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「おまかせ」したいと思える人

何かできない事があった時、誰かにお願いしようと思って迷ったことはありませんか?
それが個人でも業者でも、この人は信頼できるのか判断するために「一度会って話がしたい」と思った事もあるのではないでしょうか。

このイベント『会話とオーダーメイド』の企画者(筆者)はholo shirts.というオーダーメイドのシャツ屋を主宰しています。
普段、シャツのオーダーは初めてという方も含めて「普段着のシャツ」の注文を承っています。

試着や採寸が必要なこともあり、お会いしてお話を聞いてオーダーをいただくことがほとんどです。
デザインを決めるというのは、なんとなくイメージできていても細かいところは考えられていないことがほとんど。僕は「口出ししながら一緒に考える」スタイルなので、「任せるよ」と言ってくださった時には信頼してくださったんだなと嬉しい気持ちになります。

このオーダーメイドのイベントでは、一つでもこんな信頼関係が増えるといいですし、「今はオーダーしないけど、こんな人がいるんだ」と発見を持って帰れるようにしたいと思っています。

お願いする作り手は誰でもいいわけじゃない

そもそもなんでこのイベントを立ち上げようと思ったのか。
それは、オーダーメイドを試す、ちょっと話を聞く場があまりに少ないなと日頃感じるからです。

いろんな種類の作り手がいる中を散策して、気になったら話を聞く、その時オーダーしないなら「ちょっとあっちも見てきますね」と言って気軽に退席する。そんな風に単純に自分の引き出しを増やすためだけに使ってもいいと思っています。むしろ推奨します。

オーダーは、何を作るかも大事なのですが、それを「誰に」依頼するかが最も大事だと言っていいです。
その誰にお願いするかを決める上で、世の中にどんな作り手がいるのか知らなければより正しい判断ができません。

この『会話とオーダーメイド』は、気軽にどんな作り手がいるのか知るためのプラットホームとして、開かれた場所でありたいと思っています。


心温まるサポート、もしいただけたらイベントでご来場者に配布する印刷物の充実や、出展者に美味しいものを差し入れしたいと思います。