留学はして良い

留学は勉強した人しか行っちゃダメな訳ない。行きたい人は行っていい。


留学は英語ができる人しか行っちゃだめという記事が多くて若干呆れています。

こんにちは、最近は英語がもっと話せるようになってきて外国人の友達も増えてきました。

今回は海外留学、特に語学留学は英語をしっかりと勉強した人しか行っちゃダメなのかについて書いていきます。

先に結論を言います。

『誰が行ってもいいに決まってるだろ!!!』

英語に自信がある方が書いた記事なのかわかりませんが、確かに留学してもある程度の英語力がないと苦しいと思います。ですが求められている英語力ははっきり言いますが中学レベルです。更に言えばどれだけ筆記の英語が得意でも英会話は全く通用しません。物事を英語で考えられる英語脳を作れるかどうかによって英語が話せるかは左右します。そして英語脳なんて中学で習った内容でしっかりと手順を追えば誰でも作れます。

そこでいかに留学のハードルが低いかをお伝えしたいです。


求められているレベル

留学をしてもいいと言う最低基準がもしあるのなら、それは「中学校の英語についていけていたか」です。これはセンスの問題とかではなく、単純に英語の勉強をしたことがあり、かつ基本的な英語のルールや特徴がぼんやりとでもわかると言うことです。

これは偏見ですが、英語のスコアが高い人の英語は回りくどい表現ばかりで正直ただ長い文を口にしているにすぎないです。僕が留学を通して英語ができると思う方はしっかりと相手と楽しく会話ができている人です。使っている単語はほぼ全て中学レベルです。

自分のことを言うと恥ずかしいですが、僕は先生や友達に英語が上手ねと褒めてもらったことがあります。実際に僕も留学に初めてきた時と比べると段違いで英語が話せるようになりました。3時間くらいカフェで話をしていても楽しく日常会話ができるレベルが今の僕のレベルです。使っている単語、用法は99%中学レベルです。

語学留学に英語で会話したいがために来た方は中学レベルをマスターすれば満足した英会話ライフを過ごせると思います。


留学に対する大きな勘違い

中学レベルができればなんて言いましたが、正直自分の言いたいことをもっとストレートに言うにはさらに高いレベルが求められます。ですがここに大きな勘違いがあります。

『そもそも留学は1度しかできないものじゃない』

留学する前に英語をマスターしてから来いとだいぶ上からありがたくアドバイスをくれる記事がたくさんあって助かりますが、そもそもこれらの記事を書いている方はなんで留学が1度きりのように書くのでしょうか?

僕は今回カナダに長期留学として来ていますが、過去に一度フィリピンの語学学校に行っていたことがあります。その時にいかに自分の英語力がハリボテなものなのか、いかに英会話に直結したスキルじゃないのかと痛感しました。そこで英会話をするのにどのような力が求められるのかを知ることができ、今回のカナダ留学ではある程度対策してこれた結果、今ではスムーズに英語を話すことができます。

英語を話したいと思う方が日本で勉強をしても文法やリーディングをするだけでしょう。ですが断言します。これらのスキルがあったところで英語は話せない。


留学を2回に分ける

日本でしっかりと英語()をマスターしてから留学をするよりも、留学を2回以上に分けて行うことの方が効率的です。その流れを説明します。

●まずは留学を短期で行い、自分の英語の実力を肌で体感する。
●帰国後、自分に足りていない英語力を確認
●次の留学を決め、その間に足りないところを補う
●再度留学をし、自分の英語を試す

2回に留学を分けることで、英語に自信がないけど英語を話せるようになりたい人への最初の障害である『英語をマスターしてから留学する』をクリアすることができます。

『敵を知って己を知る』と言う言葉の通りです。闇雲に日本で勉強してから留学をと考えると返って時間と労力を無駄にし兼ねません。

それでも留学には1回しかいけない事情があるのであればDMM英会話など国内で手軽にできる英会話を試してみてもいいかもしれません。


留学は勉強しに来るところではないが学ぶことは多い

自分も感じましたが多くの方も実際に語学留学を経験して、留学は受験のような勉強をする環境ではないという印象を持っています。

ですが字のごとく外国に留まって学ぶというように多くのことを学びます。それは異文化間での相違や価値観の違いなど千差万別ですが、こと英語に関して言えば日本の方が多くの知識を学べます。ですがそれはただの知識でしかなく、僕も痛感したハリボテの英語力です。

実際に英語を使ってみて自分の実際の英語力を確認し、足りない部分は自分の不断の努力で補うことが大切です。実際に自分のレベルを認識し、勉強するべきものを学ぶ。僕はこれを受験などの勉強ではなく真の学びであると思いました。

最後に

留学についての記事を検索しても頭のいい人たちがこぞって留学をしたいと考えている人たちの芽を摘むような、可能性を潰すようなものが多くみられました。

日本人の完璧主義な部分は良い面も悪い面もありますが、こと留学に関しては楽観的に、自分が留学したいと思ったのであればやっちゃいましょう!!

背中は自分で押してみても良いのではないでしょうか

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