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はじめてのイベントの作り方(第1回 始まりは個人の思いから)

はじめまして。

僕のnoteに興味を持ってご覧頂きましてありがとうございます。

普段は外資系企業で勤務する普通のサラリーマンですが、社外活動としてイベントセミナーの主催者として企画運営を数多くしています。

イベント開催を重ねることで、かなりノウハウは溜まってきたのでそれを文書化したいと思います。

連載企画です。どれくらいのペースで書いていくかはわかりませんがお付き合いいただければと思います。

規模感としてはこれぐらいのセミナーをイメージして書きます。大前提として社外活動での楽しみを目的としたイベントなので利益は目的としません。
・自分個人で企画運営する
・講師と個人的なつながりがある
・思いついてから2ヶ月後に単発実施
・できるだけ経費は抑える(場所代ぐらい)
・集客40人ぐらい目標

講演会やセミナーをベースに書いていますが、ただ汎用的な話をするので、パン作り体験イベントをやりたいでも、手芸イベントでも、変わらないと思います。

1.まずは個人の思いから始める

僕がイベントを実施するときにはかならず誰かの欲求があります。
どちらかといえば僕は、「この人の話を聞きたい!」という欲求が先にあって、その人を呼んでセミナーに仕立て上げることが多いです。

もちろん、講師側の立場になって何かを伝えたいという欲求もあります。

いずれにせよ、小さくてよいのでとても個人的なわがままな欲求が必要です。

企画準備をしているとだんだん趣旨が発散していきます。そのときに最初にやりたかった人の思いを確認することが個人事務局の場合にはよりどころになるんです。

最近やったイベントでは、セミナーである人の話が聞きたいというFacebookのコメントをから一気にイベントに仕立て上げました。

マーケティング分野ではペルソナを定義して仮想的な顧客を見出すことをしますが、最終的に40人ぐらいのイベントであればペルソナを考える代わりに具体的な個人の人の欲求によせるぐらいでいいと思います。

2.人をおさえる

誰かの話が聞きたいということになったら3人で悪巧みをします。

3人は
・内容を提供する人
・受け取りたい人
・事務局(あなた)

です。

提供する人は、話す人かもしれませんし、なにか技術を教える人かもしれませんし、歌う人かもしれません。

なぜ悪巧みは3人なのかはこちらをご覧ください。

最初の欲求をもっている人が、提供する人の場合も、受け取りたい人の場合もあると思います。

発端が提供する人の場合には簡単です。受け取りたい人をひとり見つけてその人を巻き込んで悪巧みをすればよいのです。

問題は、発端が受け取りたい人の場合です
この場合は話す人に対して依頼をかける必要があります。

趣味で事務局をするの場合には、個人的なつながりで提供する人にアプローチができる関係であることが必要です。

依頼をするのに業者が入ってしまうと固定費が高くなります。
具体的には講演料ですね。たとえば1回で数十万円などという講演料がかかるとすると、個人での主催では荷が重いです。

固定費が高いと、その分だけ頑張らないといけなくなるため、報酬が欲しくなります。個人的なつながりがあり格安もしくは無料で講師をしてくれる関係性でないとなかなか難しいと思います。
もちろんそのためには依頼する講師がわに金銭以外のメリットが必要になります。

すこし脱線しますが、個人運営でやる場合には固定費ではなく変動費型の経費構成にする必要があります。

固定費  ・・・ 集客が何人であろうとかかる費用(講演料、会場費)
変動費  ・・・ 1人あたりの費用 (配布資料など)

会場費は集客に合わせて大きく変更できる余地があるなら変動費ですが、多くの場合には告知の兼ね合いもあり簡単には変更できないので固定費になります。
個人運営の場合にはできるだけ固定費を押さえないといけません。そうしないと集客が少なくなったときに自己負担することになります。

とにかく、まずは提供したい人と受け取りたい人と事務局の3人が集まる必要があります。あつまるのはリアルの場でもLINEグループやFacebookメッセンジャーでもいいです。
とにかくさっさと情報交換と企画検討を始めるための場を作りましょう。



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