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[Sight #010] Bob Marley Museum / One Loveを語り伝える。

青年海外協力隊の活動とともに、ジャマイカの観光スポットなどを不定期でお届けしています。記念すべき10回目となる今回は、首都キングストンにあるボブ・マーリー美術館(Bob Marley Museum)をご紹介します。

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ボブ・マーリー美術館はキングストン中心部から車で約10分。「Hope Road」という幹線道路沿いにあって、真っ黒な塀が目印です。

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陽気なラスタのガイドとともに美術館の中へ。なお、建物内は撮影禁止。実際に訪れて自分自身でボブのインスピレーションを感じ取ってほしいから、だそう。

この美術館はボブ一家の住居兼スタジオだった建物で、レコードや当時のコンサートのバックパス、スタジオ機材などの音楽資料から、ベッドルームや仕事場などのボブのここでの暮らしが垣間見える展示まで、ファンには堪らないボブの世界を堪能できます。

ガイドによって、ボブ・クイズを出してきたり、好きなボブの曲を歌わされたりするそうですので、多少予習していくとガイドとのコミュニケーションをより楽しめると思います。

The Shot Room

ボブはかつて、この自宅で襲撃される事件に遭いました。この部屋で実際の弾丸の痕を見ることができます。政治的な思惑だったなど諸説あるようですが、犯人は結局見つかっておらず、この事件を題材にした小説や映像が制作されています。

Catch a Fire

喫煙スペースの名前は、ボブのアルバム名にちなんで「キャッチ・ア・ファイア(Catch a Fire)」というシャレ。ちなみにジャマイカで「Smoke」というと、タバコではなくてガンジャ(Ganja)のことを指します。道端でよく「Do you smoke?」と声をかけられるのでご注意ください。

Caution!

「落石注意」ならぬ「果物落下注意」という、かわいらしい注意看板。日本語訳のオシイ間違え方がまたかわいらしい。

One Love Cafe

敷地内にはカフェが併設されています。アイリッシュ・モス(Irish Moss / Sea Moss)という海藻は精力増進効果があるそうで、カフェでそれが入ったスムージーが飲めます。ボブの曲「Stand Up, Get Up」はそういう意味なんだぞと、ガイドがニヤニヤしながらジョークを飛ばしていました。下ネター。

昨年2018年にレゲエ(Reggae)が無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage)に登録されましたが、その発展に多大な貢献をしたボブ・マーリーに心から敬意を込めて、リスペック。


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