状態で腹筋に力を入れる


大きく呼吸をすると腹斜筋が見えなくなるため、小さく浅く呼吸を行うようにしてください。

【ポイント:ヘソは固定】

サイドポーズでは、ヘソを審査員に向けないように意識しています。

審査員にヘソを向けると、腹全体が見える事でウエストが太く見えてしまいます。

できるだけ審査員側にヘソが向かないように固定したまま、赤い線の上側だけを正面に向けるようにします。

こうする事でウエストが太い僕でも、横から見た時に広背筋のラインからウエストを細く見せる事ができます

練習方法
ヘソから上を正面に向けるのが難しい人は、ポールを横向きにしてかついで左右にひねる練習を行いましょう。こうすることで徐々に可動域が広がります。

【サイドポーズでは骨盤を少し前傾】

骨盤を前傾させると、腰のラインに曲線ができ、綺麗に見えます。

全体的に見ると、頭の天辺から足先で「S」の字ができているようなイメージで、立つようにしています。

逆に、骨盤を後傾してみると不恰好になるのが分かるかと思います。

【ポイント:1本の軸で立つ】

重心は、軸足において、1本の軸で立つように意識します。

左右の重心は、「軸足9:1反対の足」になるぐらいです。

ほぼ軸足に重心があるので、反対の足を床から上げてもキープできる状態です。

【ポイント:親指で肩を出す】

フィジークでは、やはり「肩の丸み・大きさ」はマストです。

サイドポーズで肩の張り出しをだすためには、腰に当てている親指で腰を押すような形をとります。

こうすることで肩が潰れる事なく、肩の後ろの筋肉(リア)まで大きく見せることができます。

腰にあてている親指で「ックイ」と上げる感覚です。

文章でお伝えするのは難しいので、詳しく知りたい人は、ポージングを受けに来てください。

【ポイント:胸に力をいれない】

胸に力を入れると、形が潰れてしまいます。

そのため、写真の矢印部分である、胸筋下部の丸みを出すために、胸には力を入れないようにしています。

力を抜く所は抜きましょう。

【ポイント:ツーフィンガー】

手を握った状態や、5本指全てが開いた状態ではなく、ツーフィンガーを意識してください。

意識しているけど、手のひらが審査員に向けられている選手を見ます。

手のひらが見えている状態は、審査員からの印象もよくないので注意しましょう。

僕は、この形を意識しています。

ティッシュをとるようなイメージをしてもらえれば、分かりやすいかと思います。

フィジークのポージング【フロントポーズ編】

次にフロントポーズに入っていきます。

フロントポーズは、どの団体でも最も重要なポージングになるので、絶対にマスターしてください。

フロントポーズはまず、左右どちらかの手を腰に当てて、片足を流します。

腰に当てている親指以外の4本指は揃えておきます。
もう片方の手は小指と薬指を軽く握った、「ツーフィンガー」と呼ばれる形をとります。

これがフロントポーズです。

【フロントポーズで審査員が見るポイント】

フロントポーズで審査員が見ているポイントはこんなところです。

【審査ポイント】
・腹筋
・肩の大きさ
・胸の大きさ
・ウエストの細さ

こんなところが見られています。

簡単にいうと全体のバランス「逆三角形」です。

【フロントポーズ:審査員に見せる事が重要】

ポージングをとる時に重要な事は、審査員に見せることです。

当たり前の事かもしれませんが、これを意識していない選手が多くいます。

点数をつけるのは審査員なので、審査員に向けて自分が最もよく見えるようにポージングを見せる必要があります。

第一に審査員の事を考え、『どの角度なら自分の体が綺麗に見えるポージングをとる事ができるのか?』を考え、頭の先から足のつま先まで意識してポージングをとるように意識してください。

逆に自分の弱みは極力隠して見せるようにしましょう。

【審査員は下から見ている】

審査員は舞台上に1番近く、一段下から選手を見上げています。

なので、審査員に体を見てもらいやすいように、

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【全て教えます】フィジーク大会でのポージング『各ポーズのポイントと注意点』その他の意識している事。

澤原魁門(kaito)

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澤原魁門(kaito)

世界大会出場。元消防士→現パーソナルトレーナー。フィジーク選手として日本代表に選ばれる。 2018年オールジャパンメンズフィジーク-176以下準優勝🥈/ 2018年キングオブフィジーク-176以下準優勝🥇/ 2017年オールジャパンメンズフィジーク ジュニア準優勝🥈

コメント1件

はじめまして

この度フィジークコンテスト初出場するにあたり購入させて頂き非常に細かい説明で参考になっており感謝しております!

1つ質問なのですが、バックポーズのリアの出し方の箇所がイマイチ分かりません

外側に返す。
腕の内旋でクルン。

の部分です。
自分を動画で撮影するとラットスプレッドの要領である程度は背中は広くなったのですが、フィジークの選手のようなリアが大きく&高くが全然できていません、、、

ボディビルの選手のラットスプレッドの時のリアを見ると、自分のバックポーズの時のリアに形が似ています。

この状態からどのようにしたらリアを強調できるでしょうか?
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