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起業の科学 要約1 そもそもアイデアって何?

こんにちは!Kaiyaです。この記事は私が最近よんだ起業の科学のアウトプットとチームのみんなの助けとなるように簡単に要約していく記事です。コレを読んでもし興味が出た方がいましたら是非本書を読んでみてください!

今回の記事では、本書の作りにそうように4つの章で区切ります。また、多くなりすぎないように約300文字以下で要約します。つまり表面をなぞることしかできないのでそれを頭に入れながら読んでいっていただけると幸いです。

1-1 スタートアップにとっていいアイデアとはなんだ?

『スタートアップにとって生死を分けるのはPMF<熱狂的な顧客を想像できるか>を達成できるかどうかだ』と米国VCマーク・アンドリーセン氏は語る。ではこれを達成するためにはどうしたらいいのか。それは顧客の課題に親身に沿うことが大切です。よくスタートアップはできることを商売にしたり、奇抜なアイデアだけで勝負することがあります。それは悪いことではありませんがPMFを達成するためには少し難しいです。必要なのはソリューションよりイシューなのです。また、取り組む課題は①自分自身の課題もしくは②近しい誰かの課題にした方がいいです。なぜなら、スタートアップは軌道に乗るまで辛く険しい道のりが待っており本当に取り組みたい気持ちがあるものしかエネルギーが続かないからです。その中で選ぶならなるべくアンセクシーつまり意味がわからないくらいぶっ飛んだアイデアの方を推奨されます。なぜなら、全員にわかるアイデアはもう出ているか今後、大企業が資金力に幅を聞かせて参入しやすいからです。以下にそんなアイデアを奮いにかけるための選ばない方がいいアイデアを掲載していきます。①誰がみてもいいアイデアは避ける ②ニッチすぎる ③自分が欲しいものではなく、作れるものを作る ④根拠のない想像上の課題 ⑤分析から生まれたアイデア ⑥激しい競争に切り込むアイデア ⑦一言では言い表せないアイデア とりあえず、この7つを守ればそこそこ良いアイデアにはなります。

1-2  スタートアップの原則って何?

次にスタートアップの原則を書きます。スタートアップとは急激に成長するものです。他のゆっくり成熟するビジネスは大抵スモールビジネスと呼ばれるものです。ではスタートアップビジネスを作るためにはどうすれば良いか。それは97%のことにnoと言えるか。つまり常識に縛られないかどうかにかかっています。以下に書いていきます。①詳細なビジネスプランを作る ②正確なファイナンシャル・プロジェクションを作る ③精密なリポートにこだわる ④「まあまあ好かれる」プロダクトを大勢の人向けに開発する ⑤詳細な仕様書をもとに開発する ⑥最初に想定したビジネスモデルに執着する ⑦競合を意識しすぎる ⑧差別化を意識しすぎる ⑨Nice-to-haveな機能を追加する ⑩最初からプロダクトデザインやユーザビリティーの詳細にこだわる 11最初からシステムの自動化・最適化を行う 12ビジネスモデルが出来上がる前に積極的に人を雇う 13直接関係のないネットワークイベントや飲み会に参加する 14経歴が立派な営業責任者や事業開発者を雇う15ビジネスモデルの検証が終わる前にパートナーシップや独占契約を結ぶ 16セールスよりもマーケティングやPRにフォーカスする 17仕事の役割を厳密に設ける 18NDA<機密保持契約>を交わす 19受託開発や業務委託を必要以上に設ける 20業界の専門外からのアドバイスに頼る 21VCに積極的にアプローチするこの21をやらないことが大事です。また、世界にないものを作り続けていくので既存の常識に拘らず進んでいくことが大切です。具体的には1 100点満点の解答用紙に正しい答えを埋めようとするゲームを忘れる。2 上司にうまく報告するゲームを忘れる。3多くの人に好かれるゲームを忘れる。4少しずつ改善するゲームを忘れる。5多数の競争相手の中で一番になるゲームを忘れる。6予算消費のゲームを忘れる。7最初から広い市場を狙うゲームを忘れる。8うまくいかなかったことを誰かのせいにするゲームを忘れる。主にこの8つです。

1-3 アイデア蓋然性を狙え

スタートアップにおいてそのアイデアが時代を変えるものであるかという視点は必要です。例えば岸本光氏はシェアリングエコノミーがはやる数年前からそれにちかしいビジネスを立ち上げ失敗した経験より時代のながれを読むことも大切であると語っています。しかし、時代を読むのは今現在や来年ではありません。約5年後から10年後に世界はどうなっているのか仮説を立てて進んでいくことが大切です。そのためにはPEST分析をお勧めします。PEST分析とは1 politics<政治>2Economy<経済>3 Society<社会>4 Technology<技術>それらを総合的に判断し仮説を立てて行動することが大切です。


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