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野球にはないバスケの魅力(B革新を盛り上げよう)

プロ野球、開幕🌸
日本の“季節感”と連動して開幕を迎えるプロ野球は、今も尚、変わらぬ人気を博し続けている。

バスケ(Bリーグ)としては、2年半後に開幕を迎えるBプレミアを盛り上げ、成功させるために、日夜、日々、努力をしているところだろう。

3年前に自分が書いた記事を読み直していた。
プロ野球解説者の里崎さんと、我らがBリーグチェアマン島田さんの対談だ。
今読むと、すごく先を見据えた素晴らしい対談内容なので、興味がある方は読んでいただきたい。

3年前の僕は、島田さんの目指しておられるステージが理解できていなかった。
非常に恥ずかしい記事…となっている。

しかし、今読んで感じる「野球とバスケの魅力の違い」こそが、この時気づかなかった『選手が話す』ということなのである。


僕は3年前、バスケットボール選手はヘッドコーチが指揮を執る戦術を忠実に遂行するだけの“駒”だと言っていた。メディアにあーだこーだ たくさん話すよりもプレーに集中すればよいと思っていた。
それだけその当時はマイクを向けられて流暢に話をするような選手が少なかったことも意味している。

しかし、今は逆だ。
正しくは、この時島田チェアマンが仰っていたことに大賛成で、バスケットボール選手自身にもたくさんメディアで話ができる、伝えるのが上手い選手が増えてきた。
これこそが野球にはないバスケットボールの魅力なのである。

世の中は、メジャーリーグベースボール、大谷翔平選手の話題でいっぱいだ。
ポジティブな面でもネガティブな面でも、とりあえずメディアは大谷選手の情報を届けておけば間違いないようで、右往左往、走り回っておられる。
しかし、ふとそこに、バスケとの違い(違和感)を見つけてしまった。
それは“通訳”の存在である。

あんなにメディアを賑わす大谷選手だが、試合後のインタビューには通訳の方がぴったり横に付いておられる。
しかし、バスケならどうだろうか?
渡邊雄太選手、八村塁選手、彼らは通訳なしでインタビューに答えているはずだ。
それだけバスケットボールというスポーツはコートの上での選手同士のコミュニケーションや、コーチの指示(戦術)を正確に理解するコミュニケーション能力が野球とは比べ物にならないくらい必要なのだ。
そして、アメリカで成功しているバスケットボール選手は、みんな、語学の習得に対して、本来取り組むスポーツ以上に血のにじむような努力と、耐え難い苦い経験を乗り越えて、あの輝かしいコートに立っているのだ。

「話す」という点では、野球よりもバスケットボールの方が価値のあるスポーツなのだと思う。
それこそが、もっとメディアや、バスケをあまり知らないようなファンの方にプッシュできる「バスケットボールの魅力」であると私は思うのだ。
バスケットボール選手は、もっともっとこれから自分自身のことや、チームのこと、B革新のことについて「話す」べき。議論していくべきなのである。

そのためにはしっかり世の中のことや、バスケットボールに関わること、経済のこと、流行、教育、医療のことなど、もっともっと学んで、賢くなって、日本という国を明るくポジティブに盛り上げていかなければいけない。
学ばないといけないのだ。


さぁ、Bリーグ、レギュラーシーズンも佳境だ!
熱い熱い戦いと、その時感じた「リアル」を、言葉で届けてくれ!


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