見出し画像

一般公開に使える!顔ハメパネルの作り方

顔ハメパネル、というものをご存知だろうか。観光地なんかによくある、ご当地のキャラクターの顔の部分に穴が空いていてそこから顔を出して写真を撮るアレである。ここ数年、所属する研究所の一般公開向けに「ハメパネル看板」を作ってきたので、その方法を紹介する。以下は去年の奴。

必要なもの一覧

・ のり付きスチレンボード
・ 元絵
・ 元絵をきれいにしてくれる同僚さん
・ 「A0ノビ」で光沢紙に印刷する手段
・ カッター
・ コーナークッション(極細、黒)

まずは顔ハメパネル看板の土台となる「のり付きスチレンボード」を買う。のり付きスチレンボードというのは、スチレンボードにのりがついており、保護シールを剥がすとそのままポスターを貼ることができるものである。軽くて作業しやすいが、耐久性という面では不安があるため、屋外での使用はやめた方が良い。筆者が利用しているのは「のりパネ5mm厚A0 BP-5NP-A0」。以下がAmazonのリンク。2枚入って1,890円 (税込 2,041 円) 送料別 (2018年10月23日現在)。

https://item.rakuten.co.jp/poster-frame/bp-5np-a0/

次に元絵を用意しよう。A0印刷に持っていけるフォーマットで吐けるものならなんでも良いが、イラストレータなどが良いだろう。後工程があるので適当で良い。例えばこんな感じ。

これを、デザインセンスのある同僚さんに投げて直してもらうと、こんな感じになる。

これを印刷しよう。EPSONプリンターなら「A0ノビ(914×1292mm)」で印刷すると短辺の長さがちょうどよくなる。ただし、上下が少し足りなくなるので、元データを作る時には上下に余白を作ること。また、印刷は「普通紙」ではなく「光沢紙」を選ぼう。普通紙だとシワになってうまく貼れない。光沢紙は高いのだがきれいに貼ることができる。

印刷中・・・

印刷が終わったら、スチレンボードと位置合わせをして、下部をクリップで止める。

のり付きスチレンボードの保護紙は、短辺方向に破れやすいようになっている。そこで、ポスターを下部に止めた状態で真ん中だけペリペリ剥がす。カッターなどは不要で、ただ手でちょっと端を破ってペリペリするだけで良い。

真ん中を剥がしたら、そこだけポスターを接着する。その後、上の保護紙を剥がして、空気が入らないようにポスターを接着。下も同じようにする。

↑ここで空気が入らないように慎重に!

次に、顔をハメる部分を切り取る。下にカッターマットなどを敷いて、カッターで切る。

スチレンボードをカッターで切ると、切り口が鋭くなって、そのまま顔をハメると痛い。そこで、コーナークッションをくっつける。コーナークッションとは、家具の角に貼り付けて頭や足をぶつけても痛くないように保護するものである。だいたいのホームセンターに売っているが、例えばカーボーイの安心クッションL字型90cm 極細の黒などが良いかと思う。税別460円くらい。それを両面テープで空いた穴に貼り付ける。

完成!あとは適当なところに固定しよう。

ところで、「柏キャンパス一般公開」が10月26日(金)〜27日(土)の日程で開催されます。大人も子供も思ったより遊べる上に、スタンプラリーなどの景品もわりと豪華です。そこら中に立っている説明員を捕まえていろいろ質問攻めにするのも楽しいと思います。進学先として柏キャンパスを検討している学生さんも大歓迎です。上記顔ハメパネル看板も設置しますので、是非遊びに来てください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?