アジア美女

【留学体験記】アジアの日本が目を逸らしてはいけないこと

 「アジア」って言葉ずっと見ているとこんな字だっけと錯乱しませんか...?

こんにちは、noteを始めてはや1週間が経ち、多くの方に見てもらって感謝感激、元ラジオDJ大学生 Leoです。

みなさん日本って国、ご存知ですよね?
アジアの島国で、経済大国3位で、アニメや日本文化が人気な国...

んなこたぁ知っとるわいといった具合でしょうか。
では日本に住んでいるんだから知っていて当たり前だとおっしゃるみなさんに質問です。

『日本は世界から尊敬されているでしょうか?』

いや、世界中で日本の技術を褒められてるしアニメも人気だし尊敬されてるっしょ...?
そう、思っていいらっしゃいますか?

日本で流れるニュースは日本を褒めるようなものばかりですが、実際にはどうなのか。果たして本当に日本は世界から尊敬されているのか、僕が感じたことをご紹介します。


日本の文化

日本の文化は言わずもがな世界中で人気。行雲流水、色即是空。刹那に心を思う色とりどりの文化で、近代化と自然の融合の現代において注目されているものの一つです。

おもてなしの精神やもったいない精神など、世にも珍しく民族の心にも注目されるほど日本の文化は外国から支持されています。

そしてみなさんご存知の通りアニメや寿司、これらは大人気と日本のメディアでは取り上げられていますよね。果たしてこれらは本当に世界で人気なのか?一部の日本好きな外国人の声を集めただけではないのか?
多国籍国家のカナダで聞こえた日本の文化に対する印象は...

『日本の文化は本当にめちゃんこ人気でした。』

カナダに来てすぐに驚いたことは『日本の車がめちゃめちゃ走ってる!!』ということでした。
そういえばニューヨークに旅行した時も多く見かけた気がします。そりゃトランプ大統領が日本車にケチつけるのもわかるというほど、80%くらいが日本車でした。

日本製のものは噂どおり信頼されており、実際に外国の方にインタビューをした時にも「日本製は長持ちするし質がいいから最高だよ」と言っていました。電化製品を始め、特に日本車はかなりの支持を得ていました。

また僕が日本人だと紹介すると

「おれドラゴンボールの映画見に行ったよ!」
「ナルトの漫画全巻持ってるよ!」
「月に変わってお仕置きよ!(男)」

などなど大人から子供まで日本のアニメや漫画を好んでいました。コロンビアからきた友達と熱くドラゴンボールについて語ったあの夜は忘れられません(ドラゴンボールGTは海外でも不人気でしたw)

またカナダでは寿司レストランが多くあり、カナダ以外から来た外国の方達も彼らの国で寿司を食べたことがあると言っていましたので、これも噂通り世界中で人気でした。


日本は尊敬されているの?

文化や日本製品が世界中で人気なのは分かりましたが、日本という国自体は尊敬されているのか。僕はこれについてこう感じました。

『思っている以上に日本、尊敬されてる!!』

日本、尊敬されていました!!正直日本で聞いていたニュースは日本人向けにねじれたものだと思っていたので、素直に驚きました。

「日本に行ってみたいんだよね。北海道と博多と新宿に行きたい!」
と世界中の方が言っており、地名まで知られていることがただただ驚きでした。

日本人は文化面、技術面、そして精神面に対し尊敬されていることを強く感じました。特に韓国、台湾、ベトナムの方々は同じアジアということもあり、アジアである日本が世界で人気なのが自分たちのように誇りに思うといった印象をお持ちでした。

ここまではただただ日本人として嬉しいことでしたが、これらを聞いた時に同時にこのようなことも感じました。

『日本よ、このままでは誇りを失うぞ』


リーダーとしての日本の誇り

日本は特にアジア諸国から、世界と渡り合うほどの経済大国であるということからアジアのリーダーのような立場にあると感じました。

こうして海外に長期滞在するまでは日本はただすごい国なんだな〜程度にしか感じていませんでしたが、今では日本はアジアのトップとして険しい道を切り分けるリーダーでいる必要性を感じています。

一つはまだまだアジア人は少数派であることという理由からです。

僕は日本人の人が自分を紹介する際に北米の方やヨーロッパの方から
「10歳だと思ったよ〜」などと言われる光景を多く目の当たりにしました。

僕自身もバーに友達と飲みに言った際に
「お子ちゃまはお酒を飲んじゃいけないんだよ?笑」
などとパスポートを提示して年齢を確認した上でそう言われました。
場の雰囲気的にジョークのように言ったつもりなのでしょうが、アジア人は若く見えるということを「肌が綺麗」という意味ではなく「子供にしか見えない」とバカにしてくる方が現実には少なくありませんでした。

彼らは僕らを傷つけるつもりは一切なかったと思います。それは子供に見えると言われてもアジア人は嫌がらないと思われているからです。

世界に対してまだまだアジアの声は届きづらい状況です。日本はアジアの代表として世界に声を届けるポテンシャルがあると信じています。

そして尊敬されている国であるならば、アジア諸国を引っ張る責任もあると思います。僕はもっと文化や技術面ではなく、アジア人としての日本人の立場をもっと世界に表明していかなければ、日本は過去の栄光にすがるだけの後進国になってしまってもおかしくないと考えます。


最後に

僕はこの日本の実情を目の当たりにした時に強烈な使命感を感じました。
僕も一日本人としてその使命を全うできるよう猛進していこうと思います。



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