世界はもともと醜い
以前人と話してて気づいたことがある。
人を判断する基準が加点方式だなと。
僕は人を信用しない。
人は基本的に
自分を傷つけるもので
期待には応えてくれないもので
思い通りにはならなくて
いつでも裏切り
簡単には分かり合えないものだと。
「この人は害がない」と認識したら自分のセーフティネットの中に入れるんだけど、初対面は特に警戒心が強い。セーフティネット外の人間はいつでも自分を攻撃する可能性が高いと思っている。自分の予想範囲外の行動を取られると理解の範疇を超えてしまって、根拠もなく攻撃されたと勘違いしてしまうのだ。
そういう意味で人を判断する基準が加点方式だ。
反対に世の中の人間はみんな友達で、セーフティネットもクソもない減点方式の人もいる。
どちらが良い悪いではないけど、僕自身は加点方式で良かったと思う。
社会や世界に対して
「どうして世界はいつもこうなんだろう」とか
「どうして人はこういう行動を取ってしまうんだろう」とか
より良い世界に向けた意見を抱けていると思うから。
写真を撮るときには被写体に対して
「こういう人だと思ってたけどこんな良いところがあるじゃん」とか
「ここがこの人の魅力なんだな」と
美点に焦点を合わせることができるから。
世界は美しいと期待することもないから幻滅することもない。
世界はもともと醜いと考えてた方が僕は気が楽だ。
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